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 アップルのiPadが2010年5月28日に発売されるようですね。


 私は買いませんが、iPadの発売によって、デジタル書籍が今までよりも販売・流通すればいいなと思っています。


 弁護士は法律書等の本をたくさん買わなければいけません。本をたくさん買えばお金はかかりますが、経費になるわけですし、お金がかかることはさほど問題ではありません。


 問題は置き場所です。ある裁判の関係で本を何冊か買って、その裁判が終わったからそれらの本を捨てるというのは、もったいないですし、類似の事案を扱えばその時にまた必要になるかもしれませんので、大規模な法改正があったりその本の改訂版が出たりしない限り、あまり本を捨てることはありません。


 十数年も弁護士をしていると、持っている本の冊数がすごいことになり、事務所の面積を圧迫することになります。


 電子書籍、ネット等でダウンロードする書籍ということになると、端末等以外は有体物は必要ありませんので、何百冊、何千冊の蔵書があっても、場所をとりません。


 通読するための本だと電子書籍はちょっと読みづらくて大変かもしれませんが、調べるための本であれば場所をとらずにとてもいいのではないかと思います。


 私が今、一番電子書籍化してほしいのは、有斐閣の、新版注釈民法というシリーズです。民法の最も詳細で権威ある逐条形式のコンメンタールで、全28巻ぐらいだったと思いますが、詳細であるため、1冊1冊がかなり厚く、書棚の場所をとります。おまけにこれだけ冊数が多いと、入手が容易な巻と入手が困難ないし不可能な巻が出てきます。電子書籍であれば、売り切れによる絶版ということはないでしょうから、その意味でも新版注釈民法の電子書籍版が待ち望まれます。


 もしiPadに対応した新版注釈民法が出たら、iPadを即買すると思います。



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