電験3種過去問の傾向と対策 -3ページ目

2019年電験申し込み受付中

皆さん こんにちは。電験3種傾向と対策研究会です。

 

今年、2019年の電気主任技術者試験の申し込み受付中です。

電気技術者試験センターのWebではインターネット申し込みが出来ます。

 

締め切りは6月12日水曜日午後5時です。

まだ、自信が無い受験生もいるでしょう。

 

しかし、1年に1回の試験です。まだ、試験まで3ヶ月あります。

ひとつか二つの科目合格なら十分に狙えます。

 

ぜひ、申し込みましょう。

 

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電験3種2018年理論問8

皆さん こんにちは。電験3種傾向と対策研究会です。

 

去る9月2日に今年の電験三種試験が実施されました。

問題と解答が電気技術者試験センターから公表されました。

 

理論問8では並列共振回路の問題がでました。

並列共振回路の特徴を理解していれば簡単に解けます。

 

並列共振回路においては、コンデンサとコイルの間で電流が還流します。

この時、電源側から共振回路を見たインピーダンスは無限大になります。

だからコンデンサとコイルの並列回路を「開放(オープン)」と考えられます。

(それゆえ交流電圧源からの電流は最小になる)

従って、電流値はオームの法則V=IRより

I=10÷(1+1)=5

 

電流は5Aです。

 

負荷は抵抗だけなので電圧と電流の位相は同相です。

 

最後に共振周波数を計算します。

各周波数をω(=2πf)とします。

 

コンデンサのインピーダンスはZc=1/ωC。コイルのインピーダンスはZL=ωL。

共振状態なのでZc=ZL。

従ってωL=1/ωC(両辺にωをかける)

ω^2=1/LC

ω=1/√LC(ω=2πfより)

2πf=1/√LC

f=1/2π√LC

問題図よりL=2、C=1.5なので

f=1/2π√2×1.5

f=1/2π√3

 

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電験3種2018年理論問6

皆さん こんにちは。電験3種傾向と対策研究会です。

 

去る9月2日に今年の電験三種試験が実施されました。

問題と解答が電気技術者試験センターから公表されました。

 

理論問6では直流回路の問題がでました。

オームの法則とキルヒホッフの法則を理解していれば解けます。

 

E=IRのオームの法則とキルヒホッフの電圧則(第二法則)を使います。

キルヒホッフの第二法則は「起電力の和は電圧降下の和に等しい」です。

 

問題文に従って方程式を作ります。

 

1.4=Ra×56×10^-3+Rb×56×10^-3 壱

1.4=Rb×35×10^-3+Rc×35×10^-3 弐

1.4=Ra×40×10^-3+Rc×40×10^-3 参

 

3元1次方程式です。中学校で習う数学の一部です。

一般的に習う2元1次方程式よりも、未知数がひとつ多い。

しかし式が3つあるので「未知数=式の数」だから解けます。

 

壱の式からRa=***の形に変形して参の式のRaに代入します。

(または参の式の両辺を1.4倍(56÷40)して壱の式から引く加減法を使う)

 

するとRaが消えてRbとRcの2元1次連立方程式になります。

(Rbを求めるのだから、Rcを消してRaとRbの連立方程式にしても求められます)

 

これを解くとRb=15と答えが出ます。

 

参考WEB

キルヒホッフの法則

分かりやすい高校物理の部屋

 

中学校数学学習サイト

連立方程式の解き方代入法

 

連立方程式の解き方加減法

 

 

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