手のひらを太陽に 〜Kominka Lifeのススメ〜

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一般社団法人伝統建築防腐防虫対策協会 茨城支部 支部長のブログです。防腐防虫から化学物質、ライフスタイル、古民家まで幅広く綴ってまいります。

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おはようございます。

朝からびっくりなニュースを発見です。


“厚労省、ネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和”


失礼ですが、何をお考えになっておられるのでしょうか?


食品に含まれるネオニコチノイド系農薬の残留数値の規制強化ではなく、

“緩和”ですか !? はぁ?


根拠がわかりません!


ニュースでは、『同残留基準の見直し過程で、国は2度にわたりパブリックコメント(国民からの意見募集)を実施。合計で約2千件が集まり、その大半が緩和に反対する意見だった。

環境NGOのグリーンピース・ジャパンは同日に声明を発表。「残留基準の引き上げにより、政府は危険なネオニコチノイド系農薬の摂取を増加させている。同農薬が人や環境へ及ぼしうる悪影響に関する科学的証拠や、世界で次々とネオニコチノイド規制を導入する国が増えている流れに逆行している」と批判した。』と書いてあります。


世界と真逆へ進む日本!どうかしてる!


実際の現場で作物と相対している農家の方のご苦労を考えると、単純に農薬を規制しろとはなかなか言えませんが、明らかに生態系を狂わせる化学物質をばらまきますよ!という政府の考えはおかしいです!まして、ネオニコ系薬剤は浸透型なので、水で洗い流すことはできないと聞きます。厚労省は国民の安全を放棄したとしか考えられませんし、逆に環境省あたりが噛みついてもおかしくありません。


いったい日本はどうなってしまうんでしょうか?