先日、いつか出たいと思っていた「くいだおれGIG」に念願叶い、初参戦してきました。
このGIGに対する思い入れは強くて、以前から、いつか出たいと思っていたGIGでした。
そもそも数年ぶりの人前でのGIG。
ただ、時間がおしてしまい、自分の出番はあるには、あったものの、肝要なメインのMC(というか1人芝居)部分を端折るかたちでのステージとなってしまいました。
そのMCの後にMCと関連した歌詞に変えた曲を披露するつもりだったのですが、曲のみとなってしまったため、結局アドリブで違う歌詞に変えざるをえない糊塗する内容となってしまいました。
本当にアドリブだらけでした。
バタバタしすぎて、緊張する暇さえありませんでした。
それだけに不本意な状態でのステージとなってしまい、見ていた人に「これがやりたかったの?」と思われるのが本当に嫌でした。
だって、これじゃあ、いつものカラオケに毛のはえた程度の内容です。
切歯扼腕
正直、MCがなくなった時点でステージを降りようかとも思いました。
悔しくて、悔しすぎて、まわりのものに打擲したい気持ちにかられました。
でも、自分の尊敬するhideさんや大好きな氣志團みたいに「みんなを楽しませたい」「驚かせたい」という気持ちが勝ってアドリブでセリフを変えて、出来る限りのことをやって、やりきったつもりです。
バタバタしすぎて、あまり記憶がないですが、盛り上がってくれた人がいたことは嬉しかったです。
(残念ながら、MCがなくなってしまい、「驚かせたい」というところはできなかったのですが。。)
ただ、MCは1、2分です。※曲は編集したので、2分ちょっと。合計で4分ちょっとです。
その時間だけもらえれば練習通りの成果が見せることができただけに残念でなりません。
その1、2分のために本番当日まで何時間も練習したり、何度も台本を書き直したり、何度も音源を編集(ちょっと長いと事前に言われたので。。)したり、衣装も準備してきたのです。
去年から何ヶ月も構想を練りに練ってきたんです。
MCの内容的には自分が念願のくいだおれ初参戦だったり、他のバンドのことだったり、ギロッポンネタだったり、次のsudayflyへの流れも含めた自分としては良く考えた渾身のMC(というか、お芝居。というか、お笑い)でした。
使いまわしのできない、この日かぎりのオンリーワンネタです。
氣合い入れて、一生懸命作ってきた元演劇部ならではの作品だったので、そのMCが出来なくなった瞬間、本当に凹みました。。
このブログを見てくれている人は分かるかもしれませんが、最近ブログもあまり更新しませんでした。
仕事も残業を少なめにして、早く帰って準備してきました。
その他の時間もこのGIGの準備のためだけにあててきました。
それなのに。。
人前で悲しい姿は見せなかったけど、心はとても悲しかったです。
時間を返してほしかった。。
そもそも、カットされたのは自分だけではありませんでしたので、詮無いこととは分かっているんです。
大好きなGIGなので、より良くして欲しいから、ログとして残しておきますが、
練習不足など個人の事情で自分から曲をカットした人はしょうがないにしても、
きちんと練習や色々準備をしてきてカットされた人と
フルできちんとできて、やり直しまでできた人が
支払う料金が同じだったり、演奏環境が違ったりするのは、不公平感みたいのがあって、
ちょっと違うんじゃないかなぁとは思いました。
マイペースに全てを出せて、やり直しまで出来た人達が羨ましかった。
彼らが悪くないのは分かっているけど、カットされた人達の悔しい心境を知って欲しかった。
この差は何なんだろうと疑問に思った。
自分以外にもカットされて、そう思っている人が少なからずいると思う。
色々書いてしまいましたが、自分なんかを出してくれた、スタッフの皆さんには本当に感謝しています。
(スタッフさんこそ、準備で自分の時間をどれだけ削ってきたかも知っているので。。)
だって、今回参戦されたバンドは俺にとってはスーパースターばっかりなんです。
それに比べたら、俺はフェイクスターです。
いや、フェイクスターですらない。。
ハムスターです
そう。あの実験台に使われるやつです
今回、曲の途中で「俺達、まるで実験台のハムスターみたい」というセリフ(そこだけ覚えている)が出てきたのも自然な流れだったのかもしれません。
仲の良いスタッフには、直接お礼を言いましたが、この場を借りて、あらためてお礼を言いたいです。
こんな俺を出してくれて本当にありがとうございました。
本当は来年の年賀状ネタにもしようと思っていたくらいの欣快の至りのブログとなる予定だったのですが、初参戦だったり、久しぶりの人前でのGIGということで思い入れが強すぎた分、凹み具合も強すぎて、披瀝した内容のブログになってしまい、申し訳ないです。