●人間が明日から滅びても気温上昇は止まらない。
産業革命以前、ヨーロッパは氷河に覆われていた。
その分厚い巨大な氷河が今の状態まで溶けた理由は
なんだろうか?
そもそも、恐竜がいたジュラ紀や白亜紀時代の地球は全体が温帯から亜熱帯程の気温であったのは周知の通り。
では、なぜそんなに地球の気温は高かったのだろうか?
当たり前だが、人間が温室効果ガスを排出していた訳ではない 。
ならば考えられる事は一つだろう。
その気温こそが、この惑星地球の本当の気温なのだ。
氷河期の気温が地球の本当の気温だ!
という人はだれも居ないだろう?
太陽活動の減退によるものか、小惑星や火山のカルデラ噴火で大気に噴煙粉塵が広がり太陽光が遮られたか、
それは想像するしか無いが、それらによって地球の気温が
イレギュラーに下がり、氷河期が訪れると考えるのが普通だ。
ならば、
太陽の周りを地球が同じ軌道で回って太陽光を受けている限り、
気温は前述した平均気温に次第に戻っていくのは、冷蔵庫から出したペットボトルがぬるくなって行くのを見ても明らかだ。
ではもう一つ、
太陽と惑星の距離の観点から地球を見てみよう。
惑星の大きさや、大気の組成・厚さの違いもあるが、
ものすごく大雑把に乱暴に適当に考えれば、
次の単純な考え方で地球本来の、本当の平均気温が
想像できるだろう。
太陽から惑星までの平均距離
金星:1億820万km 地球:1億4960万km 火星:2億2790万km
・地球の一つ内側の軌道を回る金星の平均気温は約400度。
・地球の一つ外側の軌道を回る火星の平均気温は約-50度。
では、金星と火星の間にある地球の気温は?
(現在の地球の平均気温は15度である)
お分かり頂けただろうか?
本当に適当にざっくり計算しても15度な訳が無いのである。
確かに人類活動による影響はあるだろう。
しかし、明日人類が滅んで
全人類が温室効果ガス排出0%を達成出来ても、
地球の気温は太陽がある限り上がるし、
氷河は溶けて海面上昇は止まらないのである。
ほんと・・・常に世界大戦でもしてないと、人間はくだらない金儲けを考えるものだね。きゅっぷい