今回は『hours・・・』で
もっとも評価の高い曲、SEVENを。

個人的な話ですが
40歳になり
サラリーマン生活に疲れを
感じてきました(^^;
若いときは、
成果を出すために無理をしてでも
深夜勤務や休日に働くのも、
人生のためでありこれが
資本主義社会で生き抜く糧だ!
それが自分の収入にも繋がる!
と、いきまいてましたが
このご時世もあるのでしょうか、
そういう自己犠牲はまやかしなのかな?と。
40歳だと組織にいても、
これからの上積みもあまり期待できず・・・

そんな心境のときに
やさしく歌いかけてくれるのが
このアルバム、hours・・・だ。
やさしげなメロディーと
ボウイ自身の過去を振り返っての
今の心境が伝わってくる歌詞。

好きな作品はたくさんあるけれど
このアルバムは今のおれを
切実に慰めてくれれる。


SEVEN セブン歌詞

父に言われたことを忘れてしまった
彼の言葉を忘れてしまった
母に言われたことを忘れてしまった
君のベッドに横になると
花が咲き乱れる都会
雨の続く都会
自分らしく生きる7日間
あるいは7通りの死に方

兄弟に言われたことを忘れてしまった
彼の言葉を忘れてしまった
僕は何も後悔しない
彼がどんな風に泣いたか覚えている
乱暴な人たちの間で
僕は泣いてしまうほど幼かった
自分らしく生きる7日間
あるいは7通りの死に方

君の顔に僕の顔を近づける
震える心を落ち着かせる
自分らしく生きる7日間
あるいは7通りの死に方

神々は僕をこの世に送ったことを忘れてしまう
だから僕も彼らを忘れた
神々の影の声に耳を傾ける
彼らの墓の中で遊ぶ
僕の心は傷つくことはなかった
忍耐力を試すこともなかった
僕には自分らしく生きる7日間
あるいは7通りの死に方がある
自分らしく生きる7日間
あるいは7通りの死に方

セブン、セブン、セブン

DAVID BOWIE 『hours・・・』