旦那の死は脳出血
旦那の死は自宅の前で、脳出血を起こしたものによるものでした。 今でも旦那が死んでしまったことは信じられずに、夜になると玄関の鍵を開けて返ってくるのではないかという気になります。
血圧が高いと毎回健康診断で注意を受けていて、このままでは脳出血など重大な病気を発症すると言われていたのは知っていたのですが、まさかこんな突然に旦那が亡くなってしまうとは思ってもいませんでした。 人が死ぬ時というのは誰もが予想つかないものでしょうが、それでも何の前触れもなく死んでしまうとは今でも現実味が湧いてきません。 いつものように時間ギリギリになって家を出て行った旦那だったのですが、出て行ってから少しして外が騒がしく何事かと思ったらそこで旦那が倒れているのです。
慌てて駆け寄って話しかけても返事がなく、この時点で死んでしまったのかと思っていました。 通りかかった人がすぐに救急車を呼んでくれていたみたいなので、自分が少し冷静さを取り戻して救急車を呼ぼうとした時には救急車が駆けつけていました。
本当に後悔でいっぱい
そして、すぐに病院に搬送され私もそれに付き添ったのですが、病院についた時にはすでに事切れていたのです。 朝の時間帯ということもあり、救急車がくるときも病院に行く時にも渋滞に巻き込まれていたのでもしかしてそれが原因だったのではないかと思ってしまい、ちょっと時間がずれただけで助かっていたのではないかと思うと悔しくてなりません。
先生の話によると例えもう少し早くてもここまでひどければ助からなかったであろうと言ってはきたのですが、やはりもう少し早ければという気になってしまいます。 それよりももう少し旦那の健康を考えて日頃から、血圧が上がり過ぎないような生活をさせていればこのような事にならなかったのではという思いもあって本当に後悔でいっぱいです。
人が生きている時にはそれが当たり前で、家で旦那がゴロゴロしていると疎ましくも思えたりしたのですが今ではそれが幸せな時だったのだなと旦那を失ってから感じるようになりました。