国境Naki、意思談。

国境Naki、意思談。

つまりは意思を言霊にしてここに綴る雑談。


 

 

有名無実な芸能人でもYoutubeでは通用しない。今の数が物を言う事がわかった。


様々なカスタマーのニーズに対応し、Youtubeチャンネル登録者数を増やしてきた小山氏の著書。

Youtubeに参入し、目標設定や到達点。自身のブランド戦略を決定し、マーケティングする重要性とノウハウ。チャンネル立ち上げたら、やるべき注意点といった基礎から実践をコンパクトにまとめ、初心者が入門しやすい内容だと感じた。


今、Instagramと読書メーターに読書感想を書いているが、この本を読んだ時。個人の感想や文章力といった「私」に向けただけであって読んだ人への意識に欠けた事を綴っていたと猛省。狙いやどんな人に読書感想を出すのかを工夫していこうと思うきっかけを与えた本。





 

 



読んでいるオッサンである私の了見が狭いと思わせる若者のリアルだった。今どきの若者は!という台詞は誤っても言えなくなる内容だった。


様々なコラムニストや学者が、若者の就職、文化、恋愛、言語、貧困、地域を綴る内容。

縦軸と横軸の若者の現状を読んだ時。いかに上司や若者より上の世代の価値観や思考が、押し付けがましいかを思わせるものだった。


特に、ゆるい職場を辞める若者。韓国人男性を好む若者女性の話は印象深かった。いずれも現状に満足せず、グローバルに活躍できる人でいる為のスキルを考えるからこその行動と思い知らされるばかりだった。


これからを生きる若者の考えに寄り添う為のバックボーンを知るには持って来いの本書。



 

即席ラーメンを夜中に食べる背徳感も、不規則な食事に胃もたれや胃疲れする二谷の気持ちがよくわかる事ばかりだった。 


沢山の食事場面の中でのスタッフ間のやりとりが主の恋愛小説。二谷、芦川、押尾の三者が主で話は進み。腹を満たし、仕事をこなせる時間を取れれば良いという合理的な考え方の二谷。無理をせず定時で上がり、僅かな不調で休む代わりに皆にお菓子を作る芦川。黙々と取りくみ芦川の言動に反目する押尾。


居酒屋でサシ飲みする話で、盛り上がるよなって思える会社あるあるの構図で親近感が湧く。 


私は芦川派で無理をせず、帰宅して旨いメシを食って明日に備えたい方になってしまっている。

会社に嫌われているんだろうな、と思ってしまった(笑)