TAKAの徒然なるブログ

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私のサイト「TAKAの交通論の部屋」の日記も兼ねて、mixiの日記と一緒に書いて居ます。同じ日記が複数の場所にリンクされています。予めご承知置き下さい。

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皆さんこ んばんはTAKAです。
この頃、「五月病」か?(そんな歳でもないが)書くのが億劫になり、twitterの「つぶやき」だけになっていましたが、今日は話題が有ったのでチョット「つぶやき」以上の文章を書いて見る気になりました。

で・・・、その話題はmixiのニュースに載っていた話で、千葉県の第三セクターローカル線の「いすみ鉄道」の「公式キャラクター」が決まったとの話です。
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<いすみ鉄道>公式キャラクター「上総いすみ」決まる
(毎日新聞 - 05月22日 09:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1610101&media_id=2
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このキャラは『上総国の神様に仕える菜の花の精という設定。気動車「キハ52」の車体を模したポシェット、菜の花をイメージした振り袖がトレードマーク』との事で、『アニメ・マンガのイラスト投稿サイトを運営する「TINAMI」(東京都豊島区)と共同してサイト上で公募』したものだそうです。(『』内は上記ニュースの本文より引用)

まあ、この手の話は「話題造り」には良いでしょう。しかも和歌山電鉄の「和歌山県観光招き大明神勲公爵和歌山電鉄常務執行役員スーパー駅長たま」の様に、キャラクターが「話題造り」以上に会社の運営の中で使える可能性も有ります。
又上手く人気が出れば、グッズ販売で収入につながる可能性も有りますし、そのキャラを目的に人がいすみ鉄道に来てくれれば「定期外収入」の拡大につながる可能性も有ります。
そういう意味では、「コストパフォーマンスが合えば」の条件付ですが、この様な事は積極的に行って良いと思います。

でも、今回の話に関する

個人的な感想。
●「上総いすみ」の名前は、上手くはまっているとも言えるが、個人的には余りに在り来たりの気がする。
●キャラは・・・、ヲタク系の人には人気が出そうだが、人気の層が偏りそうな気がする。(特に家族連れを引き寄せるキャラではない?)
●確かいすみ鉄道は、「ムーミン列車」などを運行して居て、キャラとして「ムーミン」を前面に押し出してたのでは?。ムーミンは何処へ行く?。
こんな事が気になるのですが・・・。
でも、私自身は「白猫でも黒猫でも鼠を取る猫は良い猫だ」では有りませんが、「人を集め収益をもたらすなら何でもOK」だと思っています。
だからこそ、今回の「いすみ鉄道」の努力、「上総いすみ」さんの頑張りで良い形で実って欲しいと思います。


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皆さんこんばんはTAKAです。

昨日からテレビなどで報道されていますが、JR東日本が「東日本大震災に対する復興支援策」を発表しました。

~JR東日本は復興に向けた様々な取り組みを実施します~
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110505.pdf

この内容を見ると、JR東日本が「震災復興の為のアピール」で始めた「つなげよう日本」を現実化させる取組は「現実に震災の復興と東北の活性化に寄与する」取組と言えます。

『今回発表のJR東日本の被災地支援・活性化策の一部』
●ボランティアの方々への「移動サービス」としての盛岡~仙台から東京への「新幹線やまびこ自由席の半額チケット販売9(一般の人も買えるが)
●(期間限定だが)1日1万円で新幹線自由席乗り放題の「JR東日本パスの販売」
●青森ディストネーションキャンペーンの実施  等々

これらの施策は、「鉄道業が装置産業である」以上、原価が固定されていて収入を増やす事は増収に繋がる点も有る物の、ディスカウント切符販売は「利用増で収入減をカバーできない」状況になる可能性も有ります。
しかしJR東日本は、「その減収より地域が元気になる事・東北に人が来る事での復興を後押しする事での自身への中長期的メリット」を総合的に考えて今回のプロジェクトを進めたのでしょう。

今回の「東北新幹線50日での復旧までの努力」「震災2ヶ月で津波・原発で壊滅的被害を受けた地域で多くの路線を復旧させ鉄道網を早期に復旧させた努力」など、JR東日本の「公共交通維持に対する努力」は本当に素晴しい物があります。
これには「企業としてのCSR」と言うだけでなく「我々の公共交通が地域を支える」と言う「鉄道人の信念」が、早期復旧を支えたのでしょう。

その復旧が、一段落した段階での「二の矢」として出てきたのが、今回の「JR東日本パス」など様々の復興支援策で、世間は「JR東日本パス」に眼が行っていますが、それだけでなく「被災地産品の積極的販売等」、JR東日本が被災地に向けて出来る施策を全て行っている感を強くします。
確かに今回の被災地はJR東日本の営業エリアで、営業エリアの復興は自社の収入に直結します。
その様な事情があれども、心の奥底に「JR東日本は東北と共に今後も歩む」と言う気持ちがあるのだと感じています。
例えばJR西日本が北陸・中国地方でこれだけの震災が有った時に此処まで出来るか?と考えると、今回のJR東日本の「取り組み」には「鬼気迫るもの」が有ると感じます。

やはりJR東日本は、ビジネスの面だけでなく「気持ち」の面でも、両方を「車の両輪」として企業経営を頑張っていると、今回も改めて考えさせられました。
まあ、JR東日本をチョット「べた褒めしすぎ」の嫌いも有りますが、私も「JR東日本パス」で「何処へ行こうか?」とウキウキ考えている一人なので、これぐらい褒めても良いでしょう!!。
私をそんな気持ちにさせる位JR東日本頑張ってると思います!!。皆さん如何でしょうか?

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JR東、1万円で一日乗り放題の切符発売 (mixiのニュースより)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1598007&media_id=88
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皆様こんばんはTAKAです。GWを挟んで久しぶりのブログになってしまいました。


さて、ブログのお題は「泣けるアニメ!!・悩むアニメ??」と書きました。

私自身、この頃殆どアニメは見ません。

子供の頃からチョット変わっていて、幼稚園・小学校時代は、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」等は見た記憶がありますが、「機動戦士ガンダム」は薄っすらとしか記憶も興味もない状況で、あとは「ドラえもん」「サザエさん」等の大人も見る定番アニメしか見ないです。


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そんな私ですが、今回始めて「最初から最後まで録画した」アニメが出来ました。

それが先々週と先週の月~金の間全10回放送された「もしドラ」です。

NHKアニメワールド もしドラ 』 

原作は昨年のベストセラーで250万部以上が売れている、岩崎夏海氏の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら(略して「もしドラ」)」ですね。

もしドラ公式HP 』 


ピーター・ドラッカーの「マネジメント」は、経営学の名著ですから1980年代末(高校生の時分)に読んでいたのですが、私自身は前にmixiに書いた 通り、『今や経営者なのに)実を言うと「経営書」は大嫌い・青春物の小説やドラマも(自分にかけ離れた話で)大嫌い・(著者がプロデュースし、小説の主人公のモデルが居る)AKB48と言うアイドルも知らない』と言う考え方です。

でもこの「もしドラ」は本を読んだときには、mixiの日記 で『読んで行ったら引き込まれて約270ページの本を「一気読み」』『しかもこの本は「入門書」でこの後ろにはバックボーンとしてP.F.ドラッカーの「マネジメント」が有るので、軽いタッチで書いても軽くならず一定の重みが有るので、読み易い良い感じの小説』と、チョット斜に構え書評を書いています。

しかし今回アニメを見て、原作を読んでいるのでストーリーは全て知っているのに、(泣くまでは行かなくても)泣きたい気持ちになるし、何か心の中に「モヤモヤした悩ましい気持ち」が、ずっと残っている感じになりました。


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それは何故か?原作を読んでアニメ版を見ているので、「原作を読み返す」事になっているので、今回特に深く感じたのかもしれませんが、ドラッカーの「マネジメント」でも強調され、「もしドラ」でもキーワードに据えられている「真摯さ」と言う言葉に引っかかっていたのかも知れません。


「真摯さ」と言う言葉、「真摯」の意味は、yahooの辞書によると「まじめで熱心なこと 。」との事です。

しかし、ドラッカーの原著では「integrity」と書かれ、「真摯さ」と意訳されています。で「integrity」と言う言葉は、yahooの辞書では「正直,誠実,高潔,廉直 」と書かれています。

つまり「真摯」の派生語である「真摯さ」とは、「正直さや誠実さが一貫している」と言う事であろうと解釈しました。

此処で、何故ゆえに「もしドラ」を見て「泣きたい気持ち・悩ましい気持ち」になったのか?何か少し分かってきた気がしました。


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なぜなら、私に「真面目で熱心」と言う意味での「真摯さ」が、(もしドラの舞台の学生時代には)欠けていた自覚があり、又今のプライベートの対人関係の中においては「integrity」に欠けている?と自覚があるから、「真摯さ」をキーワードに据える「もしドラ」を見ると、「心の傷」を抉られ悲しく悩ましい気持ちになるち感じてます。


私の中学・高校時代は、部活を何やる訳でなく、「熱中する何か」が有った訳でなく、特に中学時代は「自分に取り暗黒の時代」と言うイメージしかありません。

しかも「もしドラ」の中で、野球をやる動機に「社会に出てから体育会系というのは重要な要素。その為に野球を部活としてやる」と言葉がありましたが、私自身それが無いゆえの「劣等感」「屈折した感情」と言うのも有るのは、否定できない事実です。


又、プライベートの人間関係では「正直で誠実」では有ろうとした自覚は有りますが、「高潔で廉直」と言う物は足りなかったのでは?と感じては居ます。

結局の所、私を知る人間は、私を「高潔=人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと 」「廉直=心が清らかで私欲がなく、正直なこと 」とは、お世辞でも無い限り言われないだろうし、私自身「人柄が立派で利欲の為に心を動かさない。心が清らかで私欲が無い」なんて事は全然無いと自覚しています。

又、プライベートの人間関係(私の場合家庭もオフィシャルな人間関係だからプライベートな人間関係は、交友関係を中心に極めて限定される)で、「利欲と私欲が無い」等と言う事は殆ど無いと自覚しています。


結局私は「人との付き合いの大本に、ビジネスと言う名の「欲」が有る」人間なのかもしれません。

その様な人間が「正直で誠実で高潔で廉直」とは言えません。

だから、もしドラのキーワードである「真摯さ」という言葉に、「泣きたい気持ち・悩ましい気持ち」になったのかも知れません。


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ドラッカーは「マネジメント」の中で、「真摯さ(integrity)」は、「後天的に獲得出来ない資質」と言っています。

「もしドラ」のキーワードの「真摯さ」の言葉の裏に、「後天的に獲得できない「正直さ・誠実さ・高潔さ・廉直さ」」と言う物について隠されていると考えると、プライベートの人間関係で「「正直で誠実」では有ろうとした自覚は有れど、「高潔で廉直」と言う物は足りなかったのでは?」と感じている私には、物語そのものが「グサリと来る内容」と言えます。

それは、もしドラを見て泣きたい気持ち・悩ましい気持ち等の自分のモヤモヤの元は「真摯さ(integrity)」が足りない事を心の底で自覚しているからだ」と原因が分かってしまってから、非常に複雑な気分になってしまいました。


なぜなら、ドラッカーは「真摯さ(integrity)」とは、「後天的に育成できない物」だから、今更何をしても心根の奥底は変えることが出来ない、と言う事だからです。

しかもその原因について「何故そんな「真摯さ(integrity)」を持ち合わせない性格なのか?」と言う事について、自分の家族の中での子供の頃からの「家庭と仕事がべったり一緒の生活での家の跡取りの長男」と言うのが、「先天的な悪影響」として今の私の性格に出ている側面が有ると考えると、話は「究極に先天的なもの」として「諦めるしかないのかな?」と感じています。


まあ、こんな人間なのですから仕方ないですが・・・。

と言って、今更「私の人格に高潔さと廉直さが育つか?」と思えば、先ず無理でしょう。今までの全人格を否定することからスタートする必要が有りますからね。其処までの強い意志はありません。

と言う事は「成るようになる」しかないのかな?と思うしかないのかもしれません。自分が「人格に欠点のある人間」なのですから、嫌われても避けられても切られても仕方ない、只それを受容していくしかないか?と思っています。

その中で、「人格に欠点があり、高潔さと廉直さが無い私と付き合ってくれる人」を大切にして行けば良いと思うとしかないと(少し開き直って居るが・・・)思うことにしました。

そうしないと、「どうにも成らない所で悩むだけ」に成りそうですし・・・。チョット乱暴ですがね。

私のプライベートの当てはめると、「もしドラ」が示唆する物、物凄く悩まされて悲しい気持ちにさせられて、自分の問題点を改めて実感させる物と感じました。