吉元 大二のブログ


剣術十七代小野派一刀流宗家で日本キリスト教団駒場エデン教会

牧師の笹森先生が書かれた「武士道とキリスト教」という新書

が、1月17日に新潮新書から出版されました。

「キリスト教」と「武道」とでは相容れないものではないのか?

笹森先生は「キリスト教が愛と平和の信仰であるのに対して、
武士道は相手を倒すための各種の武術から生まれたもので
殺伐としていると考えられている。」

然し、「どちらも“人の死に方”、“生き方”を真剣に問う『道』

である。」とこの本の中で言われています。



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キリスト教は決して西洋の専売特許ではない。両者の中の
共通性や融合性を明らかにして、一方で武士道が語ってい
ない「魂」の問題、自分という人格をどう受け止めるか?
について、「キリスト教は『魂の救い』を求めることを教え」
それは「この世で『私という人格を救う』こと」だと書かれて
います。

武士道の目指した「義」は、相手を尊重する、相手に対する
「愛」なくして存在しません。

つまり、「武士道において既に『義』と『愛』を知っている

日本人は、キリスト教を実践するうえでの特権を既に与えられ

ていると思います。」という言葉からは、我々が知っていた

はずの「キリスト教」や、「武士道」がそれまでの固定観念

から解き放たれて、もっと身近なものとして、もっとわかり

やすいものとして感じられてきます。

ひいては自分の行く末、死さえも自然に受け入れられるような

気持ちになりました。
日々、諸事に追われながら生活していく中で、ふと自分を
見直すきっかけになる本であると思います。




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駒場エデン教会牧師で、小野派一刀流宗家の笹森建美先生が、

来年1月に新潮新書から「武士道とキリスト教」について書かれた

新書を出版されます。

その本の中に載せる写真の撮影がエデン教会でありました。
写真は、小野派一刀流切り落としの最後の突きに入ったところ。 

相手の剣を切り落とすと同時に突きに入る。

一刀流の基本であり、特徴です。


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下は普通、居合などで使う刃渡りが二尺三寸五の刀です。

上は一刀流で使う長めの二尺六寸超の刀です。

特徴は柄で、戦国時代の仕様になっています。

ふつうの刀の柄の巻きとは異なり、こよりを漆で塗り固めた

ものを幾重にも巻きつけた上に固めています。
このような仕様の刀を他で見たことがありません。

反りが違うのも特徴ですが、こちらは時代の変遷によって

変わっていった刀法や、使い方、仕様によって異なるものです。


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私は、録画しておいたDVDを見るのが今から楽しみです。
“サウンド・オブ・ミュージック”初めのほうだけチラッとみて、もう
涙でした。

そう、NHKでやっていた「マジカル・ファクトリー」もみなくちゃ
大滝秀治の「らくだ」もあるし、年末まだまだ見たいものが増えそうです。

これ?着る毛布?温かいですよ。これ着ながら紅白をごろごろしながら見ます。
スーパーのイオンで1,980円です。