バンクシー展 天才か反逆者か | だい@腰痛は友達のブログ

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面白いことや楽しいことが広がって行くといいなぁ。

名古屋で開催中のバンクシー展に行ってきた。

まず驚いたのがチケットの買い方で、今はiPhoneから電子チケットでピャッと買えちゃうんだね。

便利な時代になったもんだ。

 
 
さて、バンクシー展だけど、さすがの人気っぷりでスタートから一ヶ月が経過した現在、
雨の日曜、朝9時の時点でも結構お客さんが多かった。さすがに入場で並ぶような事はなかったけど、常に人が途切れない感じ。
会場内に入って1時間もするとかなり人で溢れてきたけどね。雨の日曜朝でこれかよ、すげ〜。
 
 
 
お気に入りはコレ。「資本主義をぶっ壊せ」とか書いてあるTシャツをパンクな人たちが並んで買うっていう。
しかもこの絵をプリントしたシャツをウォルマートが販売したらしい。解説には「割増料金で販売」とあったけど、たぶん商品に版権料がのっかるからかな。そうするとコレを書いた資本主義に批判的なバンクシーもその資本主義の恩恵にあずかるというね。
 
 
 
お次はこのバーコード。バーコードが管理社会と消費社会を表し、ヒョウはそれに囚われず自由に歩き回る。
アーティストはバーコードがつく事を管理社会とか大衆化として批判的に表現する事が多いけど、
バーコードがつく事を望むアーティストもいるんだよ。
バーコードがつくって事は大手流通にのる(マスにのる)って事で、自分の作品が多くの人に受け入れられる可能性が高いと判断されたという事。売れることが正義じゃないにしても、知ってもらわないと良いか悪いかの判断もできない。
現代ではバーコードがないと、知ってもらえるチャンスが思いっきり減ってしまうんだよね。
音楽のように形がなければダウンロード販売みたいな事もできるけどね。
 
 
 
バンクシーのメッセージ。他人の行動に口を出す「〜警察」って日本でも言うけど、海外にもいるんだ。
「〜警察」は世の中を良くしようと思ってる。でも反逆者は世の中がマシに見えるようにしようと思ってる。
 
 

「ご注文のライフスタイルは売り切れました!」
ライフスタイルもマーケティングディレクターの思うままなのであった。