CD化が求められるレコードたち・・・しかし、中にはハードルが高く、なかなか実現しないものも多い・・・
それが奇跡のCD化!ラブ
その喜びをみんなで共有して誰かに買ってもらおう!(?)というコーナー(のグループ編)ドキドキ
「CD化サンキュー・ベリー・ワッショ~イ!★」

本日取り上げるのは、バイ・オール・ミーンズの「By All Means」である音譜



バイ・オール・ミーンズは、1988年にロスで結成された3人組ソウル~R&B・グループである。
メンバーは、リード・ボーカルのジェームス・バーナー、ギターのビリー・シェパード、
そして紅一点のリン・ロドウィックという構成であった。

もともとリンはテレビ女優として活動し、ジェームスとは共に参加したビル・ウィザースのツアーで知り合ったのだったラブラブ
ビリーはファンクバンドのSkool Boyzの一員として活動していたのだが・・・
兄でプロデューサーのスタン・シェパードが、3人でのバンド活動を提案。

男女ボーカルがウリのグループ、バイ・オール・ミーンズを結成し、
1988年に大手のIsland Recordsからリリースされたデビュー・アルバムが「By All Means」であった晴れ

キラキラしたR&Bが主流となりつつあった1988年という時代において、彼らのサウンドはまさに時流に乗ったアーバン・ソウルドキドキ

参加したアーティストには、リン・フィッドモントやポール・ジャクソンJr.、テリー・カーター、パウリーニョ・ダ・コスタなど
AOR人脈の名前もチラホラ見受けられるのであるぶちゅー

曲も「I'm The One Who Loves You」「I Believe In You」などなど粒ぞろいなのだが・・・
やはりアルバム1曲目のステキすぎるミディアム「I Surrender To Your Love」にヤラれてしまうのであるにひひ



ああ~なんともエイティーズ後半のフィーリング満載のアダルトでメロウな1曲であるキスマーク
まさしく1990年代はじめの第2次AORブームにつながるような響きは、なんとも言えない心地よさに溢れているのであるラブラブ

バイ・オール・ミーンズの皆さんは、1989年にもアルバム「Beyond A Dream」を、
1992年にはレーベルをモータウンに移籍して「It's Real」となかなかのR&Bアルバムを連発!
しかし、リンはソロ・アルバムをリリースして独自の活動をしはじめてグループとしては3枚のアルバムしか残っていないのであるブタ


さて、この1枚も、1988年にリリースされたときにCD化はされていたのだが、
廃盤になって以降は長らく入手困難盤であったクマ
それが2008年にここ日本でリイシューされたのである!
ワッショイ!
かに座

1988年というクワイエットストームが盛り上がりを見せていた時期のR&B・・・
AORにも通じるバリバリのソフト&メロウを堪能したいものであるキスマーク

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