マニアックゆえにCD化不可能と思い込んでいたレコードのCD化実現・・・
これほど漢(おとこ)のロマンを満たすことはない・・・
そんなビックリのCD化を大騒ぎで喜ぶコーナー(のグループ編)ドキドキ
「CD化サンキュー・ベリー・ワッショ~イ!」

本日取り上げるのは、フールズ・ゴールドの「Mr.Lucky」である音譜



フールズ・ゴールドは、イリノイ州出身の4人組ロック・バンドである。
メンバーは、デニー・ヘンソン、ダグ・リヴィンストン、ロン・グリネル、トム・ケリーで、
1974年にダン・フォーゲルバーグのツアーに参加したバック・バンドが母体となって結成されたドキドキ

1976年にアルバム「Fools Gold」でデビューする。
当初は、カントリー・ロックを中心に演奏しており、プロデュースを手掛けたのはイーグルスのプロデューサーとしても有名なグリン・ジョンズとグレン・フライらであった。
ジョー・ウォルシュやドン・フェルダーも参加したアルバムの手触りはイーグルスのフォロワーのようであったクマ

翌年1977年に彼らはセカンド・アルバムをリリースする。
この頃にはバンド・メンバーはトム・ケリーとデニー・ヘンソンのデュオとなっており、
サウンドの志向もグッとAOR寄りなソフト&メロウ寄りのものになっていた!ドキドキ
その作品が「Mr. Lucky」なのである。

それもそのはず、プロデュースはキース・オルセンが担当。
バック・ミュージシャンにはマイク・ポーカロ、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、デヴィッド・フォスター、トム・スコット、ビル・チャンプリンらLAの実力派が参加。
全曲オリジナルで占められた楽曲には後にソングライターととして大成功するトム・ケリーのセンスがいかんなく発揮されたものだったのであるキスマーク

「Sweet Country Air」「Wouldn't I Love to Love You?」「Mr. Lucky」などなど、
ジェフのグルーブ感溢れるドラミングと、2人のハーモニーが堪能できる曲揃いなのだが・・・
「Runnin' and Hidin'」は、ファンキーなAORである。



おお~豪華AORメンバーと2人のボーカル&ハーモニーの饗宴!
カッコよさ全開のAORナンバーに仕上がっている!ドキドキ

しかしながらこのアルバムはヒットせず・・・えーん
2枚のアルバムを残して彼らはグループを解散してしまう。

この後、トム・ケリーはバックアップ・シンガーとなって多くのアルバムに参加することになる。
そして、ビリー・スタインバーグとユニットi-Tenを結成し、1983年にはアルバム「Taking A Cold Look」をリリース。
さらにはソングライター・チームとして活躍して、マドンナの「Like a Virgin」やシンディ・ローパーの「True Colors」、ハートの「Alone」、バングルスの「Eternal Flame」など全米No.1ヒットを多く生み出すのであるぶちゅー

さて、このアルバムも2001年にようやくCD化された!
ワッショイ!
かに座

伝説のソングライターが参加した1枚、じっくりと聴き込みたい!にひひ

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