一生のうちで、読んでおかなければいかんよなぁと思いつつ、タイミングが合わず、なかなか手が出ない作品ってありますよね。
「少女椿」なんかも、もんのすごく価格が高騰しているじゃないですか。
だけど、これって、どんどん高くなっていくんだよね、きっと。
作品の価値が高まることについては、別に構わないんですが、(僕はあんまり余計なことにお金を使わないので)でも、産み出した人にお金が入らないって言うのはちょっと・・・と常日頃思っています。
*だから、是非皆様も、Xのサブスクの内容・DVDのコピー(貸し借りはいい!それに、絶版もあるしね。)・ファンクラブの内容の漏洩等はされないようお願い申し上げます。(する人はいないと信じている)
そういう行為が、クリエイターの首を真綿で締めていくわけなんです。
アーティストの活動を、無料で浪費して、「惜しい人を・・・」なんて言っているのをよく見ます。
誰のせいじゃ!!
と。
閑話休題
「ねじ式」は、電子があったので、即刻購入。
すごい!
これ、本当に「悪夢」だ。
悪夢特有の、話の通じない人達。
あの説明できない、いやぁな感じや焦燥感、不安、不条理を、作品にまで昇華できるなんて、凄すぎる。
ピースの数も形もあいまいなものを、組み立てられるって、恐ろしい才能だと思います。
その他の短編も、ほんのすこしだけ狂っていて、最高でした。
また一歩、自分が目指す「その先」に近づけた気がします。