戦場医療 | cynthia-dr-murazumiのブログ

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米軍は世界中に部隊を派遣して戦闘を行う

ことが前提となっているために

他国の軍隊よりも兵站部門が充実していて

戦地においても十分な物資を供給できる

システムを備えています。

 

医療の面でもベトナム戦争での戦訓により

兵士の喪失は米国民の士気を大きく減退

させ厭戦の世論を生むことを痛感したため

より一層負傷兵の救護に重点が置かれる

ようになっています。
このため、負傷兵に対する絶大なバック

アップ体制を採っており、部隊はもちろんの

こと、後方における救護施設は極めて充実

したものとなっています。

 

戦闘時には重症外傷者が多発することを

想定して救護・処置を備えなければなり

ません。

負傷兵に対して救護・処置を受ける順序

づけ(日本の災害現場でも行われている

トリアージ)を適切に行なわなければ

最大多数の最大救命は実現できなくなり

ます。

 

南スーダンへの陸自PKO部隊に関しては

医療態勢の不備が懸念されていました。

多数の負傷者に対応できるレベルでは

なかったのです。

なお、今年度からは救急救命士の資格を

持つ衛生隊員らを教育して、気管切開や

鎮痛剤の投与など一部の医療行為を

認める制度が始まるそうです。

 

最後に、米軍の「装甲救急車」などを

1/35スケール模型のボックスアート

(箱絵)で紹介します。

 

M1133 ストライカー MEV

注)ストライカー装甲車の派生型で

   MEV : Medical Evacuation Vehicle の略で

              野戦救急車を意味します

 

担架兵チーム

 

戦闘地域から負傷者を救出して安全な後方

に搬送するためには、陸自でも同様な車両

の導入は必要でしょう。

 

 

 

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