ことちゃんの小児脳腫瘍闘病記

ことちゃんの小児脳腫瘍闘病記

娘である紀音(ことね)の闘病記録です。
主に、小児がん(脳腫瘍)が発覚した2005年12月(4歳)から、天使になった2009年06月(7歳半)までの記録です。
葬儀やその後の私の活動についても報告する予定です。

記事中に貼ってある画像ですが、適切なものがない場合はペーパークラフトを貼っています。
パパが付き添い入院の暇つぶしにベッドサイドで作ったもので、インターネットでダウンロードできるものばかりです。
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”その後”なので、当然他界後の話になります。
お読みになられる方によってはきつい内容かもしれません。
読まれる方はご注意願います。

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 宇宙鶴プロジェクト(MAGOKORO-X)の打ち上げ証明書を本日受け取った。
 

 ある程度予想していた通り、今の時代らしくPDFで、見るからに事務的書類(笑)。
 そっけないけど(証明書の画像UPはNGと思うので割愛)、それだけ宇宙が当たり前になってるってことなんだろう。
 SpaceXはB2C企業ではないしね。
 なので、宇宙鶴や宇宙葬なんかは、参加者向けの工夫が必要な気がする。
 
 例えば、ロケットの打ち上げ画像やミッションロゴをデザインした、オリジナルの証明書。
 プレミアムを付けるため、SpaceXの公式書類の一つとして認めてもらうとか(^^)。
 和風テイストとか、いくつか用意して選んでもらうのもいいかも。
 この世に一つという意味で、よくあるシリアルナンバーがあってもいい。
 ちなみに、Make A Wish のウィッシュチャイルドの番号は1313だ。
 
 日本人の鶴や葬儀への想いは、日本人にしか考えられないと思う。

 これが宇宙へ飛び立った折り鶴。
 遺品整理していて見つけた、娘が自分で折った鶴。
 画像アップしてたつもりがしてなかった(^^;。
 
 あと、前回からの追加で、8月21日付けの朝日新聞に娘の記事を載せてもらった。
 デジタル版、紙版(全国)両方で、遺影に使った元写真をカラーで掲載してもらえた。
 タイミング的に、母へのいい誕生日プレゼント(9月)になった。
 デジタル版はこちら(有料だけど写真は5枚とも閲覧可)。

 そして実家で気付いた・・・。
 祖母と父の遺骨が実家にあるではないか(^^;。
 お墓が遠いことと、永代供養を検討するということで、そのままになっていた。
 一年前に気付いていれば、娘と一緒に宇宙旅行させてあげられたのに、申し訳ない(^^;。
 遺骨の相乗り(厳密にはNGかもしれないけど予算的に・・・)でもう一度かなぁ。
 宝くじ当たるまで待っててくれ(笑)。
 

”その後”なので、当然他界後の話になります。
お読みになられる方によってはきつい内容かもしれません。
読まれる方はご注意願います。

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 先日の 宇宙葬 の話。
 
 宇宙葬を扱っている Space NTK さんに宇宙散骨を申し込んだ。
 さらに、宇宙鶴プロジェクトにも申し込んだ。
 かなり痛い出費だったけど、空を飛びたいと言っていたこと、今年は成人式というメモリアルイヤーであることから決めた。
 宇宙好きな僕が楽しみたいから、というのは内緒(笑)。
 
 宇宙葬は、送られてきた袋に遺骨を詰め(最大子どもの拳大ぐらいの量)て直接手渡してきた。
 宇宙鶴は、娘が折った鶴があったので、それをお渡しした。
 他にメッセージやDNA(毛髪)など、たくさんの想いが MAGOKORO号 に詰められた。
 
 現地に行けなかったが、打ち上げの様子はライブ配信で見守った。
 4月2日の午前1時24分MAGOKORO号 を載せたファルコン9が打ち上げられ、無事周回軌道に乗った。
 
 徐々に高度を下げながら、数年かけて地球を周回し、大気圏に突入して燃えることになる。
 なので、最近話題のスペースデブリになることはない。
 
 実は、パパとママのDNA(毛髪)も一緒にどうかと提案され、家族旅行ができるということでお願いした。
 「パパと一緒にハワイでデート」はできなかったけど、家族で宇宙旅行ができた(^^)。
 
 今回の宇宙葬では、参加者(体験者)としていくつか取材を受けた。
 なんでも気軽に話してくれる遺族は珍しいのかもしれない(笑)。
 ご縁に感謝。

 

終活読本ソナエ 2022年春号

 記事とともに娘の写真を掲載してもらった。

 

読売新聞オンライン英語版も

 少し名前を出していただいた。
 後から気付いたけど、娘の名前を出してもらえばよかった(^^;。

 

東洋経済オンライン

 娘と病室のペーパークラフトの写真を掲載してもらった。

 

④ めざまし8(テレビ)

 翌朝の番組(めざまし8)ということで、前日の夕方に連絡があり、24時前にオンライン取材を受けた。
 実はその日は同窓会の打ち合わせがあり、少しアルコールが入っていた(^^;。

 実家に泊まることにしていたため、録画ができず、配信もなく、映像ももらえなかったが、なんとか観ることができた。

 娘との写真を数枚流してもらうことができて感謝しかない。

 
 この宇宙葬の報告会が5月20日に渋谷で開催される。
 今後のことも発表されるそうなので参加する予定。
 
 これらのご縁が、闘病記の出版に繋がりますように。

”その後”なので、当然他界後の話になります。
お読みになられる方によってはきつい内容かもしれません。
読まれる方はご注意願います。

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珍しく連投。
先の投稿は悪い話だったが、この投稿は良い話。
 
最近、宇宙業界がホットなのは皆も体感しているはず。
 
その中の一つに 宇宙葬 というものがある。
大きくは、小型衛星に遺骨を載せて地球を何度か周回した後に大気圏に突入して燃え尽きるという宇宙散骨、月面に埋葬するもの、探査機に載せて遠くまで行くものなどがある。
宇宙葬自体は20年以上前からあって、生前葬も含めて何百人もの方が実施しているようだ。
 
個人的に宇宙ビジネスに関わる活動をしていて、今回、新たに宇宙葬を始めるところがあることを知った。
一発目の打ち上げという機会に、ぜひ娘を乗せてやりたいと思った次第。
しかもロケットはあのSpace X社。
 
詳細?については後日、正式に契約してからにする。