cron1342のブログ

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童話にあるオオカミ少年は、本当にオオカミが現れた時に、それを信じなかった村人のおかげで食い殺されてしまいました。嘘をついてはいけない、という教訓話ですね。

現代のオオカミ少年であるマスコミが、食の安全に関して引き起こした風評被害をいくつかご紹介しましょう。

1.一時期、店頭からマーガリンが姿を消した。
2.一時期、所沢産のホウレン草が姿を消した。
3.一時期、カップラーメンの容器が紙になった。
4.使用していた地下水の汚染で伊藤ハムが操業停止・回収に追い込まれた。
5.花王のエコナが販売中止・回収に追い込まれた。
6.これは不発に終わったが、フライドポテトに発がん性があると疑われた。

原因物質は上からトランス脂肪酸、ダイオキシン、可塑剤、シアン化合物、ジアシルグリセロール、アクリルアミドで、実際、これらの「原因物質の危険性」は科学的根拠がある話です(議論が残るものもありますが)。

しかし、実際の製品の安全性はまた別の話で、いずれも日常生活で摂取する量なら何の問題も無いのですが、それをすっ飛ばして無責任に煽ったマスコミが風評被害を起こしました。

消費者の側はと言うと、今では1、3、6など「ああ、そんな話もあったよね」という程度の扱いだったり、話自体が忘れられていたりします。今でも危険と考えている人は多くは無いでしょう。


では、風評被害を聞き飽きて「村人化」した消費者が、本当に危険な製品が現れた時に「ああ、カップラーメン容器とかそのタグイの話か」と信じなかったらどうなるでしょうか?

童話と違って、村人が何人か食い殺されたがオオカミ少年は無事、という事になるでしょう。その時、オオカミ少年は「食われた馬鹿の自己責任」と開き直るのでしょうか?


社会の木鐸が「原因物質の危険性」を宣伝するのは結構ですが、併せて「製品の危険性」についての正確な科学的知見に基づく十分な考察が必要なのです。

それが無い記事は、オオカミ少年の無責任な嘘・タワゴトと変わるところがありません。
赤字神氏のブログにコメントしたのですが、誤記や物足らなかった点が数々あったので、修正して転載します。

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北朝鮮の失敗は経済を「統制」できると考えた事ですね。

「モノの供給不足によるインフレ」を抑制する目的で、デノミ以外にも市場の取引に数々の統制を加えました。

三橋ブログの読者であれば、ここで「えっ!?」と感じた事と思います。

そう、まさに「現実と真逆」の対策を取って、さらにインフレを悪化させたのです。只でさえ少ないモノの供給を規制によって制限したのですから、需要と供給の原則に従って物価が上がるに決まっています。

さて、我が国はというと「需要不足によるデフレ」に対して、財政健全化(財政支出削減)、通貨供給抑制、増税、貿易自由化(TPP)といったインフレ対策を取っています。

「現実と真逆」を行っている点では、北朝鮮と全く同じ訳ですね。

北朝鮮では、真の責任者である将軍様の身代わりに、上の政策を立案した担当者は銃殺されましたが、日本では「現実の真逆の対策」を進めている政治家、官僚、学者、自称評論家、マスコミなどは、国民に対してどうやって責任を取るのでしょうか?

「インフレにインフレ対策、デフレにデフレ対策」を正しくやって、それでも上手く行かなかったのであれば、非難するつもりは毛頭ありません。人間のやる事ですし、そうそう思い通りに動かせるシロモノでも無いですから > 経済

しかし、初めから「誰の目にも明らかな間違ったソリューション」をゴリ押しして、失敗したら知らん顔で逃げるような政治家、官僚、学者、自称評論家、マスコミなどは、万死に値すると思います。

まさに「国民の敵」といった所でしょう。
食い物の恨みは何とやら、ですが頭に来たので久しぶりにアップします。

給食設備に損害を受けた被災地の中学校では、こんな給食が出ているそうです。

cron1342のブログ-kyusyoku

>「ザ・特集:被災地の給食、復旧いつ これだけで授業も部活も」
http://mainichi.jp/life/edu/news/images/20110714dd0phj000042000p_size5.jpg
http://mainichi.jp/life/edu/news/20110714ddm013040025000c.html

食べ盛りの中学生には余りにも可哀想な内容ですな。私なら暴れますw


その一方で、我が国の首相閣下は連日高級料亭三昧、日によってははしごもされるとか。

>「菅首相一夜ですし!焼き肉!イタリアン!
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20110630-797525.html

まあ、首相が節制した所で被災地の状況が好転する訳では無いと思うので、菅直人を叩くつもりはありません。


しかし、麻生首相の時にバーで酒を飲んだだけで「庶民の感覚がわからない」とか叩いていたマスコミ各社は、どうしてこれを批判しないのですか?

「首相という職務にはそれだけの重みがあるのだ!」と言うなら、被災地の中学生が酷い給食を食わされる一方で、首相が贅沢三昧していれば「お前の血は何色だ!」程度の批判が出て当然と思うのですがね。