中島弘貴at中国武林風 3/4日目 中島弘貴vsソン・シャオチュー

両者花道から入場して1ラウンド開始。

中島は少し上半身が固いが安定した構え、緊張感のある立ち上がり。

中島の左フック、右ロー、左ボディがそれぞれ単発で入りダメージを与えるが崩れないため追撃は出来ず。

中島の飛び膝が出るも惜しくも顔には当たらず。

常にポジションを変えながらお互い高度な技術で攻撃を出し合って、テンポが上がってきたところで1ラウンド終了のゴング。

2ラウンド開始のゴング、少しづつ距離を掴んできた中島だったがロープ際の打ち合いで一瞬の隙をつかれシャオチュー選手の右が入りダウン、ダメージはそんなになさそう。

再開後も退かずに打ち合う中島、後半に入り再び右のカウンターがヒットしダウン、立ち上がりファイティングポーズを取り続行も今度はダメージが明らか、残り時間は数十秒。シャオチュー選手は再開後一気に詰めてくるかと思いきや中島のパンチが生きてるのを警戒して慎重な攻め。中島被弾しつつも反撃してゴング。

最終ラウンド、わずかなインターバルで動きを戻した中島が反撃、顔を狙って一発逆転の飛び膝も狙うなどお互いポジションや角度を変えて一発を狙いながらゴング間際にシャオチュー選手のパンチが中島をかすめスリップしたところでゴング。

判定は三者とも30-26でシャオチュー選手の勝利。

心技体。高いレベルで、お互いの今できることを出しきって戦った二人に心から拍手。

日本から応援してくださった皆さん、選手、関係者の皆さんありがとうございました。