質問のお答え④
質問をいただきましたので、
お返事いたします。
■租税法の点数がよくなく悩んでいます。現在TACで受講しているのですが、TACの租税では本試験でよい点が取れないと考えているので、なにをやればよい点が取れるか教えてください。
マサキさんご質問ありがとうございます。
お返事遅れまして、申し訳ありません。
私の体験をお話しますと・・・
租税法は唯一1年目から割りと得意だった科目ではあります。
つまり、TACの時代から割りと点数が取れた科目でした。
なので、マサキさんには違う理由があるのかもしれませんが、
「TACだと本試験で良い点が取れない」、とは、
私自身は感じていません。
もちろんAXLでも租税法はとっていました。
違った説明と練習問題で、
より理解が深まったと感じたので、
AXLもとても良かったと感じています。
より考えて解く様になったなぁと感じます。
考えて解くようになった、という意味では、
本試験に通用する力がそのときについた、とも言えるかもしれないです。
【計算】
租税法は、
計算と理論がありますが、
まず計算のお話をすると、、
まずは、「型」を覚えることも大事だなと感じます。
つまり計算方法の流れ、
計算過程をきちんと整理することが大事です。
ぱっと論点を見たときに、
どういう計算過程をたどるべきかを、
頭に浮かぶようにしていることが
大事です。
本試験の少ない時間を考えると、
じっくりと思い出してるひまがないです。
また、
本試験では計算過程を書かせる問題は減りました。
しかし、結局下書き用紙を使って、
私は計算過程をざざっと書き、
答えを導きました。
時間が少ないですが、
計算過程を聞かないかわりに、
最終の答えしか求められない部分が多いので、
正確さが大事な科目です。
だから、最少の時間で、
正確に解くためには、
①論点を見たら計算過程を思い浮かべて、
②下書き用紙を駆使して、正確な答えを導く、
ことが重要ではないか、と考えます。
計算過程を整理する方法として、
私の場合は、論点ごとにA4の紙に書いて、
どんどんかきためていきました。
問題を解いて、間違えたりすれば、
その計算過程のどこを間違えたかを、
A4の紙にメモするなどして、
充実させていきました。
何度でもそのA4の紙に戻り、
頭にたたきこんだと思います。
あとは、問題集を解くこともしました。
特にAXLでは問題集を何度か解きました。
問題集は細かいですが、
網羅してますし、何度も同じ論点について見つめなおすので、
より理解が深まりました。
TACの教材の中は、問題集よりも、
アクセスを何度も解きました。
総合問題を何度も解くことで、
全体的な流れをつかむことが出来たと感じます。
本試験の計算問題では、
法人税をまずしっかりとって、
消費税もきっちりと取れるところを取りたいですよね。
時間配分も気になるところですが、
私はまず理論を30分、消費税に30分、法人税に1時間、
の順番と配分で解きました。
【理論】
理論は、私は深い対策はしてないと思います。
確かにTACの教材では理論が薄かったかも、と思います。
AXLでは、租税の理論だけの講義があったので、
その講義で配られたテキストを、
数回読み返した程度で、
あとはトウレンをきっちり全て受けたくらいです。
実は、理論の伸びは最後の最後ですこーし伸びたくらいで、
いつも平均より下でした。
配られたテキストを3回くらい読んで、
やっと頭が整理されたかなー?くらいです。
本試験では、だいたいを埋められたことは覚えています。
しかし、やっぱり計算のほうが、
重要だと思いますので、
計算から詰めていくことをおすすめします。
また、消費税も分かったようで、
どんどん忘れたり分からなくなったりした分野でした。
消費税は要注意分野として、
たくさん重点的に問題集やトウレンを解きました。
私の場合、
租税法は、
①計算過程のA4用紙を見返しては、忘れないようにする、
②問題集を間違えがなくなるまで繰り返す、
③トウレン、アクセスなどの総合問題と解く
ことをしていたと思います。
いかがでしょうか??
また分からないことがあれば、
質問ください。