マルチバリエータ その後
マロッシ マルチバー投入から5000kmほど距離を重ねまして、
当初と比べてだいぶ印象が変わりましたのでご報告です。
え~っと・・、すごく回るようになってますw 馴染んだかな?
0発進は8000rpm以上。たぶん8300~8500rpmくらい。
60km/hからの中間加速では9000rpm近くまでいきます。
リーダーエンジンは8000rpmを超えると、正に「カムにのっている」といった印象で、
力・音・振動ともに元気いっぱいです。いい感じにガソリン燃えてるな・・って感じ。
もちろん、その影響は如実に燃費に跳ね返ってきまして、
・街乗り=17~19km/L
・高速=22~24km/L
・ツーリング=20km/Lちょい
と、昨今の大型バイク並のステキな数値を記録していますw
大型バイク並のペースで走っているので、そんなモンでしょ。
んで、
ワタクシのST200はVXRのエンジンが載っかっている訳ですが、
このエンジンは、実は最高出力21ps/8,500rpmあるらしいのです。(現行は19ps/8,750rpm)
新しいのは、排ガス規制で1割ほど出力ダウンしちゃってるのですね。う~ん・・悲しい時代だ。
エンジン載せ換えで思わぬ副産物でした。
旧エンジンと馴染んだ駆動系は中々のフィーリングですv
ちなみに、排ガスは明らかにVXRエンジンの方が濃いです。
特に始動直後は香しさを辺りに漂わせ、雰囲気を盛り上げてくれます。
一般的には「臭い」という表現になります。
環境性能を全て否定する気はありませんが、
何でもかんでも無味無臭無害ばかりを善とする向きには賛同しかねるのです。
マルチバリエータ
駆動系がヘタってきたので、
予定通りマロッシのマルチバーを投入しました。
ランナーも走行距離が15,000kmを越えて、
段付き加速や再加速のモタツキが気になってました。
駆動系を見てみると、ウェイトローラーは若干削れているだけで、
そんなに酷くは無かったものの、プーリーフェイスはくっきりと段差が出来てました。
(ピアジオの純正ウェイトローラーは持ちが良いそうです)
キットにはウェイトローラーが14gと15gの2種類入っていて、
加速重視で14gにしてみました。
0発進で7,500rpm、再加速で7,250rpmほど。
最高速は未計測ですが、ちょっとおちるかな?どうだろ?
燃費は絶対悪くなるはず・・
概ね評判通りの感じですね。
激変はしませんが、気持ち良さUPです。
これで、買ってあったMALOSSIステッカーを心置きなく貼れます。
どこに貼ろうかなぁ~ (´∀`*)
光りモノ
ランナーをイジりたい気持ちを抑えるために、
ちょこっとチューンに手を出しました。
今更・・ の高効率ライトバルブです。
先日テールライト球が切れまして、ついでにライトバルブに興味が湧いた次第です。
昨今のライトチューンのトレンドとしては当然HIDなのでしょうが、街灯のない山間部ならいざ知らず、
9割以上が都内走行の使用条件なので、明るいライトの必要はありません。
いつもの「雰囲気重視」で誤魔化す作戦ですw
ランナーのヘッドライトバルブは「H8 35W」で、バイク用品店ではあまり見掛けません。
(NAPSにも2輪館にも無かった・・)
カー用品店に行くと、かろうじて隅っこに存在していました。
PIAA select 4100K
※画像はH4 130/120wのモノです
選んだ理由は「特価品だった」からw 2.6野口ほど。
色味は4100Kで少し白いかな?程度。
高効率ライトバルブの色温度は高くなるほど表面の青色フィルターが濃くなり、結果 暗くなります。
(数字が大好きな日本人は大きなK数を選びがちですが、お間違えないように)
でも、全くの電球色(3750K)では面白くないので、少しだけ色付けです。
純正ライトバルブよりは明るいですね。まんぞくまんぞく。
こういった「少し前に流行した商品」というのは、
技術も評判も出切っているので、欲しいものを安価で購入できて楽しいです。
耐久性はどうなのか?4輪用を転用して大丈夫なのか?実際の明るさは?・・などなど
メリット・デメリットは調べるほど出てきます。
まあ、ワタクシとしましては
「ちょっと明るくなって、白っぽければ かっこいいじゃん!」程度なので、
こんなモンで充分なのですw
知足
1年半ほど前に、前触れもなく、ふと頭に降りてきたイメージがありました。
「真ん中の四角を口にして、吾唯知足(われただたるをしる)と読むんだよ」
と教わって、へぇ面白いな・・と思った、遥か昔の記憶。
はて?なんだっけコレ?
そうだ。コレは確か有名な蹲踞(つくばい)だったな。
と思って、改めて調べてみると、石庭で有名な龍安寺の蹲踞でありました。
知足の蹲踞
吾唯知足「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」
お釈迦様が説いた「知足」の心を図案化した仏教の真髄 だそうです。
その仏教の真髄のイメージが、ふと頭に浮かんだのです。
不思議なことがあるもんです。
さて、せっかく頭に浮かんだこのイメージは、ひょっとしたら何かのお告げかもしれません。
「知足」について、もう少し考察してみることにしました。
直訳すると、
「満足することを知っている人は貧しい環境でも心が豊かであり、
満足することを知らない人は豊かな環境でも心が貧しい」 ということ。
Webで調べてみると、すぐに出てくる答えは「質素倹約」で、
短絡的に何とも詰まらなく解釈されがちです。
でも、それだけでは些か浅慮というものです。
書籍等で更に調べていくと、その意図はもう少し深いところにあり、
「己を深く知る」「周りの物事の本質を見極める」
ことにあると気付かされます。(老子道徳経あたりが参考になりました)
論理的思考法でいうところの縦型思考に近い感じでしょうか。はたまた幸せの青い鳥?
もちろん、不知足に陥りやすいワタクシではございますので、
満足することを知らず、際限なく欲を求める・・という事に心当りはありますがw
その意味も踏まえまして、自戒の念としています。(ー人ー)
それ以来、本人としては随分とオトナになったものだと関心しております。(超自賛)
とりあえず、今は排気量200ccくらい(ランナー&カート)で「足るを知る」ことができています。
思い返せば、156・ジュリア・900SS・アドレス等、排気量や車輪の数に拘わらず、
それぞれに楽しみを見付けて、それぞれの時で足るを知っていた気もするし、
逆に「やりすぎだったなぁ・・」と思えることもしばしば。。
そして、それらの経験があったからこそ、こういった考えになったのでしょう。
もちろん、今でもランボやフェラーリやパガーニやドカやビモータやアグスタやグッツィや・・・(以下ry
機会に恵まれるなら所有したい気持ちも大切にしています。カッコイイもんね。やっぱし。
しかしそれらとご縁があるのなら、相応の立居振舞というものがあるでしょうし、
そういった事を無視した行いは、傍から見て滑稽に映ることでしょう。
若い子が似合わないLVの鞄を身に着けるのに似た下品さが漂ってしまいます。
「無理をしてでも高級車を買え!」といった書籍も見受けられますが、それこそナンセンスで、
その主張自体が高級品の本質を否定している事に気付いていないのは残念です。
「武士は食わねど高楊枝」なら張合いがあってまだ良いのですけど。
(間違っても、腹が減って楊枝を食べないように)
実は、昨年の正月にガラにもなく書初めなんかしまして、「知足」と書いたのですが、
昨年1年間では、まだまだ足りないことに気付きました。今も同テーマは継続中であります。
しばらく行動の指針としていこうと思います。
どうせ深く考えんでも、ワタシは放っておきゃ不知足になりますんでねw
ココロが貧しいなぁ・・
タイヤレター
お気に入りチューンのタイヤレターやりました。
費用は大して掛かりませんが、面倒なのが難点です。。
イメージはF1のコレ↑。タイヤ選びでピレリにしたのは、これをやりたかったからです。
材料はいつもの三菱ペイントマーカーで。今回は黄色に加えて赤も使ってみました。
タイヤモデルは「DIABLO SCOOTER」ですが、「すく~た~」ってレタリングするのもイマイチなので、
「SCOOTER」←最初2文字だけROSSOで塗りました。DIABLO Super Corsa?っぽく。
(よく見れば、OOTERが未塗装なのは分かりますけどw)
「PIRELLI DIABLO SC」→15文字
前後左右→4ヶ所
重ね塗り→2回
合計→120文字 を塗布しました。
全部で2時間くらい掛かったかな。 疲れた。。(-_-;)
ちなみに、タイヤというのは中から保護成分の油種が染み出てきますので、
特に新品タイヤにこのようなイタズラはお勧めしません。自己責任で。
これで半年くらいもちます。
ホイールのMarcheginiステッカーは、本物と同じバルブの反対位置に貼りましたので、
リムテープの切れ目とタイヤロゴは90度の位置になってます。(←狙い通り!)
そういうトコ 無駄に拘ります。
前にアドレスの10インチタイヤでもやりましたが、こっちの方がロゴがデカくて目立ちますねぇ。