5月30日 土曜日 晴れ。
GLAYの20周年を飾るツアーのセミファイナルへ。
場所は約束の地、東京ドーム。
遡れば10年前。
TERUのステージの去り際の一言から始まったね。
マイクスタンドに白いジャケットを掛けて
「10年後、このジャケットを取りに来る」と。
(当時、僕はその場にはいませんでしたけどね)
あれから10年。東京ドーム公演が決定!(2days!)
その瞬間から
「約束のドーム公演」とまで題されるほどに。
あの頃からビッグなバンドだったとは言え、
先行き不透明なこのご時世に、
そして10年という遠い未来の約束を誓うなんてね(笑)
去年の秋にリリースされたアルバム
「MUSIC LIFE」を引っ提げて始まった今回のツアーの
最後に選んだのがこの東京ドーム。
ではざっくりと概要を。
照明が落とされた会場後方から気球に乗って
観客の真上を移動しながらステージに降り立つメンバー。
そんなステージ中央には10年前、
TERUが残していったあの白いジャケットが!!
それを手に取り、羽織ったところで
オープニングに披露されたのが新曲「HEROES」
10年前はこの場所にはいなかったけど
本当に『帰ってきた感』がすごかった。
そして続く曲は
「Young Oh! Oh!」 「Freeze My Love」など、懐かしの曲。
からの「everKrack」
この曲の演奏中にスクリーンに映し出されてたのが
これまでリリースされたシングル・アルバムのジャケ画を
おフザけ要素を取り入れて合成された
滑稽かつシュールな出来のアニメーション。
メンバーは演奏に集中。会場は爆笑という
なんとも斬新な空気に包まれた時間だった。
そして今回のアルバム曲達が演奏された後、
名曲の1つ「pure soul」。ライブで初めて聴けた!!
その後も今まで歩んできた時代を象徴した曲達が続く。
もちろんと言ってもいい「誘惑」もね。
本編最後の曲は去年の9月に行われた
東北EXPOのテーマ曲「BLEEZE」
迎えたアンコール。1曲目に入る前に
今回のツアーのタイトルにも含まれている「ミラクル」が!
(というよりサプライズと言った方が合ってるかな。
詳しくは各音楽サイトなどをご参照くださいな)
1曲目に披露されたのが
これまでもリーダー・TAKUROが常々言ってきた
「GLAYの20周年は東北と共にあります」って言葉が
大きく反映されているであろう曲「さくらびと」
そして一般では代表曲ともなっている
「HOWEVER」に続き「SOUL LOVE」
(僕が人生で初めて購入したCDがSOUL LOVEなんです。
同時リリースされたはずの誘惑は後日買った覚えが・・・今思えば謎。)
その後も新旧織り交ぜた曲が演奏され
ラストを飾ったのがアルバム曲「MUSIC LIFE」
5万5千人の超満員で行われたこのライブ。
初日しか参加できなかったのがすごく残念で、
このときに明日も来たい!って気持ちが絶えなかった(笑)
途中、TERUがMCで
「10年前この場にいた方っていますか?」と聞いたときに
僕の予想以上の人が手を挙げていてびっくりした。
みんな本当に信じて待っていたんだなって。
それを目にした瞬間に僕が「GLAY」を語るのは
少し申し訳ない気がした(笑)
振り返れば10年前なんて高校生だったなぁ。
そんな10年後にこんな空間にいられるなんてね。
最近ではよく「解散しないバンド」って公言してるけど
10年先の約束を誓い、果たすGLAYなら
それすら信じられる気がするよね。
この5月30日・31日の2daysで行われたライブで
20周年としては一旦区切りがつくけど
もうすでに21年目をスタートさせているGLAY。
これから先の活動も末永く見守って行きます!!
HAPPY SWING!!!!!