☆★ コルレオ~ネの ☆★     『さようならはキスのあとで・・・』

☆★ コルレオ~ネの ☆★     『さようならはキスのあとで・・・』

たった数行の恋愛小説家。
誰にも言えないあなたへの恋心。
もがき苦しむ私を見て
あなたは何を思うのでしょう。
抱き締める前に教えてください。
私の心の奥深くまで届くように。


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つまらない恋の行く先は

はじめからわかっていました

募らせた思いと同じだけ

不安に包まれ明日が見えなくなる

だからやめたい

だから離れたい

それなのに気持ちは

ここにいたがる

あなたのそばでいつまで

泣き明かせばいいのですか

教えてください

 

 

冬色の恋


白い雪に包まれた この街のどこかに
恵美はいるのかな
会えないイヴの夜は切なくて苦しくて
その瞳 その髪 そのくちびるで
どれだけの男を虜(とりこ)にすれば
気がすむのだろう
ぼくは恵美の美しさを 絶対に許さない


音も消えた冬の空 また一人佇んで
恵美を思い出す
あの日のぬくもりは悲しくて愛しくて
その笑顔 その声 その指先で
どれだけの男を夢中にすれば
気がすむのだろう
ぼくは恵美の純情を 絶対に忘れない

忘れられない人がいます

その顔その声そのぬくもり

私の身体に沁みついて

離れてくれないのです

時間がたてば薄まるはずの

思いが濃くなっている

苦しくて悲しくて

今も好きなのに

あなたのことなんか

忘れたふりをしています

私は忘れ者




もう会えないのに

あなたは微笑むのね

その強さはどこから来るの

切りだされたサヨナラに戸惑い

なにもかも見失った日々

「また会えるから」の

言葉が軽過ぎて

なんの慰めにもならなくて

いやになる

大切な人との愛が詰まった思い出は

どこに捨てればいいのかな



ふりかえることしか

できない女になったのは

いつからでしょうか

前を向けず背中の後ろばかり

気にしてる

いつもそばにいた

あなたの優しさも

今は遠すぎて引き寄せられない

うつむいた顔を誉められたくて

うつむいてるわけじゃないのに

愛しい思い出が重すぎて

先に進めない



なにも話さず

ただ見つめ合っていたね

明日もわからない二人は

薄明かりの下で

寄り添うだけの毎日

お互いの存在のせいで

ダメになっていく自覚はあったのに

離れることができず

また月の下で不安に怯えて

あなたは私を

私はあなたを

どこまでも探してた

すぐそばにいるのに探してた





それが幸せだと

気付くのが遅かった

言葉にはできない

重い空気の中で

悲しい女を演じていた

あなたに見せた涙も

あなたを包んだ優しさも

今はもう幻

さよならを言った私を

あと少しだけ

つかまえていてくれたら

風も透き通っていたのに





負けそうになった時

最初に浮かぶのはあなたの笑顔です

季節はいくつ変わっても

変わらない気持ちがある限り

歩いていけるような気がしてた

いつまでも続く

あなたへの思いを胸に抱きながら

風を受け 波を避け

目指す場所へ行くだけ

どんなに遠くても

どんなに時間がかかっても





身動きできないほど強く

抱きしめられたことはありますか

息をするのも辛くて

だけどその状態が心地よくて

愛情に押し潰されそうになる時の

あの気持ちよさ

愛される価値のない私を

愛してくれる人がいる

だから今日も生きられる

自分の為に生きるのは苦しいけど

愛してくれる人の為に生きるのは

なんでこんなに幸せなのでしょうか






周りを見ればひとりじゃない

たくさんの人に囲まれ

愛情に包まれ生きてるのに

ひとりきりで佇んでいるような

気持ちになるのは何故?

背中で泣いてる人に

「ひとりじゃないよ」なんて

励ましてる場合か

自分の涙に

もらい泣きしてるなんて

笑うに笑えない