バスケット講座 3 ―姿勢―
昨日5,6校のチームの子達をまとめて指導しました。
姿勢が如何に大事なのかを伝えるために沢山の時間を費やしました。
ディフェンスはしっかり腰を落としてサイドステップを踏もうとします。
しかし、問題はオフェンスです。
なぜディフェンスで整っているスタンスで動けないのか不思議でした。
ミートする時も膝が伸びた状態からキャッチして沈むので時間がかかりディフェンスがすぐチェックするという場面が多かったです。
また膝が伸びて顔を下げるので前かがみになり、トラベリングが多々起こりました。
「スタンス!腰下ろせ!」とコーチたちは指示していました。
しかし、腰を下ろそうとすればするほど前屈みになるという負の連鎖です。
どうすればよいのか…(魔法の言葉があります。)
私が指導中よく言っているので勝手にパクッちゃってください。
選手の皆さんオフェンスもディフェンスも腰の位置一緒で頑張っ
てみましょう。
もちろんダッシュで走る時は腰沈めなくて良いですよ!
バスケット講座 2 ―もらい手について―
前回もらい足について考えてみました。
今回は手についてです。
足がしっかりしていても、手が良い場所になければ、次の動作が出来なくなるばかりではなくスティールされ、-プレー(マイナス)になってしまいます。
-練習-
スクエアパスやトライアングルパスなどを行う場合にターゲットハンドを前に出すのは当たり前だと思います。
では練習中にイメージを膨らませてディフェンスの位置によって手を出す場所を変えるプレーヤーはいるでしょうか?
これが凄く大事です。
イメージしながら練習するということはゲームの局面で出来るということだと思います。
-実践-
では実践中はどうしたらよいでしょうか?
私は選手のアウトサイドにパスを出すよう常に指導します。
つまり、R-D-O-Bになるようにパスを出させます。
パスをもらったユーザーがボールの位置を変更します。
押し出すのか、引くのか、肩なのか、腰なのか、膝なのか…
ここで注意しなくてはいけないのが逆を突くということです。
膝にセットしていきなりクイックでシュート打つとか…
なのでパスはワンハンドでさばいたりもらいましょう。
両手でもらってたら…(だめです)
練習方法はたくさんあるのでぜひ見に来てください。
バスケット講座 1 ―もらい足について―
バスケット講座 1 ―もらい足について―
もらい足(ミートフット)について私なりの考えをまとめてみました。
バスケをするにあたって止まりながらボールをもらうことはほとんどありません。
動いていることを前提にもらい足を考えてみましょう。
ではなぜボールをもらうのか
1.シュートを決めるため
2.仲間が詰まったから…
この二点に絞って考えるとおのずと答えが見いだせると思います。
1の状況下では(ボールの位置にもよりますが)相手を抜き去ることを考えます。
すると優先順位は
①ジョーダンカット(マイケルジョーダンがやってました)
②キックミート
③前ミートからのロールターン
④ストライドステップからのピポットになります。
2の状況下ではシュートを優先に考えるのでもらい足はシュートミートに変化します。
①ゼロステップからのジャンプシュート
②ストライドステップからのジャンプ、セットシュート
③ジョーダンカットからの引き足ジャンプシュートになります。
トリプルスレットという言葉を私は死語だと思っています。
ドリブルができ、パスができ、シュートができるポジションでボールを持つ!
そんなことしたら間違いなくスティールされます。
プレーヤーはボールの位置、ディフェンスの位置を把握して、優先順位を決めます。
決めた優先順位によってボールを引くのか、押し出すのか、ボールを守りながら体を反転するのかなどを決めなくてはいけません。
最高のミートはその時その瞬間に決まります。
だからコーチは常に頭の中で最高のイメージを保ちつつプレーヤーと接しなければいけないと思います。
夏真っ盛り
昨日は岐阜まで出張に行きバスケの練習はできませんでした…。
いまチームで取り掛かっているのはリバウンド強化です。
小っちゃいチームはとにかく走り回ってルーズボール飛び込むしかありません。
一般的なボール置いてアウトする練習以外に無いものかと考えています。
現在3-2ゾーンディフェンスから早めのスクリーンアウトそこからのファストブレイク、セカンドブレイク、サードブレイクまで行っています。
シュートはミドルで大体6割入るようになりました。
大会まであと一ヶ月。
期末試験でほとんど練習できないが…
頑張るしかないですね。