素敵なマネージャー その⑤ | あなたのシゴトにも役立つ、コンサルタントのビジネス感覚

素敵なマネージャー その⑤

困ったヒトというのは、自分の仕事の責務に「自分感覚」を社外のヒトでさえ説得できないのに、

社内では自分で抱えて、経営や事業推進の意思決定の遅延という重大な罪を犯すヒト。

 

その方

「うーん、A案とB案、C案、比較すると、A案のほうが他の活動と連携取るにはよいマーケティング活動になるとは思うんですけど。。。。。(沈黙数十秒)」

 

「では、A案で決定ですね」

(参考情報;ここに至る前に、代替案検証を3C視点や事業戦略からの評価で行ってたんですけど)

 

その方

「いや、例えばC案で、もっと独自性を強めた活動はできないでしょうか。。。。」

 

「いや、C案はお客さんにとっては競合他社とも混同される可能性高いことが、今やはっきりしているので

私としては本日の段階ではご推奨できませんが」

 

その方

「うーん、でもやっぱりC案がいいんだよなあ。。。。(沈黙続く)」

 

こんな繰り返しを1ヶ月近く続けているうちに、競合他社が先んじてしまいました。。。。

 

マーケティングというのは、戦争です。そのマネージャーたる指揮官が機会損失を招くようでは、

ちょっと困りますね。こういうときに事態打開に使う手は、また別の機会に。。。