こんにちは
仙台でカラーセラピー・パーソナルカラー診断・カラーに関する講師をしています。
(イベント・研修・社会学級等の出張、随時お受けしております
）
色のソムリエ小関かおりです
今日、3月11日。
たくさんの方が様々な思いを抱いて過ごしていると思います。
犠牲になられた方々のご冥福と
大切な方をなくされた方々の悲しみが少しずつでも和らぎますことをお祈り申し上げます。
５年前のあの時、私自身は仙台市内で車を運転中だったこともあり
命の危険を感じることはありませんでした。
むしろ、老朽化で移転準備中だった保育園に預けていたコダヌキのことが真っ先に頭に浮かびました。
激しい揺れで路駐していた私の前にいたのが仙台市の公用車。
揺れが収まったと同時に国道を転回して街中へ向かっていくのを見て、我に帰りました！
「とにかく早くコダヌキの所に行かなくちゃ！！」
みんな路駐したり車を降りたりしている中で、前にいた公用車の後にピッタリついて走り
地震発生後、１０分もせずに保育園に着きました。
目の前にお昼寝スタイルの下着姿のまま、
毛布にくるまって避難の列に並んでいるコダヌキを見て、急に力が抜けました。
そのまま車を路駐して
園児を近くの公園に避難させる先生方のお手伝いをしばらくしました。
あの時、前の公用車が転回するのを見て
後を追わなければ
その後の大渋滞に巻き込まれて何時間もコダヌキに会えなかった事でしょう。
緊急時の咄嗟の判断って本当に大切だということを痛感しました。
あの日の朝
どこの家庭でもごく普通の会話をし
普通に会社や学校に出掛けたはず。
だけど、その時が最期の別れになってしまった方々がたくさんたくさんいました。
「大好きだよ」も
「ありがとう」も
「ごめんね」も
言わなくてもわかる
いつか伝えよう
と伝えないままでいた思いを２度と伝えられなくなってしまった思いや言葉
震災に限らず
いつどんなことが起こるか？はわかりません。
だからこそ
咄嗟の自分の判断を信じれる自分であること
伝えたい思いや言葉はきちんと伝えること
毎日を丁寧に生きていくこと
をしっかりと意識して
これからも生きていきたいと今日改めて思うのです。