「絵のアドバイス、応相談」まとめ その7 | アキバのコミック先生ブログ@マンガ・イラスト教室講師

「絵のアドバイス、応相談」まとめ その7

「絵のアドバイス、応相談」まとめ、第7回!

そろそろ数が多くなってきたので、目次でも作ろうかしら。



●写真など見て練習しても、なんかリアルすぎてまんがっぽくない


■写真の人物とまんがのキャラ、アタリを比べるとよく分かりますが、

それぞれ体のバランスが大きく違います。

ですが、体の動かし方やポーズのとり方など参考にする部分は沢山あります。

よい方法は、写真などをトレースしてアタリを描きその"動き"だけを参考にすることです。

関節の"動き"を自分のキャラのバランスに当てはめることで、

動きのリアルさを持った自分のキャラを描くことが出来るのです。


●表情が上手く描けません


■表情は現実の人間でも千差万別、
まんがでの表現も入れたらそれこそ数え切れません、
感情表現に答えというのは実はありません。


表情に迷っているならばまず"喜怒哀楽"を描く練習を
してみましょう、自分の顔を鏡で見たりプロの絵を模写してみたり
色々試してその4つの表情を納得いくまで描いてみましょう。


とことん練習したら、あとはこだわる心を捨てて思いつくままに
描くことが良いです、"考えて描いた表情より感じて描いた表情"
の方が魅力的な表情になるものですよ。


あと、まんがの表情はキャラの感情が読み手にダイレクトに伝わるように、

オーバーリアクション気味の方がよいです、

リアルな表情だと意外と見分けが付かないものですからね^^

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●髪の毛がよく描けません、どうやったら髪の毛らしく描けますか?


■髪の毛はコツをつかむのは苦労しますね。
頭に繊維が乗っかるイメージなのですが、最初は難しいので
布で作ったカツラを乗せるイメージが良いですよ。
その上で、繊維を意識して"大小細太"の違いを入れていくと
髪の毛らしい表現が出来ます。(添付参照)


プロの絵や写真などよく観察して練習して見て下さい。

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