カラフルのクラリネットエピソードシリーズ
愛♬Clarinet→50話目です
前回までのお話
入学してすぐ顔合わせがありました。
同じクラリネットの子が積極的に話しかけてくれたおかげですぐ打ち解けて仲良くなれました☆
違う大学で勉強して来た同士、たくさん情報交換して音楽の事もいっぱい話しました。
その話は新鮮で同い年の子がどんなことを考えてどんな道を目指してるのかは刺激になりました。
授業もありアンサンブルを組む事になり、新たにクラリネット4重奏を一緒に練習する事に。
短期間とはいえカラフル以外でまたクラリネット4重奏を組むことになるとは・・・どんだけ好きなんだクラリネット四重奏!笑
そこで飛び交う直球な意見もとても勉強になったと思います!
一方、大学卒業後に初めて頂いたお仕事はオケのお仕事でした。
在学中お仕事でご一緒したクラリネット奏者の方に声をかけていただき、”音教”とよばれる、学校等で行われる芸術鑑賞会をオーケストラで各地をまわるというものでした。
オケでは最年少でほとんどの方が自分より20歳くらい年上の奏者の方ばかりで緊張の毎日でした。
リハーサル初日、リハ開始20分前に部屋へ入ると今にも合奏が始まりそうな雰囲気。
え!!??時間間違えた????遅刻????
心臓が止まりそうになりながら着席すると、リハーサルが15時からなら14時には会場入りして音だししたりするのが普通だよと教えてもらいました。時間にシビアなクラシックの世界。団体により差はあると思うけどオケの皆さんは集合がとっても早いのですね!!
次は念のため1時間半前に会場入りしました(笑)
お誘い下さったクラリネットの方はアンサンブルなどの編曲も多く手がけていらしている方でした。移動のバスの中で何やら電子辞書を眺めながら難しい顔をされていたので聞いてみると、
「イタリアオペラの編曲をするにあたって和音のことを考えながらその歌詞のイントネーションを考慮したり、歌詞を日本語に訳して構成を考えている。」
とのことで、色々編曲などのお話をして下さいました。
音楽に真剣に向き合うその姿に感動して私もこうなりたいって思いました。
それまで編曲はした事なかったのですがチャレンジすることにしました!
初めて編曲したのが、今でもよくカラフルで演奏するトリッチ・トラッチ・ポルカです☆
つづく
Megumickey