Cojilo's BLOG

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高卒→起業→廃業→ベンチャー企業
多くのことに興味があります。

Amebaでブログを始めよう!
 記事タイトルは「プログラマはろくろ回しの夢を見るか?」

 よくTwitterでもつぶやいているが、プログラミングに興味がある人から、はじめてみたい、やってみたいという相談を受けるようになった。そういう相談を受けるのは実の所、結構嬉しかったりする。
 私が始めてプログラミングをやりたいと思ったのは小学校5年生の時で、森永製菓のキョロちゃんワールドというサイトを観た時だった。子どもがお菓子作りに興味を持ってPatissierになるのと同じだ。そのまま、それを創りたいと思って真似事から勉強を始めた。相談する相手もいないし、いわく「ホームページ作りなんてお金がかかる。」と言われ、最初っから挫折を味わった。

 毎日検索している間に検索のコツを覚えて、Yahooジオシティーズなら(当時はまだ何とかストリートというところに入居し、4桁の番号を与えられていた、そういう時代)無料で始められるとわかり、始めた。

 中学3年生の時はこれで働くことを決めていたが、私のプログラミング能力は停滞した。Visual Basicでアプリケーションを作れるようになったのは、高校3年生のころだ。これを職としている人からは笑い声すら聞こえそうだ。

 そういった時、結局指南してくれる人に会えたわけでもなく、インターンやアルバイトのように経験を積めた訳でも無い。これがものすごく悔しかった。これさえ経験すれば、こういう人に出会えれば、もっと能力を伸ばせたかもしれない。そう思った。もちろん、それはちょっと甘えじゃないかとは今思うが、逆にそう最初に思うのは自然なことだ。 だから、今興味がある、という人に対しては積極的に話をしているし、興味があればぜひ職場にきてもらって体験もしてもらったりもある。


 ところで、陶芸家になるにはどうしたら良いのだろうか。僕は検討もつかない。最近は手軽に「ろくろ」を回せる玩具としてのキットや、大人の趣味的なレベルに調整されたものが販売されている。これは非常に良いことだ。20年したら、「当時あのキットで遊んだのが、今の私の作品を生み出すキッカケなのです。」となんかの記事で出そうだ。

 陶芸の知識は少ないが、原材料は粘土だ。つまり「土」は肝だ。しかしながら奥は深い。地域によって特性は異なる。いわゆるデザインもあるだろうし、うわぐすりもある。では、陶芸家を目指す場合、初日からこれらすべてを理解できている必要があるだろうか?まして、化学式まで理解する必要はあるだろうか? 機械による大量生産を目指すなら、そこらへんも必要かもしれない。

 結論をそろそろ書こう。

 一人ひとり、「やりたいこと」を目指す地点が異なる。また、「やりたいこと」を「やれるように」するための、「最初の理解する入り口」が異なる。粘土をこねることが陶芸家への道につながったっていいし、別の入り口もあるだろう。プログラマも同じだ。


 だから、「プログラミングを始めようとして挫折した。」経験がある人は、また色々なプログラマにあって、自分なりの入り口を見つけて欲しい。なんであれ、やりたいことができるようになるのは楽しいことだ。


@cojilo
 タイトル悩んだのですが、今回は少し明確にしました。「プログラミングを始めたい人・挫折気味な人に贈る、妄想プログラミング」です。

 以前の記事(プログラミングとは何か?)からの続きですが、この記事だけでも内容は十分読めます。まだ読んでない方はぜひ以前の記事を読んで下さい。

 この記事はいまいち「プログラミングってなんぞや」という人への記事です。逆によくやっている人が読むと、「なんておかしなプログラミングだ。」と思うかもしれません。


 なるべくプログラミングの核の部分について触れずに話を進めようと思います。例えば、俳句を作りましょう、という時には、人間の言語理解の仕組みや日本語を発音する仕組み、日本語の歴史についていきなり全部は詰め込まないでしょう。最低限の俳句の仕組みだけを聞いてチャレンジすると思います。

 同じ事です。

 まず、プログラミング言語を妄想しましょう。CやJavaとかRubyとかありますね。ここではTopaz(トパーズ)という名前にでもしておきましょう。

 今日妄想プログラミングするのは、「Tomo List」というプログラムです。友人の名前を登録して探すという電話帳みたいなプログラムです。では、まずルールを決めましょう。コンピュータでも手元の紙でもいいので、メモ帳を開きます。Topazというプログラムを書くときは必ず宣言をしなければなりません。これは、Topazっていうプログラムだよって。
"Topaz.program"

 書きましたか?ちゃんと書いて下さい。

 では、まず友達を登録する仕組みを作らなければいけません。項目が多いと面倒なので、名前だけ登録できればいいでしょう。見なさん、名刺入れって持ってますか?名刺を入れるやつです。
 プログラミング言語も、「何かをいれよう」と思ったら、そのなんちゃら入れが必要です。では、その「何かをいれる何か」をNameと名づけましょう。

 何か会員登録する時、入力画面というのが出ると思います。それも作りましょう。便利なことに、Topazという言語は"view"という呪文を唱えると画面に表示されます。入力するための画面は"input"という呪文も一緒に唱えると、入力できるようになります。

 思い出して下さい。これは妄想プログラミングです。
では、まとめて名前を入力する画面を作るプログラムは次の通りです。

"Name.input.view"

呪文は.(ピリオド)でつなげます。名前.入力.表示。って感じですね。とりあえず、入力画面にはTakeshi Kunibeとでも打ち込んでおきましょう。これでTopazのNameの中には、"Takeshi Kunibe"となります。もっと電話帳を登録したいですよね。もう一回書いておきます。

"Name.input.view"

今度は、"Yasuhiro Sato"にしておきましょう。同じように、名前を入れたい数だけ、この"Name.input.view"を書いて下さい。

最後に、電話帳から名前を検索してみましょう。Topazではinputのように、searchという魔法があります。さて、どうやって書くでしょうか? 再確認、これは妄想プログラミングです。想像を働かせて、あなたの目の前は今マトリックスのように何かプログラムが動き続けています。

"Name.search.view"
そうです。これが検索画面です。Googleのトップページでもイメージしておいて下さい。ところで、本棚に本を入れる動作を"input"、本棚で本を探す動作を"search"だとすると、本棚から本を取り出す動作はなんでしょうか?Topazは素晴らしい。"output"です。

 では"Yasuhiro"と検索してみて下さい。そして、画面に表示できるようにしましょう。もうプログラムも完成に近づいて来ました。

"Name.output.view"
この呪文を書いて下さい。ちょっと感の良い人は、もしかたら、Nameという電話帳に入れた名前が大量に出るかもしれないと思うでしょう。"探したやつだけ持ってくればいいよ"と伝えなければなりません。そうですね、そういう時Topazでは、".from.search"とやります。 これによって、検索した後、画面には"Yasuhiro Sato"が出てくるようになります。

下記がプログラム全体です。

Topaz.program // Topazのプログラムであることを宣言
Name.input.view // 名前を入力する画面を表示
Name.input.view // 2人電話帳に入れたい
Name.input.view // 実は3人電話帳に入れたい
Name.input.view // しまった、新しく4人目が必要になった
Name.input.view // 最近新しく友達ができた
Name.input.view // 好きなだけ追加しましょう。ただし必要なだけ書くこと
Name.search.view // 名前を検索しよう。Nameという箱にはたくさん名前が入ってるはず
Name.output.view.from.search //検索した名前を表示しよう


 どうですか?プログラミングは上手くできたでしょうか。他に学んだことがある人は、全くイメージと違うかもしれません。ここで困ったことがあったと思います。

・どうやって入力画面ができるの?
・電話帳に入れたい人が増えたら永遠にinputを書かないといけないの?
・もっと効率良く何かできないだろうか。


 このプログラミング言語はおそらく、もうプログラマーの人にはBASICやCOBOLがとても素晴らしく思えるでしょう。(アセンブリはややこしくなるので引き合いに出しません。理由は俳句の解説に書いてあります)。

 今、世の中で動いているコンピュータに入力するほとんどのプログラミング言語は、もっと高度にできています。私がこの記事を書いた理由は、「プログラミングとは何か?」を理解してもらおうと思ったからです。
 つまり、「命令をお約束にそって書き、コンピュータに処理してもらう」。その命令(プログラム)を書くことがプログラミングです。プログラミング言語が難しかったりするのは、「命令を覚えることができない。」「命令の組み合わせが分からない。」「概念が理解出来ない」などの理由だと思います。

 ここ数十年という歴史の中で大変頭の良い方々がこのプログラミング言語をもっと高度なものへとしてきました。高度なので、人によって理解の差異があるわけです。例えば、「水泳」をするという行為は、「水かきをする」動作も、「バタフライ」「クロール」をする動作も同じ水泳です。技のレベルが違う。
 でも、まず水に顔をつけて、足を掻くことによって水泳を理解します。そしてもっと早く、効率的に泳ぐために「クロール」という技を覚えます。

 プログラマーは、このTopazのようなイマイチな言語より、より高度で混乱しそうなことを予め整理した文法によって成り立つプログラミング言語を使い、プログラムを作成します。

 ワケが分からない人もいるかもしれませんが、是非、他のプログラミング言語にチャレンジしてみてください。締めは前回と同じ文章にしておきます。



 どのプログラミング言語を使うと、求める作品が制作できるのかを考え、そして選んだプログラミング言語について理解できるか、です。


 この解説の感想をFacebookなりTwitterなりに反応していただけると、嬉しいです。



@cojilo

 
"日経ビジネス もう「ゆとり」とは呼ばせない 平成生まれの衝撃"  という雑誌を読んだ。

 記事タイトルにもなっている「ゆとり」というキーワード。最近では「ゆとり」や「ニート」は差別性・偏見を持ってるとも言われている。私は別に「ゆとり世代」と言われても特に何とも感じない。「ゆとり」というキーワードにくくりつけて、「だから~は」といい方をされれば、状況によっては多少気に障るかもしれないが、それは「だから~は」という言い方のせいである。「だから今の若い人達は」という表現と何ら変わらない。

 個人的には土曜日の授業が無くなってからは、それはそれで非常に充実した日々を過ごしている。授業数や範囲が多ければ、まぁ、それはそれで勉強していただろう。今でもよく記憶に残っているのは、使っていた教科書を途中からごそっと、「ここまでで終わり」と減ったことだ。


 肝心の記事の量だが、表紙の様子とは異なり特集の量は少なく感じる。それから、30人全員細かく取材されているわけではない。各分野で活躍する"ゆとり世代"として取り上げたみたいだが、正直何が何だか良くわからない。どういうことかというと、それだったら、この人も、あの人も、取り上げればいいのに、と思ってしまう感じなのだ。載っている方々に優劣をつけている訳ではなく、何といえばいいだろうか。メモついでに残したブックマーク集といった感じだ(余計わかりづらいか)。


 私は別にジャーナリストでも編集者経験があるわけでもないが、いち平凡な読者としての感想を率直に述べると、編集能力に少し疑問をもった。取り上げられている人たちを批判するつもりは全くない。むしろ、名前が載るということは誰かが話をしたわけであり、それだけ実績や話題性のある人だから、それはそれで支持したい、今後の活躍にも期待したい。同じ世代として、という言い方は少々偉そうだから嫌ではあるが、つまるところ同世代が活躍するというのは何かと気になるものだ。また、例えばWebサービスがリリースされるなら、積極的に使いたい思う。


 以前から知っていた名前もあるし、新しく知ることができた人たちもいる。インタビューされた人たちはまた別の視点でよく知ることができた。そういった部分は記事として評価ができる。全体的に非常にバランスの悪いというか、よく分からない特集だった。


@cojilo
 ここ数カ月、プログラミングについて人に話す機会が多くありました。僕の世代がここ数年就活中であることや、ふとしたキッカケであった人々との会話で出てきます。
 時代の職業に流行りがあるのかどうか分かりません、ただ単純にインターネットが普及したからかもしれませんが、プログラミングをできるようになりたい、という話を聞く機会が増えました。

 本題に入ります。

 では、プログラミングとは何でしょう?ここがうまい具合、ストンと自身の感性に入らないと、一所懸命にプログラミング文法を覚えたとしても、作品を制作することは難しいように感じます。

 僕は、小学生のころよく自由帳などにRPGの画面を書いたり、ミニ四駆のコースを書いたりしていました。レゴブロックで遊んでた時期もあります。それが、僕にとってのプログラミング理解への第一歩だったんだな、と最近思います。

 では、皆さんも作りたい作品をまず考えてみましょう。ここでは、そうですね、ファミコンやスーパファミコン時代のドラクエを参考にしましょう。超大作を作るには時間がありません。そこで、戦う画面だけでも作ってみましょう。ここで、この記事の注意点です。必ず、「何か起こす」時は自由帳(かければ何の紙でもOK)に書き残しましょう。


 何でもいいです。モンスターを書きましょう。書けない時は、肉まんでも書いてみて下さい。きっと立派なスライムが自由帳の真ん中に誕生します。余白にでも、スライムのステータスを書いておきましょう。そうですね、体力100、攻撃力20、としておきましょう。それで十分です。

 さて、自由帳にはスライムとステータスしかありません。あなたの名前をつけておきましょう。あまり良い名前が思いつかないので、とりあえずヤスヒロとでもしておきます。主人公、勇者・ヤスヒロの誕生です。体力は200、攻撃力30でいいでしょう。これも余白に書いて下さい。好きなところに。

 さぁ、どんな感じになりましたか?見慣れたRPGの戦闘画面に近づいたかもしれません。画面のどっかに「こうげき」と「にげる」というのを書いておきましょう。そしてあなたは脳内でイメージするのです。「こうげき」を選択したと。

 では、スライムに攻撃をしたことにしましょう。スライムに30のダメージです。「スライムに30のダメージ」忘れず、画面(に見立てた自由帳)に書き込みましょう。そして、スライムも反撃してきます。これも続いて書き込みましょう。「スライムの攻撃。ヤスヒロに20のダメージ」。


 もうお分かりでしょうが、スライムとヤスヒロの体力はそれぞれ計算しておきましょう。引き算だけで結構です。消しゴムでも横線でもいいですが、お互いの体力を消して、新しくヤスヒロの体力を180、スライムの体力を70にして下さい。

 あぁ、もう戦闘にはあきました。お好きな音楽をお手持ちの音楽プレイヤーから再生しておいてください。私のお気に入りはドラクエ5の通常戦闘音楽です。スライムもとっとと倒したいですね。「こうげき」を押したイメージで、そろそろ「かいしんのいちげき!」とでもいきましょう。前に書いたコメントの下にでも書きたしておいて下さい。そして「スライムに100のダメージ」です。どうでしょうか、スライムの体力は引き算するとマイナスです。これがこのゲーム史上最強のモンスターで裏ボスなら、マイナスになっても戦い続けてもいいですが、多くのプレイヤーを混乱させないために、普通は体力がマイナスになったら相手を倒したことになるはずです。


 「スライムを倒した。」

 経験値とゴールドは好きなだけあげといて下さい。

  これが「プログラミング」です。

 私は  たくさんの指示を、この記事を読んだ方に出しました。上手く理解できた人、出来なかった人に分かれるでしょう。そして、書き出された自由帳のゲーム画面は皆それぞれ何かしら異なるはずです。プログラミング言語によって理解できたりできなかったりするのは、つまりこういうことです。

  これらの指示をコンピュータに定めた文法と各種ルールに基づいて記述する言語がプログラミング言語なのです。そしてコンピュータはそれにもとづき、処理をしてくれます。

 自由帳に書いたスライム、コメント、体力の引き算、そして勝敗の判断。金と経験。

 あとは、どのプログラミング言語を使うと、求める作品が制作できるのかを考え、そして選んだプログラミング言語について理解できるか、です。


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@cojilo
 以前にも書いたが、私は頭の中で文章を独り言のように暗唱して、文ができあがっていく。

 この出来上がった文章は即座に書き起こさないとすぐ忘れてしまうため、歩いてる時とかに発動すると(それは結構自然とやってくる)、困ったりする。どうしても、これは、という時は、メモ帳にとりあえずキーワードだけ書きおこして、後で思い出せるようにしておく。私は筆記速度が遅いのと、字が汚いせいもあって、紙に手書きで思いついた文章を書き起こすことができない。メモリ遅延みたいなもんだ。


 それから、だいたい200文字ぐらい思いついた後で、キーワードから派生した別のお題でまた文章が出てきてしまう。自然と。つまり、道端を15分歩いてると、だいたいブログ記事にして5つくらいの記事原稿がずっとブツブツ頭の中をめぐっている。

 私は自己紹介があまり上手くないため、文章を書き起こしておくことは、ひとつ理解してもらうためには大切なことなんだな、と最近再認識している。

@cojilo


考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

伝わる!文章力が身につく本
 もし私が作家になりたいという夢を中心に生きていたら、毎日ひたすら原稿を書き続けていると思う。

 そんなの当たり前でしょ?そう思うだろうか。その道を本気で、というのはどれくらい本気なのだろうか。


 例えば、美容師になりたい人。夢のために毎日それにかけてるのか?自分が使えるすべての時間をワインディング、他の技能訓練にかけているだろうか。他にも、お酒は飲めない年齢でも、カクテルの名前、素材の分量を丸暗記する訓練をしているだろうか、片時も楽器を手放すことなく、唇が疲れた曲を聞くか楽典を学んでいるだろうか?

 バイトを...ちょっと遊びたくて...結構、結構。別にそれは否定しない。私だって年に数回遊びたくなる時がある。遊びたくなるというか、仕事も楽しいので、遊びというより、仕事以外のことをしてみたくなるというのが正しいが。(その感情は前のブログ記事「」に書いている)。人はそれぞれやりたいことがあるものだ。



 どうだろうか?本当にそれだけ時間をかけることがいかに難しいか、振り返ると分かるはずだ。かといって私は、そこまでできていないと思う。なぜなら、そこまでできるというのは、もう超越しすぎてる。極端な言い方をすれば、特殊な訓練をしなければ1週間寝ないで、そういったことをやり続けられないだろう。

 それでも、毎日、やりこめばもっと、もっと、と思い、やり続ける。

 例えそれで結果がダメだったとしても、本当にやりこんだ後だったら納得する。

@cojilo

FOR JAPANESE HAIR DRESSERS 日本の美容師たちへ

バカになれる人はバカじゃない
 私は毎回同じ事を繰り返すのがあまり好きではない。

 以前、美容室に関するブログ記事でも書いたことだが、私は毎回変えることが多い。例えば、よくコンビニに行くが、いつも違うカップ麺を買ってみたり、おにぎりの具を変えてみたり、とにかく違うものを選ぶ習慣が自然とついている。
 ある日、大阪にある某食品会社では、年間300近い新種のカップ麺が提案されるという。これを知ってから、よくコンビニのカップ麺に注意するようになったのだが、なるほど、なかなかカップ麺は新製品リリースのサイクルが他の分野に比べて早い気がする。気がするというのは、記録をつけてきたわけではないからだ。新発売のカップ麺がでると、ついつい購入してしまう。


 ところで、自分自身を実験的に扱うことが多い。

 例えば、朝起きるにはどうしたらよいのか?あるときは寝る時間を早めてみたり、ずらしてみたり、アラームの音を変えてみたり、寝る前に大量に水を飲んでみたり。気づくと、数日おきに違う方法を試している気がする例え今うまくいかなくても、例えば5年後に自分なりの方法が確立されたら、朝、かなりの確立でねらった時間におきる、という能力を会得できる。これは私生活の充実においても、ビジネスにおいても、強力なスキルの一つになる。


 また、くわえて二度寝しないようにするためにはどうしたらよいのか。アラームを10分おきに鳴らすか、もしくは糖分が足りてないだろうからと、枕元に目が覚めたらすぐに飲めるよう、栄養ドリンクをおいておいたり、コーラを寝る前に注いでおき、朝たんさんの抜けた(ぬるい)コーラを飲んでみる、など実験してみた。なお、コーラの方法はそこそこ成果は出ているが、まだ完全に実用段階ではない。飲まないより飲んだほうが、といった具合だ。


3時間睡眠で、なんでもできる!


 睡眠方法に関しては、7時間しっかり続けて寝る方法、 3時間 + 4時間で1日2回に分ける方法。3分割する方法などがあるが、いまだにどれも、良いと思える睡眠方法がない。ちょこっと調べれば、世の中には色んな推薦される方法や、医学的に推奨されていることも多い。おそらく、本当に健康的に過ごすには、そういったことにそうべきだろう。

 だがしかし、私は私がいかに自分が納得・満足して、これが全力だ、という日々を過ごしたいと思っている。そのためには、自分で自分の体を実験体に、日々自ら見立てた予測の元に検証するのが良いだろうと考えている。


@cojilo

仕事ができる社員、できない社員

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)



 今回、電子出版を試しに行ったので、そのレポートを書こうと思う。前回の記事、「電子書籍の制作・電子出版について」の続き。 なお、サンプルファイルはこちらに公開(Googleドキュメント)している。また、試読には仕事の関係でもらったデバイス、iPod touch,Galaxy Tab,Kindle3を使用した。電子出版には様々な手順があるが、今回は次の手順で行った。

1.原稿をwordで制作
2.word2010からPDF出力(タグ、タイトルなどのファイル情報も添付)
3.Adob Acrobat Standard9でファイルを開き、電子署名を作成・添付、ロック


 なお、原稿は以前投稿したブログ記事「ワンステップ上の段階。」をそのまま本文に流し込んだ。

○ページ構成
・表紙
・目次
・まえがき
・章見出し
・本文
・著者略歴

○word設定

・フォント MS 明朝  サイズ16
・1行45文字 18行
・ページサイズ A4
・余白 上12.7mm 下20mm 左12.7mm 右10mm
・用紙 縦、縦書き


 で制作した。ブログ記事は約4ページ分の文章量となった。


 今回、iPod touch,Galaxy Tab,Kindle3で試読してみた。なお、上記のページ設定は、Kindle3で表示を確認して調節している。Kindleの画面表示は非常に読みやすく、サイズが最適化されていれば、その他Kindleの機能からしても、お薦めのデバイスである。Galaxy Tabは画面が明るく、長時間読むのが辛い人がいるかもしれない。また、ページめくりの感覚も慣れが必要である。参考にしたデバイスでは一番画面が広い。私は手元にiPadが無かったが、iPadの画面サイズであれば、もう少し読みやすいだろう。KindleとGalaxy Tabはデバイスの大きさがほぼ同じだが、Kindleの方が軽い。また、画面面積はGalaxy Tabの方が大きい。

 今回、最も苦労したのはiPod touchだ。まず同期方法が、他の2種とは異なる。また、やはり画面が小さく感じる。今回はKindle3に合わせて制作したが、Galaxy Tab,iPadのサイズに最適化した場合、文字が細かくて読めないだろう。Kindle3に最適化したサイズでも、そのまま読める人と読めない人に別れると思う。拡大しながら読むのは・・・私は面倒に感じる。

 以下、参考写真である。サンプルファイルはこちら


制作中
Word2010で制作中。

wordの操作や、上記の署名関連(ロックしておかないと、誰かが改ざんして再配布するかもしれない。)あたりまでやれば、自費出版や一部の同人出版(そこまで詳しくないので、間違えてたら申し訳ない)の電子版といった立ち位置で、セルフ電子出版が可能ではないだろうか。バージョン管理や配布・課金の場合の集金・ファイル保護関連などの課題は多いが・・・。

 なお、試しに読んでみると、どことなくそれっぽく感じる。写真だと撮影の関係で文字がつぶれてるように見えるが、実際はきれいに表示されている。印刷物をスキャンしたわけではないので、自炊本より読みやすい。


Cojilo's BLOG-電子書籍化サンプル1
端末を並べてみる。左からiPod touch,Galaxy Tab,Kindle3


Cojilo's BLOG-電子書籍化サンプル2
写真だと読みやすそうだが、実際は文字が小さい。


Cojilo's BLOG-電子書籍化サンプル3
Kindle3の文字サイズはちょうどよく、とても読みやすい端末だ。操作性も両利き対応。電車でもつり革につかまりながら、片手で読める。


Cojilo's BLOG-電子書籍化サンプル4
Galaxy Tabも文字サイズは問題ない。


Cojilo's BLOG-電子書籍化サンプル5
最後の著作者に関するページはこんな感じに仕上る。


@cojilo

 今、上野の森美術館作家の視展 2011という展示を行っている。

 今回、久しぶりに休暇をとって、美術館へ行ってきた。


 僕はまったく伸びが悪いので、毎日ひたすら何かやり続けるしか、能力を伸ばす方法が無い。例えばプログラミングにしても、全然進歩が無い以上、じゃぁ、どれだけ理解できないことを経験したら、次に逆の視点で理解できるようになるか、毎日その繰り返しである。

 多くのことに興味がある反面、時間を使う分野は限られている。例えば、僕は楽器を演奏することには興味はあるが、それに時間を裂くのは5年後でも構わないと思っている。やりたいことが多すぎて、そんな感じだ。今、大切なこと、身につける能力は何か、時間を集中させるべきものは何か、毎日それだけに時間を使う。たまに思うが、好きな事でなければ、そんなに時間をかけられないし、続けられないだろう。

 そんなライフスタイルを行っていると、ついつい「他のこと」をしなくなってしまう。定期的に、無理やりに全く違う行動をとって消化してみないと、なんだかいけない気がもたなかったりする。

 しかし、これは決して「気晴らし」をしたいわけではないのだ。


 まったく「他のこと」をやり、それなりに1日をゆっくり過ごし、適度ないつもと違う「疲労感」を味わって、そして寝る直前になって、その感情はこみ上げてくる。


 「やっぱり、しばらくこれを(今であればエンジニアとしての能力をのばすこと)黙々とやっていこう。」、と。


 この感情が、また次へのふんばりにつながる。




 電子出版に関する記事の準備ができたので、記事は明日公開しようと思います。


 上野の森美術館、おすすめです!

@cojilo

TOKYO美術館2011-2012 (エイムック 2126)

編集者という病い
 最近登録した、MG(X)編集部に、玉置(@sayuritamaki)氏米田(@tomohiko_yoneda)氏の密談音声ファイルがアップされていた。ここでは書き起こしはしないが、ふと電子書籍の出版に関する話題を耳にして、ブログ記事を起こしてみようとおもった。
 なお、コンテンツの閲覧にはパトロンになる必要があるので、興味がある人は月額を支払って参加してみよう。


 私は電子書籍を作ることに自体をもっている。なかなか興味がある。


 昔、私はPDFが嫌いだった。小学校6年生くらいだったか、Adobe ReaderがまだAdobe Acrobat Readerという名前だった時。とにかくWindows Meにはソフトウェアが重かった。当時のAdobe Readerは本当に重くて、誰だよ、PDFなんかで公開してるの、なんて思った。イメージだろうか、ムフフな本も多かった気がする電子書店パピレス。あそこではPDFで配布されていた気がする。

 今となってはなかなか便利なやつだと思ってる、PDF。電子出版は程度によるが、簡易的なものであれば誰でもはじめられると私は思っている。ので、まとめてみた。


電子書籍らくらく作成PACK <EPUBテンプレート付き>


1.テーマ・文章・装丁・テンプレート
 本に限らず、印刷には業界ルールが多い。だがあえて書こう。電子出版はガン無視しても大丈夫だと思う。逆に言えば、紙に印刷していた時代にならってもかまわないだろうということだ。そもそも、原稿の制作課程が異なるのに、慣習にそってつくる意味はあるのだろうか。もちろん、紙に印刷するのと合わせて・・・であれば、共通フォーマットでつくっておいたほうがよいだろうが。
 文章量だって気にする必要はない。この本、量少ないな、そう感じるだけだ。

2.制作ソフト
 電子書籍を作るソフトは存在する。決して安くはないが、きちんとものができあがる。ただ、個人向けでは無いだろう。"電子書籍"の定義にもよるが、Microsoft Office Wordや、Google Documentでも制作は可能だ。PDFで出力すればいい。Adobe InDesignでも制作可能。

3.フォントの問題
 これは、少し本格的な話だが、販売するにしろ、無償で配布するにしろ、フォントの使用許諾が関わってくる。Webデザインの経験者や、印刷業界関係者なら分かると思うが、私たちが目にするフォントには、使用の可否がある。つまるところ、ライセンスだ。フォント 使用ライセンスで検索すると出てくる。早い話が、多くの場合、商業的二次利用(電子書籍を販売したり)をする場合、フォントの購入が必要だ。

4.フォーマットをどうするか
 電子書籍に使われるフォーマットは複数あり、主にPDF、EPUB、MOBI、XMDF、TXT形式などがある。また、XMDFの場合、シャープに使用料を払わないといけない。いずれの場合も、それぞれ良し悪しがあるが、手前みそで作れるとすれば、PDF、EPUBだろう。他には、オリジナルの電子書籍データを制作する方法もある。iOSやAndroid向けの雑誌・新聞アプリ系で目にするやつだ。

5.配布方法
 最後に、制作した電子書籍をどのように配布するか。他人に改ざんされないようにしたり、販売する場合の制限を設けたり、有料販売の方法、ユーザーが端末に取り込むまでの手順。いくつかあると思う。独自仕様にして、オリジナルアプリで読める電子書籍化にしてしまうことも少なくない。

6.著作権
 そして、著作権。既存の出版物を電子書籍として再度つくりなおす場合も、ここは関わってくるが、逆にオリジナルで始める場合、著作者・協力出版社(出版というか、制作代理?)が決められる。


 ここまでの話で、頭が????となった人もいるだろう。私も、頭の中で理解していても、もう少し詳しく書くのは骨が折れてしまう。ただ、とにかく電子書籍をの配布をやってみたいと思っている人は、まずはwordでも立ち上げて、最後にPDF出力でもしてみよう。さんざん書いといてなんだが、こだわると敷居が高いな。



 電子出版業界が、音楽のネット配信における教訓を活かして成長するといいのだが・・・。 

※追記:次の記事でサンプルを用意したいと思います。文章量ほか、参考に。

@cojilo


iPad電子書籍アプリ開発ガイドブック