青い鴉の記憶

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新作「アーガーデュエル」宣伝中

アーガーデュエルという、タロットをモチーフにしたカードゲームを宣伝中です。
通称タロットゲー。略称アデュ。

公式サイト
http://www.strikingly.com/augurduel
ルールブック
http://www.strikingly.com/augurduel-rule


新作「アーガーデュエル」。プレイヤーは占い師となり、配られた4枚の手札を使って場札のパワー比べに勝ち、勝利点を20点集めます。全カードに手札効果があり、戦略は常に変化していきます。

2013年11月4日 ゲームマーケット秋 出展青い鴉の記憶
青い鴉の記憶

※画像のカード名は英語ですが、実際は日本語です。

アーガーデュエル制作中

アーガーデュエルという、タロットをモチーフにしたカードゲームを制作中です。
通称タロットゲー。略称アデュ。

公式サイト
http://www.augurduel.com
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$青い鴉の記憶

実質22枚というわずかな枚数ながら、さまざまな戦略が飛び出すめちゃくちゃ面白いゲームです。

2013年11月4日 ゲームマーケット秋 出展予定

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ノベリアス完。

ノベリアス完。

アメーバブログという既に僻地感のあるブログサービスゆえか、はたまたspam対策にトラバ拒否をかけているせいか、あるいは単に僕の作品なんて誰も見て(ry といった理由で誰もコメントしてくれてないようなので悲しさをまぎらわすために僕は自分でコメントをつけようと考えた。さすが俺。


4/10 猫の言語と世界の仕組み


 これは昔考えていた学園モノの設定を流用したもの。序盤に比べて後半が尻すぼみになってしまった感があるのは否めない。横島は邪とも言われるほどアレな存在なのだが、ぜんぜん表現できていない。

 これを書き上げたあと、4/11からの本領発揮を誓った。


4/11 ネステッド


 一時間強で書いた作品。夜の電車の中でケータイを弄ってプロットをメモしていたのはホントの話。とはいえ、全部ケータイで書き上げようという無謀な挑戦はしていません。

 家に帰ってからが本当の遠足だ、分かったか野郎ども!ってばっちゃんが言ってた。


4/12 アイスクリームショップ普通


 ほんのり気味の話。ドラマ的な濃い愛憎の話は苦手なので、しょせんこんなものになりました。

 僕はお店の経営というものに興味があるので、こういう参加型のお店があったら絶対に行くと思う。それを仕事にしないと絶対に体験できないことってあるし、それを体験するのは他人の人生を体験することに似ていて、とても面白いのではないだろうか。

 僕が小説を読むのは、そういうのと同じ理由なのかもしれない。


4/13 モルダバイトの。


 やっつけ小説。何を書こうか迷いに迷い、ネットサーフィンによる現実逃避の果てに辿り着いたサイトでは、ちょっと高めの綺麗な鉱石を売っていた。

 そこの解説を元に安っぽい妄想で容量を稼ごうとしたが、興味がない分野では当然の如く筆は進まず、時間に追われて6KBのルールを満たす前に時間切れ。完全敗北する。

 正直石にはあまり興味がなく、自分が持っているのは「なんとなく握りやすいサイズだったので」という理由で購入したヘマタイトのみ。これは要するに角が無いまるっこい鉄です。ほぼFeです。

 オカルト全開の解説文によれば、その効果は「精神の安定性」とからしいですが、それってFeの性質からのこじつけじゃね? まあ、イワシの頭も信心からというから、少しは効果があるのかもしれませんが。


 そんなこんなでがんばりました。このマゾい企画を立ち上げてくれたポーンさんに感謝を。


 追伸:今日、じすさんの「エレGY」と「spica」が届きました。読むぜー。どんどん読むぜーーー。

【ノベリアス】4/13 モルダバイトの。

          モルダバイトの。

1.鉱石

 私はミホコ。趣味は石集めだ。重度の石マニアで、友達にはいつも馬鹿にされている。
でもやっぱり石が好き。特に珍しい石には目が無くて、週刊ディアゴスティーニも形の違
いを楽しみたくて5冊ほど衝動買いしてしまった。ついでに腐女子でもあるけど、これは
内緒。

 ところで、私が最近見つけた石の中に、モルダバイトビーズという緑色の石がある。
 1787年、ドイツ語でモルダウと呼ばれるチェコのブルタバ川の近くで、この石は最初に
発見された。その川の名をとって、モルダバイトと名付けられたのだけれど、他の場所か
らは全くといっていいほど発見されなかった。
 謎の天然ガラス。モルダバイト。
 うん、実はモルダバイトって天然ガラスなんだよ。なぜか緑色をしてるけどね。

 いちおう今の学説によれば、およそ千五百万年前にドイツの南のネルトリンゲンに落下
した隕石が元になってできたと言われている。隕石に跳ね上げられた地表の物質が急速に
溶解、濃縮、硬化。いうなれば、千五百万年前に製造された天然ガラスってことになるわ
けです。

 千五百万年前。その年月を思うと、ますます石が好きになってしまう。

2.移動

 また石が移動している。それに気付いたのは、つい最近のことだ。

 私は、ときどき石をケースから出し入れする。棚の上に、気分に合わせたものを、間隔
をそろえて奇麗に並べておくのだ。いつもそういうふうにして楽しんできた。それなのに。


「また移動してる……」

 モルダバイトだけが、移動している。以前は気のせいだと思っていたが、今回だけは明
らかにおかしいと気付いた。一番右側に置いていたはずなのに、モルダバイトは一番左の
石と石の間に移動していた。ただ移動したなんてものじゃない。間に割り込んだような形
だった。

「うそ……なんで……?」

 考えてもわからない。まさかストーカー? でも、ちゃんと鍵はかけているし、だとし
たら家の中にもう入り込んでいるっていう話になってしまう。都市伝説の、ベットの下の
男じゃあるまいし……!?

 私は殺虫剤をかまえて自分のベッドの下を覗いた。誰もいなかった。

「私が寝ている間に動かしたのかな?」

 そのときもまだ、私は実際に何が起きているのか、全く気付いていなかった。

3.理論

 パーコレーション理論によれば、物事の性質が変化するには、数が必要なのだという。

 個々の要素がランダムに働くとき、一見すると、ずっと全体の性質は変わらないように
思える。ところが、そうではないのだという。
 たとえば、ある空間にガラス球とパチンコ球をランダムに詰め込んだとき、パチンコ球
の数が一定の割合、この場合には三割一分を僅かでも超えることで、全体が十割の確率で
通電するようになる。
 個々の要素がランダム性に支配されていても、割合によっては、全体の挙動が劇的にそ
して永久に変化することがありえるのだ。

 そんな話を思い出したのは、モルダバイトを二十個、追加注文した後だった。
 自分はいったい何をやっているのだろう。あんな気味の悪い石、捨ててしまえばいいの
に。コックリさんの十円玉じゃないのだから、戻ってくるなんてことあるはずないのに。


 全部理性では分かっていたが、手はパソコンを立ち上げ、指は追加注文をクリックして
いた。たぶん、移動する石というものに興味が沸いたのだ。そうに違いない。うん、きっ
とそう。

4.集合

 石が到着するまで、私は実際に、この石が好きなのだと、そう思っていた。
 そうではないと気付いたのは、モルダバイトの入った箱を開けたときだ。私は、それを
落とした。手が震えていた。

 私は、慌ててモルダバイトを拾い集めようとする。今度は腕が震える。なんで。どうし
て。私は腕まで使って必死でそれを抱え込む。これをあの棚に置かなくちゃ。全部奇麗に
ならべなくちゃ。そうしたら、きっと。

 きっと……何?
 私は自分の歯が打ち鳴らされていることに気付いた。
 
 私は何をしているのだろう。貯金を全部使い切って、どうして二十個もこの石を買った
のだろう。震えているのは、ひどく寒いから? それとも。言い知れぬ恐怖が込み上げて
くるのが止まらなかった。いつからこうなったのだろう。あの最初のモルダバイトが動い
ているのを見たときではなかったか。

 私は、深呼吸して、そんなはずはないと思おうとした。
 SF小説じゃないんだから、そんなことがあるはずがないじゃない。石が私に命令して
いたなんてこと。私は気分が悪くなって、トイレに行った。

5.知性

 モルダバイトは移動していた。

 床に散らばったモルダバイトは、奇麗な円を描いている。その緑色の光沢の中にある意
志の光が、私を責めるように見据えている。
 どうして落としたのだ。棚の上に運べと言ったじゃないか。
 それが無理だというのなら、あの棚の上のモルダバイトを我々のそばに持ってきたらど
うだ。二十一個。それだけあれば、場所はあまり、重要ではないのだから。

 私はその命令に従うしかなかった。

 モルダバイトは、必要十分なだけ揃ってしまったのだ。きっと今頃は、世界各地に、十
分なだけの量が、完全に配置されているに違いない。
 全ては準備された。

 私はそれを悟ると、あとはいつもどおりの日常を過ごし始めた。もうどうにもならない
のだ。いつもの石の出し入れさえ、私にはもうできない。あの二十一個のモルダバイトに
よって、そういうふうになってしまったのだ。
 部屋の中で、石は毎日のように移動していた。

6.到来

 ある日、部屋の中に緑色の光が溢れた。全ては予定通りのことだったが、あまりの眩し
さに、私は眼をつむる。目の中が緑色だ。そして、目を開けた時。

 宙に浮かんだモルダバイトの向こう側に、モルダバイト星人の姿が見えた。

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あとがき

更新がちょっと遅れてしまいました><
あと6Kに達していません。まだ時間あると思って余裕ぶっこいてた結果がこれだよ!1

【ノベリアス】4/12 アイスクリームショップ普通

          アイスクリームショップ普通

1.入店

 アイスクリームショップ普通は、僕の近所に実在するアイスクリームショップだ。その
店の名前は、驚くなかれ。普通。もちろん、普通の名前って意味じゃない。普通、という
のがこの店の名前なのだ。看板にもアイスクリームショップ普通と、大きく書いてある。

 でも、このお店に入った客は、この店の名前がジョークだということが一目で分かる。
こんなおかしなアイスクリーム屋が、日本にいくつもあるはずがないのだ。

 僕がこのアイスクリームショップを知ったのは、ある快晴の日のことだ。休日に自転車
で出かけて、僕は店の前を通りかかった。普通。そんな文字が看板に書いてあった。そん
な店、気にならないわけがない。

 冷凍ケースの中のアイスは、ありきたりなものだ。ただし、冷凍ケースの中にはバニラ
が多い。驚くかもしれないが、およそ半分がバニラだ。そんなにバニラ好きが多いのだろ
うか。気になって声をかけると、中から赤いエプロンをした奇麗なお姉さん出てきて、笑
顔で教えてくれた。

「あ? うちは注文があってから作るんだよ。だいたい売れるかどうかもわからないのに
毎朝混ぜるのめんどくさいだろ。あいつらおかしいよ」

 笑顔で言われたので、一瞬理解が遅れた。なんという怠惰なシステム。しかも最後は同
業者への愚痴じゃないか。店がまえだけはやたらと清潔で良い印象だったが、肝心の商品
へのこだわりがなさすぎる。すぐ潰れるんじゃないかこの店。

2.異常

「まーあれだ。仕組みを教えてやったんだから何か買っていきな。いいか。今日はバナナ
の日だ。バナナにしておきな。他の注文なんかしやがったらただじゃおかねー」

 僕はバナナアイスクリームを注文した。すると、彼女はおもむろにバナナを取り出し、
ミキサーにかけ始めた。僕はこの場で何がおきているのか予想がついたが、口には出せな
かった。そもそも、ミキサーが回っている間に大声で話し始めるのはあまりかっこいいも
のじゃない。

「これを混ぜるんだ」

 ミキサーの上部を取り外して、彼女は言った。
 その後、三十秒くらい、とてもきまずい時間が流れた。

「何ぼーっとしてるんだ。君が混ぜるんだよ。アイスクリームはアイスクリーム屋が混ぜ
るなんて、誰が決めたんだ。もんじゃ焼きは客が作るだろうが。アイスクリーム屋で客が
混ぜて何が悪いんだよ。若いうちから既成概念に囚われてんじゃねえぞおい」

 なぜか逆切れされていた。ヤクザ調の言葉が、笑顔のお姉さんから紡ぎ出される。日常
社会における混沌の生起とはかくも突然に訪れるものなのだろうか。今日は快晴なので、
いちおう青天の霹靂という表現になるのだろうか。僕は別にそんなに文学少年じゃないの
で用法が正しいかいまいち自信が無い。古典を読んでいた昔の人は偉いなあ。そこまでつ
らつらと考えたところで、彼女の溜息が聞こえた。

「もういい。バナナが悪くなる」

 まずバナナの心配をされた。普通の店なら、客の怪訝な表情をまず心配するところじゃ
ないのか。

「今日は私が混ぜてやるから、注文をトリプルに変更しろ」

 店の都合で、勝手に賭け金が三倍になっていた。ありえない。だいたいトリプルってい
くらだ。650円もするじゃないか。何かおかしいぞこの店。

「トリプルなんて食えないですよ。胃腸弱いんで」

 僕がそう言うと、バナナをがしがしバニラに混ぜていた彼女の手が止まった。彼女は僕
のほうをまっすぐ見て言った。

3.暴論

「あのな。アイスを食いたくない奴は地球上に存在しない」

 すごい暴論だった。
 
「これは私が色々と調べて得た結論だ。誰も彼もが本心ではアイスを食いたいと思ってい
る。理由は様々だ。甘い物を食べてストレスを解消したいとか、冷たいもので暑さを和ら
げたいとか、いつもと違う外食らしい食べ物で休日を演出したいスイーツ脳とか、女性に
ありがちな鉄分不足で氷食症になってるとか、アイスを食いたくなる理由はいろいろある。
だがアイスを食いたいということは共通している。そうだろうが」

 彼女の手はまたアイスを混ぜ始めた。

「だがそんなことはぜんぜんどうでもよくて、重要なのはうちのアイスは普通にうまいっ
てことだ。だいたい君は今までに、作り置きじゃないアイスを食ったことはあるのか? 
混ぜた直後のアイスクリームを? 中に空気がたっぷり含まれていて、口のなかでふわっ
ととろけるような最高のアイスクリームを? どうなんだ。食ったことがあるのか。無い
のか」

「無いです」

「じゃあ食え」

 僕は大量の言葉の暴力の前に押し切られた。なんでこの人はこんなにいきなり多弁にな
るのだろう。ひょっとしてアイスクリームにものすごいこだわりがあるのだろうか。疑問
を解く方法は一つだ。僕は直接聞いてみた。

「アイスクリームにこだわりがあるんですね」

「は? こんなもん誰が作っても一緒だろ。客が来たら具を混ぜるだけの簡単な仕事だ。
うちには金を払わない客なんかめったにこないよ。この店のメニューやなんかは、知り合
いにバイト代渡せば勝手に作ってくれるからな。はい、どうぞ」

 彼女が手渡してきたバナナアイスクリームは、クッキーコーンの上に載っていた。バナ
ナアイスクリームは、丸くない、不思議な形に盛られていた。トリプルというよりフォー
スとでも呼びたくなるような量で、どうやったらこれがクッキーコーンに載っているのか
わからない。というか、これをうまく持ち運べる自信が無い。
 しかたがないので、僕は一口大きくかじった。口の中に広がる、冷たいバナナの香り。
甘すぎもせず、くどすぎもせず、本物の鮮度の高いバナナの香りが、鼻腔をふんわりと刺
激する。

 彼女のほうを見ると、にこにこと笑顔を振りまいていた。今までも笑顔だったのだが、
それ以上に幸せそうな顔をしている。

「うまいだろ」

「おいしいですね」

 僕は認めるしかなかった。このアイスクリームショップはおいしい。これまで知らな
かったことが恥ずかしいくらいに。まさかこんなに近くにこんな店があったなんて、びっ
くりだ。

「なら、よし」

 僕はどんどんアイスを食べ進んでていった。これなら全部食べられそうだ。
 彼女は僕の方を見ているばかりで、いつまでも650円を請求しなかった。この調子だと、
小売店にあるまじきことだが、日常的に客からとりっぱぐれていることも十分ありえる。

 とはいえ、僕は650円を払った。
 このバナナアイスクリームには、それだけの価値があると思ったから。

4.再入店

「いらっしゃい」

 そんなに何度も来ていないはずだが、彼女は僕のことを覚えているようだった。

「男がアイスクリームを買いにくるのはけっこう珍しいんだよ」

 彼女は僕の思考を先回りするようなことを言った。前にくらべて愛想がいい、などとい
うのは僕の思いあがりだろうか。

 僕はチョコクッキーアイスクリームを注文した。すると彼女に、透明なビニールに入っ
たクッキーの袋を無言で手渡された。もうこの店のルールには慣れた。この店では、これ
を丁寧に混ぜてやらないと、チョコアイスは永遠にチョコクッキーアイスにはならないの
だ。

「だいぶ混ぜるのうまくなったじゃないか」

「また前みたいにかわりに混ぜてくださいよ」

 なんだか不機嫌そうな顔で彼女は言ったので、僕はふと思いついて、彼女の耳元でそん
なふうに囁いてみた。彼女はバカいってんじゃないよ、とだけ言った。確かに彼女が混ぜ
てしまったら、ここは普通のアイスクリーム屋になってしまうのかもしれない。変な話だ
が、ここはそういうアイスクリーム屋なのだ。普通という名のわりには。

 そう言えば、店の名前の由来を聞いていなかった。僕は彼女にそのことを訊ねた。
 彼女の答えは、拍子抜けするくらいに単純なものだった。

「ここは普通にうまいアイスクリームショップだから」

 僕は彼女の隣でチョコクッキーアイスクリームをがしがし混ぜながら、彼女のネーミン
グセンスへの笑いを、変な風に噛み殺した。

(注、この話は全てフィクションです。実在のアイスクリームショップとは何の関係もあ
りません)

【ノベリアス】4/11 ネステッド

          ネステッド

1.強要

 君は小説を書かねばならない、と男は言った。有無を言わさぬ強い口調だった。
 僕は正直わけがわからなかった。全身黒づくめのスーツとサングラスの男なんていう趣
味の悪いものが僕に関わり合いを持つなんてまるきり想定外だったし、秘密組織に恨まれ
るようなことをしたこともなかったはずだ。まるでわけがわからない。僕は混乱して、な
ぜだと問い返した。

 そんなことは知らない、と男は言った。だが書かなくてはいけない。そういうことになっ
ているんだ。俺はそのためにいるんだよ。ほら、あと56分20秒しかない。男はそう言っ
て、僕に向けた拳銃の銃口を軽く振った。僕の顔は一気に青くなったと思う。僕は拳銃か
ら目をそらした。目をそらした先に、白い机と白いノートパソコンがあった。電源コード
が無いのに、電源が入っていた。バッテリーで動いているのだろう。

 それを使って、君は小説を書く。ほら、55分ちょうどになった。時間はあまりないんだ
よ。男は淡々と事実を告げているように思われた。どちらにせよ、あの拳銃が玩具である
ほうに賭ける気にはならなかった。いいだろうやってやる。だがネタは何にすればいいの
だろう。僕の頭の中には、驚くほど何もなかった。僕は自分が何者なのかさえ分からなかっ
たのだ。

 何か手掛かりはないかと、僕は部屋の中を見回した。驚いたことに、何も無かった。真っ
白な机と、同じく真っ白なノートパソコンの他には、観葉植物もなかったし、鏡も無かっ
たし、時計も無かった。出入り口さえも。もしかしてと思ったが、僕のポケットにはケー
タイさえなかった。奪われたのだろうか。その記憶も無かった。たぶん、記憶喪失なの
だろう。

 この真っ白で、完全な正方形の部屋を見ていると、そうではない別の可能性も心に浮か
んだが、それをすっかり認めてしまう勇気は僕には無かった。今はただ、小説を書くこと
だけに集中しなければ。

 あと50分だ。僕の背後で、男は残り時間を告げた。

2.困惑

 私はなぜこんなところにいるのか分からなかった。確か、私は学校に出かける準備をし
ていて、みつあみを編んでいる途中だったはずだ。それははっきりしている。編みかけの
みつあみのまま外に出るはずはないし、そんな記憶もない。もしかして私、夢遊病になっ
ちゃったのかな。

 突然だが、君は小説を書くことになった。知らない人がそんなことを言った。ここはど
こですか。あなたは誰なんですか。警察を呼びますよ。そう言うと、男の人は狼狽したよ
うだった。あまり時間を掛けさせないでくれ。あと、40分くらいしか無いんだ。男の人は
そんな変なことを言った。

 私の目が痛いのは、この部屋が真っ白だからだ。こんな部屋に住んでいる人なんている
はずがない。ここは人を閉じ込めるための部屋なのだろうか。私は振り返って、愕然とし
た。この部屋には何もない。紙とペンだけが置いてある。

 あと34分。君なら書けるはずだ。男の人が言った。どうか書いてくれ。書かないと困っ
たことになるんだ。本当にどうしようもない事態になってしまう。君には分らないかもし
れないが。そう言って、男の人は私に頭を下げた。とても困っているふうに見えた。

 困っている人は、助けなきゃね。私は自分にそう言い聞かせて、ペンを握った。もしか
したら書けるのかもしれない。不思議と、そんな気持ちが湧き上がってきた。タイトルは
十文字字下げして、段落の開始は一文字あける。数字は漢数字を使うこと。むかし習った
小説の書き方が、こんな変な状況で役に立つなんて。人生って何が起こるか分からないわ
ね。私は、タイトルを書いた。頭の中に、その続きが、きっとある。

3.御世辞

 あなたは小説を書き上げることにかけては天才だということですが……。男はそんなこ
とを言った。いまさらの話だ。
 儂は自他共に認める天才作家だ。これまでの作品は、全て口頭で喋ったものをテープか
ら書き起こさせたものだし、そもそもプロットを練ったことなど一度も無い。小説という
ものは、全て頭の中にあって、あとはただそれを外部に出力するというだけのことだ。儂
はそれ以外に小説の書き方を知らない。儂はそうやって、これまでの人生を天才作家とし
て生きてきた。そして引退したあとは、このように書斎の中で思索にふけりながら、完璧
な調和の中で余生を過ごしているのだ。

 大先生、あと22分しかありません。ですが、大先生ならこのようなことは試練のうちに
も入らず、まったく容易なことであるに違いありません。私どもはただ大先生の機嫌を損
ね、お気持ちを変えてしまいはしないかと不安に思うだけです。

 心にもないことを言う奴だ、と儂は思った。だがそのような世辞を言ってでも儂を動か
したいという気持ちは、分からんでもない。奴らもそれが仕事なのだ。天才作家たるもの、
いつも偉ぶるばかりでは成り立たぬ。

 よかろう、と儂は言った。残り時間とやらは、あと20分か?19分か?いずれにしろ、まっ
たく十分すぎる。さあ、テープを回せ。早口で喋るから、お前はその間一言も喋るんじゃ
あないぞ。儂はいつもどおりの注文をつけ、ひとつ咳払いをした。
 なあに、引退したとはいえ、儂は天才作家なのだ。まだやれる。まだやれるさ。

4.未来

 ミスター、あと12分しかないのです。小説は、どのようにいたしましょう。
 少し待ってくれイライザ。君はどんな小説だって30秒以内に作り出せるんだろう。少し
くらいタイトルに凝ってもいいじゃないか。僕は少しいらつきながら、コーヒーを飲み干
した。天然物のコーヒーを飲めるのは、小説家という職業の特権だ。このためだけに小説
家になろうとする奴もいるそうだが、なるほど確かに。それだけのことはある。
 僕はテーブルの上にコーヒーカップを置いた。すると、すぐにコーヒーが補充される。
どこからコーヒーがやってくるのか、僕は知らない。そんなものは小説家が知っておくべ
きことではない。魔法のような仕組みは、モノを作るエンジニアだけが知っていればいい
ことだ。
 そうだな。あれをテーマにするのはどうだろう。きっと面白い小説になるに違いない。
 僕はこの部屋の完全防音システムがオールグリーンになっていることを確認すると、コ
ンピュータに向かって小さな声でタイトルを囁いた。たちまち、ファンの鳴る微かな音が
聞こえ始める。
 僕はこの瞬間の、この音が好きだ。こんなに人間らしいコンピュータなのだから、きっ
と今、僕の崇高な創作活動の一端を担えたことに全身全霊で感謝しているに違いない。こ
のファンは、その感謝の気持ちの表れなのではないだろうか。たぶんそうなのだ。
 僕はファンというものが何のためにあるのかは知らないが、きっとそういう気持ちを表
すためにエンジニアが用意したものに違いないと思う。

5.時間

 時間だ。と男は言った。
 そんなはずはない。そんなはずは。僕はノートパソコンの画面から顔を上げて、絶対に
そんなはずは無いと言い張った。幸い、ノートパソコンのOSには時計があって、僕の言う
ことは絶対に間違いが無いように思われた。僕は、ちゃんと小説を書き上げたぞ、と男に
宣言した。校正も終わった。まだ時間は45分しか経っていない。少なくとも14分もの余裕
があるのだ。
 いいか。僕が拳銃で撃たれるような理由は無いのだ。僕はそう主張したが、黒づくめの
男は悲しそうに首を振るだけだった。

 あんたは確かに立派に小説を書き上げたよ。だが、外の奴がしくじったらしい。

 もちろん、僕は分からなかった。分からないふりがしたかった。この真っ白な正方形の
部屋が、作者の手抜きによるもので、僕とこの男はその作品の登場人物に過ぎないだなん
て。そんなことは理解したくなかった。ちくしょう。俺が馬鹿な登場人物だったならよかっ
たのに。俺が勘のまったく働かない、間抜けな登場人物だったならよかったのに。

 ああ、俺が恐怖なんてものを知らない、あああ、どんな絶望にも涙を流さない、あああ
あ、ヒーローだったならよかったのに。ちくしょう。ちくしょう。ちくしょうちくしょう
ちくしょう。

6.電車

 電車の中で、ケータイを弄っている青年がいた。新規メールの作成機能を使って、小説
を書いていた。もう少しで完成するところだった。
 だが、行きのときに色々なサイトやブログにアクセスしていたからだろうか、電池は残
り僅かになっていて、青年はそれに気付かなかった。もう少しで書き上がる。そう思った
瞬間、画面が切り替わり、一拍置いてから、警告音が鳴り響いた。

 電池がありません。充電して下さい。

 青年はケータイをしばらく眺めていたが、諦めて車窓の外を眺めた。深夜の街はネオン
の海になっていて、ほんの少しだけ慰めになった。作成中のメールは、一度も保存してい
ない。書きかけの小説は全部消えてしまった。ケータイだから、まあ、そういうこともあ
るだろう。青年は自分の乗っている車両ががら空きになっているのに気づいて、長椅子に
腰掛けた。

 青年の携帯電話の液晶画面はブラックアウトしていたが、世界中の時計は秒針を駆動し
ていた。まもなくして、全ての時計の針が揃った。0時。

 時間切れだ。そんな声が聞こえたような気がした。

 小さな炸裂音と共に、電車の中に赤い飛沫が飛び散る。青年はゆっくりと倒れる。真っ
赤な池がどんどん広がってゆく。
 それからしばらくして。
 車両の中に絶叫が響き、列車は停止する。

【ノベリアス】4/10 猫の言語と世界の仕組み

          猫の言語と世界の仕組み

1.ちっぽけなもの

 それはしょせんありえない話だった。だからこの話を聞いても、きっと誰も信じないと
思う。それが本当だと言い張っても意味は無い。病院にぶちこまれるのはまだ早い。そう。
ファンタジーとは空想の物語という意味で。たあいのないおとぎばなしで。ああ、口下手で
うまく説明できないけれど、つまりは。それは過ぎ去ってしまった過去であって。きっと
それ以上のものではないのだろう。

 それは――俺の想い出なのだ。

2.せっきんそうぐう

 そのとき確か、俺は落ち込んでいた。別のクラスで好きになった子に振られたのが尾を
引いていたし、新しく出たハンバーガーはクソマズかった。ダチはバンドの練習に夢中で、
俺と遊んでいる暇は無いらしかった。そして今日は赤点の補習で、とっくに日は沈んでいた。
 電信柱にともる光は心もとなくて、まあ怖いなんて思いはしなかったけれど、沈んだ
心には物足りない感があったことは否めない。10月の空気も冷たかったし。

 だから、俺はつい弱気になって、うつむいて、口に出してしまったのだと思う。
生きてるのってめんどくせえ。俺なんてしょせん――俺が顔を上げると、そこに猫がいた。

 白い猫だった。白い猫で、身体には黒い横縞がたくさん走っていた。そして、その猫の
頭には、もう一匹の普通の猫がちょこんと乗っていた。驚いたことに、猫が猫をおんぶ
していたのだ。もちろん俺は狼狽した。猫の目は、俺の目よりも上にあったのだ。白い猫は、
しましまの白い猫は、俺より巨大だった。しましまの、巨大な、猫が。

「笑え」

 街頭の明かりの下で、猫が喋った。すると、そこだけ世界が切り取られた。俺は
唐突に理解していた。俺たちが住んでいる世界はいくつもに分断された世界の一つに
過ぎず、そこから一歩でも足を踏みだしてしまったなら、どんなことでもおこりうる
のだと。踏み出すなんてものじゃない。俺は世界を毎秒ごとに通過しているのだ。
そこにはどんなことでもありえる。漫画みたいなことも。

「笑え、少年。世界は楽しい。ほら、笑えったら」

 猫はそのままぐるんと逆立ちして、頭の上に乗っていた猫は慌てて白い猫の脇腹を
駆け上がった。俺はたぶん、恐怖がマヒしていたのだと思う。俺は、ははと笑った。
乾いた笑いだったのか、ホントに面白かったのか、思いだせないが。きっと無意識に。

「ほら笑えるじゃないか。なら、世界はまだ楽しいということだ」

 白猫は手で器用に猫の首をつまむと、頭の上に戻した。そのまま、ひょいとトタン屋根の
上に飛び乗る。本当に軽々と、例のジブリ映画みたいに。まるで手品の種を見せられた
ような錯覚があって、でも、俺は何も分からなかった。

「もし何もかもが嫌になったら、ねえ」

頭にずり落ちた猫を抱えた白猫が、俺を見下ろして言った。

「横島ツカサという者に会ってみることだよ。うん」

 その名前には聞いたことがあった。私立薙刀学園。俺が通うマンモス高校いちの
変人で、平安部という、平安時代を模した謎の部活動を取り仕切っている――たしか
部長だったはずだ。

「ぼくはしろとら。横島ツカサの式神なのさ。うん、ああ、これはオフレコね。
 言ったのがバレたらおこられるから。こっちは、ちびすけ。ちっちゃいから」

 思わず、俺も言い返していた。

「俺は、ヤストだ。飯沢ヤスト」

 それはなんだかファンタジックな名前だねえ。そんなふうにしろとらは言ったので。
俺はそれがおかしくって、爆笑するしかなかったのを覚えている。

3.それからのくだらないはなし

 俺はけっきょく、横島ツカサには会わなかった。
 しろとらと会っただけで、俺の人生観は180度変わったようなものだったからだ。
それ以上はいくらなんでもやりすぎだろうと思ったのもあったし、ただ忙しくて
忘れちまったってこともある。
 もし本当にあれが夢でなかったのなら。この世界にはどんな不可思議だってあるの
だろう。あれ以来、俺はオカルトというのにも一定の注意を向けるようになったし、
宗教にも少しだけ詳しくなった。もともと頭がいいわけじゃないから、ちょっと齧った
程度だったが。

 そのあと、俺は高校を卒業して、てきとうにバイトしながら生きていた。そして、
あんなレアな体験をしたってことも忘れていたんだ。学生のときのことなんて、
みんな忘れちまう。三角関数も。古典も。光合成の式も。コロンブスがアメリカ大陸を
見つけた年も。そして、猫に会った夜のことも。

4.さいそうぐう

 俺はその日、洗濯に失敗してお気に入りの服が着れなくて、バイトではくだらない
失敗をして、ちょっとしょげていたのかもしれない。そうでなければ、何も問題は
なかったはずだ。たぶん。そうでなければ。いつもみたいに笑っていたならば。

「飯沢ヤスト」

 真昼間だったから、それはないだろうと思った。ここは交差点の真ん中で、いくら
なんでも声をかけていい場所じゃないだろうと。だから絶対に違うに決まっていると
思って、俺は呼び声を無視した。きっと空耳さ。だが最初の悪い予感が全てだった。

「飯沢ヤスト!」

 通行人の全員の視線が交差点の真ん中に集中していた。そして、目を上げると、
そこには猫がいた。
 全てはあのときのままだった。白くて大きな猫。黒い横縞が全身を幾筋も走り、
さすがの俺にも、それは猫ではなく虎であると分かった。通行人はきゃあきゃあと
大騒ぎしていて、派手な服をきた女たちが連続で写メを取りまくっていた。

「俺に何の用だよ」

 俺は精一杯の強がりを込めて、しろとらを睨んだ。俺はもう普通の生き方を
しているんだ。俺に関わらないでくれ。そう思うのと同時に、心臓はばくばくと
全身に血液を送り出し、これから一体どんな異常事態が起こるのだろうと、
期待していなかったと言えばうそだった。

「いまちょっと人手が足りないのだ。来い」

 抗議の声を上げようとしたところで、しろとらの前足が俺の襟首をつまみあげた。
まるで最初からそうなるのがあたりまえだと言うかのように。天地が逆転して、
俺はしろとらの背にしがみつく。上等な毛布のような感触で、俺のとなりには
少し年老いたちびすけが寝ていた。つかまりながら寝ているのだから器用なものだ。

「ヤストは式神が見える。だから本当は平安部に入ってくれたほうがよかった。
 そうすれば五行の練習もできたのに」

 ビルの谷間をひゅんひゅんとすり抜けながら、しろとらが少し愚痴った。
人権とか選択の自由とか、そういうものをまるきり無視した言い分にも聞こえたが、
しろとらの速度が俺の重要度を意味しているのは明らかだったので、俺は黙っていた。

 これから何が起きるのか。俺の人生はどうなってしまうのか。
 俺は、そっちのほうに興味があったのだ。

5.まっぴるまのぎしき

「おお、連れて来たでおじゃるか」

 大通りに面した高級ホテルの宴会場。
 机も椅子も全部取り払った、広い広いスペースの真ん中に、ホストみたいな恰好をした
イケメンが立っていた。
 少し目が細いのを除けばパーフェクトなんじゃないかと思うような、それでいて
何か重要な部分が欠けているのじゃないかと思うような。

 ああ、こいつが横島ツカサか。

「飯沢ヤストよ。よく来てたもう。さっそくでおじゃるが、そこのマスに立ってほしい
 のでおじゃる」

 横島ツカサが畳んだ扇子で差した先には、格子状のタイルがあった。そこに、
藁人形が1個、2個、4個・・・変な風に配置してある。その周囲には、細い縄が
張ってあって、和紙の飾りがある。まるっきりオカルトだった。どうしようもなく
オカルトだった。

「このために呼び出したのか?」

「そのマスに誰かが立っていないと意味が無いのでおじゃる」

「お前が立てばいいだろ」

「麿は儀式の進行役でおじゃるゆえ」

 横島は扇子を広げて、ほほほと笑った。そこで、こいつに足りないものが分かった。
こいつには顔の白粉と、もう少し小さめの眉毛が足りないのだ。あと口紅も。

6.はなしのおわり

 結局、俺はその儀式とやらが終わるまでの間、ずっと立っているだけだった。
 他にあったことといえば、横島が呪文を唱えるたびに藁人形が立ち上がって
歩き出したり、少し浮いたり、くるくる回ったり、何か赤っぽい液体が
じわじわ染み出して水たまりを作ったり、ばちばちと変な音が鳴ったり、
蛍光灯が点いたり消えたり、まあそういうことばかりが立て続けに起こった。

「終わったでおじゃる」

 そう言われた瞬間、どっと疲れが襲ってきた。
 これは一体なんだったんだ。ドッキリか?手の込んだドッキリなのか?

 俺は横島からバイト代をもらった。そのあと、しろとらに聞いた話だが、あの
ホテルは取り壊そうとすると何人もの死人が出ることで知られる、呪われたホテル
だったという話だ。

 だけどまあ、その話を聞いたあとも、俺は怒る気になれなかった。まあ薄々
そんなんじゃないかとは気付いていたというのもある。
 それに、猫が喋るってことはずっと前から知っていたわけだが、まあ、その。
それに加えて世界の本当の仕組みを知っているというのは、なかなか愉快な
ことだと思う。違うかな?

 つくづく俺ってやつは成長しない。だから俺は、またあのときみたいに、
しろとらの上にのったちびすけが起き出すくらいに。

 爆笑してやることにしたわけだ。

【企画に参加】ステッパーズストップの企画、ノベリアスに参加します。

青い鴉はステッパーズストップ の企画、ノベリアスに参加します。


企画発案者のポーンさん曰く、


>一日一小説大会

>ノベリアス。
>2009/04/07~2009/04/13の一週間、小説を一日一個ずつ書いて発表します言っちまったよもう降りられない。
>分量は6KB以上。

だそうです。


【ノベリアス】4/10 猫の言語と世界の仕組み


【ノベリアス】4/11 ネステッド


【ノベリアス】4/12 アイスクリームショップ普通


【ノベリアス】4/13 モルダバイトの。


さあ書こうぜ野郎ども。ファックファックって言いながら書こうぜ。

真っ白なエディタの前で、のたうちまわって。


へへへ。ちげえねえ。まったくもってちげえねえや。


そういえばHELLSINGは完結しましたね。まさか少佐が××××だったとわ。