ここまる(突然胆嚢癌で逝ってしまった父の闘病記)

ここまる(突然胆嚢癌で逝ってしまった父の闘病記)

現役で働いていた父が突然胆嚢癌末期と診断され・・・3ヶ月でこの世を去りました。父の闘病記録を思い出しながら綴ろうと思います。


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私の人生ってこんなもん?

子供達が巣立った後・・・
私はどんな毎日を送っているのだろう・・・

父は今の私を見てどう思っているのかな・・・

きっと「何やってるんだ、お前は・・・」
って思ってるかな・・・



父が胆嚢癌で亡くなって、今日で1年です。

去年の今頃は・・・と毎日のように元気だった頃の父の事を思い出していた1年でした。

でも、1年前父はもうこの世にはいなかったんだな・・・

昨夜は何故か涙が出て・・・中々眠る事ができなかった。

昨年の今日・・・深夜2時・・・母から「お父さん、朝までもたないからって言われたから今すぐ来て」と電話があり・・・
泣きじゃくる娘と息子を連れて病院へ駆け込んだ事。
病室へ着くと、呼吸が荒い父の体を必死にさすりながら「お父さん、お父さん」と叫んでいた母。
父の手はまだ暖かく、必死に呼吸をしていた。
まだ生きていたい・・・まだ死にたくない・・・そんな父の姿でした。
視線は定まっていなかったけど、目もしっかり開いていた父。

その後すぐ弟夫婦、父の大好きな伯父さん、叔母おばさんが駆けつけてくれ・・・
みんな泣きながら父に呼びかけてくれ・・・

みんなを待っていたかのように、その後すぐ目を閉じこん睡状態に入っていき・・・

黄色い涙を流しながら、深呼吸のような息を一息吐いて、父の呼吸が止まった事・・・

いろいろ思い出してしまって・・・涙が止まらなくなってしまった。



そういえば、前回のブログの続きなんですが・・・
例の叔母様が私にいろいろ言い出した後、父の数珠が突然切れたんです。
父がまだ元気だった時、父が弟に自分の数珠をあげたそうなんです。
弟は父の数珠を手に持っていたんですが、その数珠が突然切れたんです。
義妹(弟のお嫁さん)は、
「お父さんはここまるちゃんが大好きだったから、そのここまるちゃんに叔母さんが暴言を吐いたから、お父さんが怒ったんだよ。」
と言っていました。

いつも私の心配ばかりしてくれ、いつも助けてくれたお父さんだったからな・・・
また、心配かけてしまったな・・・
こんなんじゃ、天国でもゆっくりできないね。
ごめんね、お父さん。