くりっくままのブログ

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ミニチュアシュナウザーの親子 くりっく&ぴっちぃのお話
ママの子宮体がん闘病?記

始めは、能天気なワンコとの生活を書くつもりだったのに

病気の話ばかり・・・

子宮がんと聞いて怖くなっちゃう人に

早く発見するとこんなに楽ですとお知らせしたくて書いていきます。

みなさん!健診に行ってくださいね。

Amebaでブログを始めよう!

しばらく放置していました。

ぴっちぃが逝ってしまって間もなく3年です。

 

姪っ子のミルキーも指の腫瘍から復活しかかったのですが、

お父さんのそばで眠っていたと思ったら

逝ってしまったようです。

 

その後、我が家には縁あって3代目ワンコがやってきました。

また、M,シュナの女の子です。

 

この子が先代たちと違って、

噛み癖がなおらず困っています。

もう、1歳半なのに

嬉しいと噛み、気に入らないと噛み、テンションあがって噛み。

私の腕は傷が絶えません。

 

1歳になる前に

これはまずい!他の人を噛んだら大変と

しつけ教室に通いましたが、

素晴らしく外面の良い子なので家の中ではわがまま放大

 

お散歩に行くと

出会う人出会う人に相手してほしくてイチイチ止まり

撫でてもらうと愛想よく

「お利口だね」「おとなしいね」と言われ

私は苦笑いです。

 

お留守番はおとなしくできるので助かっていたのですが、

先日、ボタン電池の台紙の切れ端がケージの中で見つかり

慌てて病院に電話して連れて行きました。

しっかり、レントゲンに写り一晩お泊り。

翌日排出され、手術しなくてすみました。

 

私の方は、

術後何事もなく

めでたく5年を迎えました。

 

麻央ちゃんはとても残念でしたが・・・

くりっくが病院通いの末、天国に行ってから一年半です。


7月のある日、ぴっちぃが何度ももどした。

おしっこはまた、まっかっか

というより黒っぽい。

少し前に胃炎ですって言われたので様子を見ていました。

次の日も良くならないので、しろくま病院へ。


血液検査の結果、急性膵炎。

もともとある腎臓の不調も気になるし、

「まずいです」とのお言葉。


え!どのくらいまずい!!!


即入院で、点滴をして数値が下がらないと・・・


え?歩いてるし~


毎日会いに行くと

隣のねこさんが撫でて撫でてと鳴くので、

こちらも相手しながらぴっちぃに

おうち帰れるように頑張ろうねって言って3日間


数値も少し下がったので、

ストレスのほうが心配なので、

明日帰りましょう。通院で点滴に来てくださいと言われた次の朝

「立ち上がらなくなりました」とお電話をいただき飛んでいき

おうちにつれて帰りました。

夕方、点滴に来てくださいと言われたので、

ぐったりしたぴっちぃを連れて行きました。

点滴が終わると、痙攣。

口からは戻し、ウンチというよりも粘膜が混じった液体を、

看護師さんが綺麗にしてくれていると

先生が「息が止まっている!」と

奥の部屋に連れて行き呼吸器をつけました。


先生は、

心臓は動いていますが呼吸は止まり脳死の状態です。

どうされますか?


つまり、呼吸器はずしますか?あきらめますか?ってこと?


主人もいないし私一人で見送るのも嫌なので、

妹が来るまで待っていただきました。

主人は、

僕はぴっちぃが生まれたときも立ち会えなかったし、

帰るまで待ってもらえないかなというので、

夜まで、待っていただけるようにお願いしました。


すると、ぴっちぃの呼吸がもどりました。


やっぱり、

何度も何度も入院して、

歩けなくなったと思っても復活したくりっくの娘です。

いったん、家に連れて帰り、主人の帰宅を待ちます。


9時過ぎ東京から帰ってきた主人がご飯を食べていると、

今まで落ち着いていたのに突然、痙攣。

先生は、見守ってあげてください。といわれました。


その後、何度もけいれんし、一度は息がとまりましたが、

朝5時、とうとう動かなくなってしまいました。


先生にはメールを入れ、

しっかり明るくなってから電話を入れました。


先生をはじめみなさんから

幸せだったよと言ってくれますが

人間のものを食べさせたり、

お散歩が少なかったり、

歯磨きをさぼったりで、ごめんね。

毎年血液検査するのに今年はまだできていなくてごめんね。

紙を舐め出したとき、くりっくの時を思い出して、変だと思ったのに。


くりっくが来てから15年半

ひとりっきりの毎日がきました。

最近は歳をとって、ずっと動き回っていたわけじゃないけれど、

お部屋がシーンとしています。


皆さん、可愛がってくださってありがとうございました。


くりっくと同じお寺で火葬していただいて、

お骨ももう少ししたらくりっくのお隣に預けます。


去年ぴっちぃの姉妹も行ってしまったし。

姪っ子のミルキーは長生きしてほしいです。

でも、先日指に腫瘍が見つかり、親指を切断しました。

取り切れているといいなあ。


またまた、3ヶ月後のママの検査です。

手術から9ヶ月です。

細胞検査と血液検査は、今回も問題なしでした。



先日の知り合いから相談されました。

お母様が子宮がんであることを告白されたのですが、

手術はしないと言い張ってるそうです。

70歳を超えて手術に耐える体力がないからだとか。


話を聞いていくと

もうずいぶん前から前がん状態の経過観察で

通院していたことを

症状が進んでからやっと、娘に話をしたようです。


これこそ

私がこのブログをやろうと思ったことなんですよね。

サボっているうちに

近くで出てきてしまいました。


入院の日に戻ります。


産婦人科は、一番新しいC棟の4人部屋。

その中に同じ子宮がんで手術をされた

80歳を超えた方がいらっしゃいました。

色々な趣味をお持ちで、

お話も興味深く

「ボケた90の主人がいるから、帰らなきゃいけないんだ」と

手術後10日で元気に歩いて帰られました。


また、

小学生のお子さんのお母さんは、

子宮頸がんの前がんの初期で経過見だったのが、

ひとつ進んだため

がんにならないうちに内視鏡で取ったと

5日で退院されました。


私の後、入ってこられた方は体がんの70歳。

さすがに私よりも歩くのが遅かったのですが

私が退院する時には、

元気になっていました。


歳だからなんて

手術をあきらめる理由ではないことが

今回私も初めて知りました。


早く見つかっているのだったら

先生がちゃんと手術のタイミングを判断してくださるだろうし

私のように、辛い抗癌治療もありません。


と、彼女に話して

とにかく、

お母様が嫌がっても

一度かかっている先生に話を聞いてみるように言いました。










くりっくがお世話になったもりやま犬と猫の病院から

お手紙とお花が届きました。

心遣いにびっくり&感激


近いうちに

ご挨拶に伺うつもりです。



くりっくままのブログ


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あれから1週間経とうとしています。


ぴっちぃのお陰で、寂しさもまぎれています。


ぴっちぃ

くりっくがいなくなったことをどう感じているんでしょう。


骨壷を棚に置いた時、

その前で、見上げてクンクンやってました。

「ああ、やっぱり何か感じている・・・?」

隣に供えていたリンゴを別の位置に移したところ

そちらに向ってクンクンやっています(ノ_-。)

なんだ、りんごか・・・


また入院でもしてると思ってるのかな。