whowhat 2016AW COLLECTION

今シーズンのテーマは"middle of the moment"

映画 "middle of the moment" (1995) からインスパイア

同時代に生きる2種類のノマド (遊牧民)

サハラ砂漠のトゥアレグ族、フランスの伝説的なサーカス団“シルク・オー”と

アメリカに生まれ、ギリシャのパトモス島で詩を書き続けた詩人のロバート・ラックス

このまったく異なる環境で活動する人々の姿を追ったモノクロの映像をつなぎ合わせ

“移動する生”の核心に迫るドキュメンタリー

その中でも特にwhowhatのデザイナー松本夫妻は

サーカス団の綱渡りをする青年にフューチャー

new in...."RHOMBIC PATCH JACKET"

[Rhombic] : ひし形の、斜方晶形の

ダイヤを簡略化したひし形はまさに

ピエロが纏う衣装のよう

イメージソースもそこからきているのだろう...

color : INDIGO (藍ムラ染め)

先染め『藍斑』のウール生地にてランダムに製作

一枚ずつ表情が異なり、藍の明暗の差が、

面白いヴィンテージの様な表情を作り出す

また先染めにより色落ちが少なく色彩に深みをもたらす

ウール100のサージ素材

独特の張りと程よい肉厚の落ち感が特徴

color : KHAKI (玉虫色)

緯にオレンジ、経にブルーグレーの糸による玉虫織り

KHAKI色から光の具合や見る角度で鮮やかな色彩を放つ

まるで玉虫の羽のように...

whowhatらしい緩いライン

オーバーシルエットのトレンチコートを切った様に

着丈をショート丈に設定することで

全体がまとめるシルエットバランス

肘裏のひし形パッチがやはり唆られる

染め・織り・シルエットパターン等、

細部まで拘り製作工程に時間をかけ

丁寧に作り上げた高級な一着

是非店頭にて、手に取ってみてください...

whowhat new in "RHOMBIC"