長崎教会管区 カリタス大槌ベース

長崎教会管区 カリタス大槌ベース

大槌町を中心に支援活動を行っているカリタス大槌ベースの活動をお伝えします。

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12日以降から震災関係のことも落ち着き、仮設集会所でのお茶っこやイベント活動を行いました。
地区の公民館ではさをり織り教室や、お茶っこ昼食会など仮設集会所以外の場での活動も定着しつつあります。


<お茶っこ>
社会福祉協議会とボランティアセンターと合同で行っている”ひだまり塾”

東京の調布教会から毎月来てくださるマッサージサロン
毎月楽しみにしてくださっている住民さんのため、欠かさず来てくれています。マッサージしながらお話したり。春休みで帰省したお孫さんに送ってもらったと喜んで話してくださる住民さんもいたり、毎回にぎやかな雰囲気です。








大槌の川沿いに花(菜の花)を植える活動をしている住民さんのお手伝い





災害公営住宅の集会所で行った五島うどん昼食会


年度末という事で、三つ編み会のそうちょうさんがいらっしゃいました。今回訪問した集会所は歌や笑いが絶えない場所です。シスター方も讃美歌を歌ってくれました\(^o^)/


京都のボランティアさんによる丹後のバラすしのお振る舞い







<さをり織り>
大槌では浸透しつつある”さをり織り”ですが、今月からベースがある近くの保健福祉会館で住民さんの要望で始まりました!
何もかもが初めてで、細かい作業に苦戦しながらも2日間でセッティングから織りはじめまですることが出来ました。これからも行い、住民さんの夕飯の一品が増えるようなことになればいいなぁと思います((笑)v)






更新が遅くなってしまい申し訳ありません!
平成27年度、多くの皆様にお世話になりました。3月はドタバタしておりましたが、新年度から大槌ベースは徐々に変わっていきます。
来年度もよろしくお願いいたします。


今年も3・11の時期が終わり、雪がほとんど降らなかった大槌は春に向けてフキノトウが顔を出しています。やっぱりフキノトウは天ぷらでしょうかね(笑)



3・11の日は、大槌町役場で追悼式典が行われました。今年は私西舘がカリタス代表として参加させていただきました。一般献花では宮崎県ドミニコ学園の生徒さんや、リピーターのボランティアさんも参加しました。ベースでは、宮城県から平賀司教さまや小松神父さまなど多くの教会関係者による、追悼ミサが行われました。
スタッフになってから2回目の地元での3・11ですが、この日ばかりはどこに居てもお葬式のように暗く静かな空気になります。






大槌のショッピングセンター、マストの駐車場では社会福祉協議会とボランティアセンターによるキャンドル灯りが行われ、地震発生時刻のサイレンと共に海に向かって黙とうをしました。







震災から5年が経過して、町の新たな形が徐々に目に見えてきました。
メイン道路には電柱が建ち始め、町方には本道路が一部完成し住民さんの再建が可能になり、来年度から仮設住宅の収縮が始まり、役場職員も臨時や応援職員から徐々に地元職員に移行していこうとしています。
このような行政の動きがやっと見えてきています。
一方、住民さんの抱えている課題や不安は絶えません。それらに寄り添い、サポートをしていくことがじきに居なくなる我々の役目だと、個人的に感じております。


大槌ベース(長崎教会管区)のことが3月6日のカトリック新聞に掲載されていましたので お知らせいたします。


ベースの活動は復興支援に限り、まちづくりは地元の人たちに任せる方針。子ども支援に力を入れ、放課後の見守り活動などを行っている。


(これから)大槌町内にあるベースの稼働は2017年3月末まで。同年4月からのボランティア受け入れは、町内にあるベースの事務所兼スタッフ宿泊所で継続する。受入数は7人ほどに減る見込み。仮設住宅支援は、仮設の有る限り続け、復興住宅支援も行う。地元からのスタッフ雇用を予定。


東日本大震災のあった3月11日を控えて 全国からボランティアが続々と到着。かんじきスノーハイキングを長者森で、コスモスプロジェクトを大槌川沿いで、保育園でのカステラ作り、恒例のひだまり塾、桜木町花クラブの活動、カリタス単独のお茶っこ等々 沢山の活動が有り、ボランティアの頑張りが嬉しかったです。3月11日の大槌ベース内で行われた追悼ミサには平賀司教様、小松神父様、広島から原田神父様、長谷川シスターを始めとして、総勢35名が参加。荘厳な雰囲気の中でで執り行われました。ミサ後の昼食はボランティア手作り!手狭な台所で和気あいあいと食事を頂きました。     亀子