鶴子です。
最後のブログから1年たってしまいました。
色々と綴ろうと思っていましたが、とても目まぐるしい1年で落ち着いて自分に目を向けられずにただただ毎日を慌ただしく過ごしておりました。
ふと気がつけば2018年も終わりを迎えようとしていることに、自分でもびっくりすると共に、健康に2018年を終えられることに安心している今はそんな心境です。
病気が発覚し手術した2016年
後遺症と向き合った2017年
全て受け入れ前を向いた2018年
私の丸2年を言葉にして表現するとこんな感じでしょうか
本当にこの2年、大変な変化にどう自分を対応させていけばいいのか戸惑い過ごしてきました。
ただ、時間の経過と共に最近ではその変化を自分の中で上手くかみ砕き。上手く受け入れ。毎日を前向きに楽しみながら過ごすことができるようになりました。
そんな私の現在の状態ですが
左耳→聞こえません
左鼻→問題なしです
左目→涙は出ません
左舌→味は感じてますが左側で食べると後味が
変にずっと残り変な感じなので、
基本的には右側ばかりで食べてます
左手→基本的には普通ですがパソコンを打つの
は無意識に右手がメインです
左足→問題なしです
傷跡→髪をあげると少しうなじあたりに傷跡が
見えますが、ほとんどわかりません
感覚はだいぶ普通になりましたが多少
違和感はあるので美容院で触られるのは
ちょっと嫌な感じはしますがその程度です
2年たった状況はこんな感じです
1年前と大きな変化はないので、きっとこの先もこのままなのかなと思っています。
生活していくうえで、私にとってはどれも問題ないので気にせず普通に暮らしています。
現在、私はフルタイムで働いています
職業はサービス業で一対一の接客もあるような業務で電話対応などもある仕事に就いています
しかし片耳が聞こえないことは会社にも同僚にも伝えていません
私の性格上、周りに気を使わせてしまうのもいやなのであえて言わない選択をとりました。
その選択を自らしたので、周りが知らないぶん、人の何倍も人の動きや音を気にして仕事をしないといけないですが、特に誰からも指摘されることもなく、仕事する上で問題になることもないので、これからも現状維持で働いていくつもりです
仕事を探す時にすごく悩みました。
接客が取り柄の私が耳のせいで、もう接客する仕事はできないのかと。
仕事内容も選択肢が狭まり電話対応ある仕事だと無理かなとも思いました。
接客もなく電話対応もない仕事を探したりしましたが、面接で片耳が不自由なことを伝えたら絶対に採用されないんだろうな。
など仕事を決めるまで本当に一人答えが出ない問題にネガティブに悩み続け全く前に進めずにいました。
でも、ある時、フッと思ったんです。
“できない”と決めているのは自分自信の思い込みの気持で、まだやってもいないのにわからかいじゃないか。と
そもそも片耳が聞こえないってそんな大きなことなの?とも思いました。
偏頭痛もちの人や、お腹が弱い人だって世の中たくさんいて、それでもみんな、仕事してるじゃないの。と何が違うのかと。
そう思ったら、片耳がなんだと思いました。
やりたいことをまずやってみて、できなかったらまた考えようと考えを方を転換でき今に至ります。
今回、見方やり方を自分なりに少し工夫すれば不自由があってもできるものなんだなと学びました。
なので、もし今、私と同じ病気になって片耳が不自由になった方がいらっしゃって、やりたい事を諦めようとしているなら、是非、諦めないでほしいなと思います。
最初は片耳に戸惑うと思います。
今まで聞こえていたものが聞こえなくなるんですから、当たり前です。
でも、それも慣れてきます。
人間の体は自然と適応していきます。
片耳が不自由であれば、残りの片耳が敏感に音を察知してくれるようになります。
なので聞こえない事実を悲観し続けるのではなく
是非、時期が来たらその悲観を上手く、自分の個性として受け入れ慣れていって欲しいです。
私は今、好きな仕事ができていて幸せなので、
もし同じ悩みを抱えてる方がいましたら、
是非、前向きにとらえてもらいたいです。
あまり適切な言葉ではないかもしれませんが
『片耳くらい』です
両耳ではなく片耳です
もう1つの耳は聞こえます
不自由なことは確かにありますが
大丈夫。大丈夫です。
2018年は5月と10月に2回、河野先生の診察にいってきました。
MRIも問題なく、河野先生もお元気でいらっしゃいました。
次回は2019年6月に受診予定です。
先生はお忙しいので、基本的には私は先生に質問したりはしませんが、
必ず毎回伝えることは
“先生のお陰でとても元気です”と
河野先生にお会いすると毎回思います。
助けて頂いて健康な体にして頂いて本当にありがとうございました。と感謝の気持ちを忘れずにこれからも日々過ごしていこうと思います。
大変な中にも嬉しいことも少しありました。
去年、家族が増えました
海にいったり、ほのぼの過ごしたり
彼女に元気をもらって日々、過ごしています
頑張ろうと思う力をくれる大切な家族です
皆様にとって2019年も良い年となりますよう
願いをこめて。
2018.12.20 鶴子