野菜のおかき 発売しました! | 中央軒煎餅にっき

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こんにちわ。
商品部の山本です。

あっと言う間にGWも過ぎ、
次は夏だよ!と言わんばかりに気温が高まりましたね。
私は早々に半袖を出しました。

さて、夏と言えば、
5/11から、夏期限定品「野菜のおかき」が発売されました。
今回はこの商品を紹介させていただきます。

野菜のおかきには、
「だだちゃ豆おかき」と「とうもろこしおかき」の
二つの味が入っています。




はて、だだちゃ豆……?
聞きなれない方もいらっしゃいますよね。

だだちゃ豆とは、
山形県の鶴岡周辺の土壌でしか作れない枝豆のことです。
江戸時代からある在来種ですが鶴岡以外の土地で作ると
だだちゃ豆の品種特性がきえてしまうことや、
8月の旧盆~9月上旬までのごく短い期間にしか
収穫が出来ないなどから、貴重とされています。

だだちゃ豆は枝豆の王様と言われるくらい、
他の枝豆に比べて豆の甘みと風味が強く、
また、茹でたてからはトウモロコシのような甘い香りがします。

枝豆といえば、
茹でた後にさっと塩を振って食べるのが一番!

ということで、弊社はおかきですが、
ゆでたてをイメージして、塩味で仕上げています。




続いて、とうもろこしおかきですが、
実は色々な種類のあるとうもろこし。
その中の甘味種と言われいてるスイートコーンを使用しています。
名前の通り甘いとうもろこしです。

スイートコーンは実がついてからの寒暖の差が大事で、
夜も暑いままだと折角の甘みが澱粉に変わってしまいます。
その為、昼夜の寒暖差が大きい北海道産は最適な土地と言われています。
とうもろこしの甘みを主張したかったので、
甘みの強い北海道産を選びました。

開発当時、味付けに悩みました。
だだちゃ豆同様に塩味とも思いましたが、同じ塩味では芸がない。
他の味付けを、とアイデア探しをしている時に、
札幌のとうきび屋さんの話を耳にしました。

スイートコーンのとれる夏から初秋にかけて
札幌の大通り公園にとうきび屋台が出るらしく、
その時期はしょうゆの焦げた香ばしい香りが満ちるそうです。


それだ!


ということで、焼きとうもろこし味に決まりました。
焦がし醤油の風味と北海道産スイートコーンの持つ甘みの
両方がしっかりと感じられるように仕上げています。



中央軒煎餅の商品は、味にこだわっています。
素材をうたうのであれば、
最初から最後までその素材の味をしっかりと感じさせるおかきを作る。
というのがモットーです。

正直、手間が多く、生産部泣かせな商品ですが、
こだわり重視で作らさせていただきました。
おかげさまで昨年・一昨年と多くの方にお買い求めいただき、
「今年はいつでるの?」と
発売を待っていただけるお客様もいらっしゃるとのことです。
嬉しい限りです。



こちらの「だだちゃ豆おかき」、「とうもろこしおかき」は
花色しおんとセットになった
【夏セレクトギフト】という夏の限定ギフトでもご用意しております。





ご自分用にも、お贈り用にも、
是非、お手に取っていただければ幸いです。