発達障害・グレーゾーンつれづれ

発達障害・グレーゾーンつれづれ

ご訪問頂き、ありがとうございます。高機能広汎性発達障害・LDの息子ジン(15才・中3)とADHD傾向の弟ピン太(13才・中2)。そんな息子達との日常生活や、時々、療育など。気の向くままに綴っているブログです。コメント・メッセージ等、お気軽に残して下さいませ。

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しーたん

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本日は、ピン太(中2)のストラテラ処方日で、発達のクリニックへ。


クリニックの予約時間から、

前日から携帯の充電を満タンにして、FIFAワールドカップ女子決勝戦に備え。

(ガラケーのワンセグで観戦しようと思っていた)

・・・しかし、家を出るころには、なでしこ、まさかの3失点で。


そうなると、もう、携帯は、見ず。

途中、

「大儀見、一点返した!」

なんていうのを、電車の中で聞きながら、クリニックへ到着。

クリニックのTVも、やっていた。

息子の大事な診察日なのだが、なんだか、注意力散漫になる要素満載。

丁度、試合が終了した頃、呼び出された。


診察室で、

特に、様子が変わったことは無いけれど、

授業中のノートの取れないことについて相談するが、

医師からは、「とらなくてもよい環境」「理解してくれる環境」

があることを告げられ。


私からは、

「今の公立の中学校、私達の頃とは違って、内申点が大きく入試に影響している。

それには、提出物も含まれる。

態度評価がかなり落ちる。」

と告げると。

医師:「そうか~。大変だな~。」

・・・で、相談にはならず。

なんというか、いろんな意味で、期待を裏切らない医師である。

そして、残薬からの、次回の受診日と。

それから、残薬を引いての、受診日までの処方量。

一秒もかからない、まったく、私のついていけない、凄い処理速度で、

入力し、終了。


内服薬は、ストラテラ75mgのまま、続行。


薬局によって、薬を受け取るときに

薬剤師さんに、副作用や、薬の効きなどを尋ねられる。

様子を話すと、

薬剤師:「コンサータと違って、飲み忘れ、そんなに気にしなくていいですからね。」

薬剤師:「効きはマイルドですよね。人格が変わってしまうような薬ではないけれど。

飲むと、少し良くなった状態が、常になると、なかなか効果があるのかないのか、

わからないように思うような薬ですけど。

そういえば、怒られる回数減ったなとか。

ちょっとだけ、集中の時間伸びたなとか。


私:「あくまでも、飲む前の困った状態との比較ですか?」


薬剤師:「そうですね。今の量ですと、もう少し上限増やせますけど、

副作用との兼ね合いもあるから、

本人がちょっと良くなって、副作用なければ、適量かもしれませんね。

その辺りは、先生(医師)とも話していただいて。」


私:「はい。

今は、区の医療証使えますから、無料ですけど。

中学校卒業したら、医療証ありませんから、かなり、お高いのが気になってます・・・。」


薬剤師:「そうですよね。この量ですと、3か月で2万&&&円になりますね。」


私:「わお・・・。」


薬剤師:「状態にもよりますが、医療証については、別の種類の医療証の申請についてとか、

そのうちに、減量の話なども先生(医師)から出てくると思います。」


などなど。

たまたま、他に、利用者がいなかったので、長話。


帰宅後、

ピン太(中2)が、参加する、塾の夏期合宿の「健康調査票」を書く。


現在、病院にかかっている病気の欄に:「ADHD」


現在、日常的に飲んでいる薬の欄に:「ストラテラ75mg/day」


と、記載。


それをピン太(中2)に塾に持っていくように話すと、


ピン太(中2):「ADHDって、なんだっけ?何の略?」

うっ。あなた。それ、昔から話してきたのだが。

すぐ忘れるらしい。

私:「アテンション・ディフェクト、ハイパラクティブ・ディスオーダー

(Attention Difect hyperactive Disorder)の略。」


ちょっと、ドキッともするが、もともと隠してもいないので、そのまま話す。


ピン太:「それって、どういう特性だっけ?」


私:「だから、直訳すると、注意欠陥多動性障害。」


ピン太:「どうなんの?」


私:「じっとしていられなかったり、注意が保てない。」


ピン太:「じっとしてられないっていうか、体が勝手に動いちゃうんでしょ。」


私:「そうそう。成長とともに体が動くのは収まってくるけど、不注意が残ると言われている。」


ピン太:「あ。そう。」

・・・で、すぐにピアノを弾き始めた。


今までの繰り返しの説明とはいえ、

私の語り口は率直過ぎて、

なんだか、ショックは受けていないか心配になって、

ピアノを弾く彼の肩をポンと叩き、


私:「あなた、ショック受けてない?」


ピン太:「何が?」


私:「あなたが、ADHDだと、聞いて。」


ピン太:「なんで?全然。それで、良かったと思って。」


ピン太:「なんか、そのほうが、面白そうじゃん。色んなことが。音譜


お前は・・・。

思わず、両頬をスリスリしたら。

思春期・蛹ちゃんは、一瞬「にやっ得意げ」としてから

「むっシラー」と、していたけれど。


母さんは、スキップしそうだった。


色んな意味で、覚悟がいるな。



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ジン(中3)は、相変わらず、マイペース。

ものすごく、頑張って勉強しているようには見えないが、

そこそこ、勉強しているといった風に、私には、見える。


模試も受けて、そろそろ、仮評定が出るらしいので、

それを見て、志望校を絞らないとなあ、という時期。


実は、最初の模試で、

他の教科に比べて、数学の落ち込みが半端なく。

(かろうじて偏差値50くらい)

他とのギャップは10くらい。

本人も一応、なんとかしなければと思っているらしく。

リビングで勉強しているところをのぞくと、

ゆったり勉強ではあるが、

圧倒的に数学をやっている時間が長い。


ギャップが酷いので、

どこに、照準を合わせるのか。



その前に、

今まで、塾に通わせていたのは、高校受験よりも、

「苦手科目が少しでもわかって」・・・数学なのだが。

それと、他の教科が、「中学校の勉強についていけるように」

という、意味合いが強かった。(本人はどう思っているのだろうか)

それは、中学校までが、「義務教育」だから、

というのもあるけれど。

親の経験上、

「中学校までの学習の知識」が、割合にしっかりあって、

それについていける「論理的思考と表出」が出来れば、

そのあとは、「自分の意見」を持って、「表出して」

助けていただきながらも、生活していけるのではないかと考えたから。

・・・というのもある。


ありがたいことに、

個別指導で、かなり、解るようになったことも多く、

高校の選択肢は増えた。


けれど、先日あった、塾の面談でも。

講師:「この高校に行くなら(ジンの書いた志望校)、このような勉強がまだ足りなくて、

それには、このくらいの時間数が必要で・・・。」と。

夏期講習に、ありえないほどの授業数を提示された。


私:「・・・先生方が、せめてこのくらいは出たほうが良いと思う、

最低の時間数で、お願いします。」

ジン(中3)とも、話して、最低の授業数を申し込んだ。

私:「一日マックス、4コマまでで、お願いします。」

も、忘れない。

受験を捨てたわけではないのだが、

初心に戻った。


塾の時間数の断捨離。

春期講習では、6コマの日があって。(1コマ=1.5時間)

さすがに、疲れマックス。

他のお子さんはどうか知らないが、息子には、ハード過ぎた。

今回、もし、提示した、それ以上にやる気があるのなら。

個別指導の塾、学習室で、自習して先生に質問すれば良いと思うし。

・・・と、ジン(中3)にも話し。

本人も、「そうする手」と。



ジン(中3)が、高校生になったら、

助けていただくかもしれないが、それも「自分のちから」で、

何の助けがいるのか、表出して、

そして、自分のちからで、勉強して欲しいと思っている。

なので、

少し、余力を持って、受験できる所を受けるのは、どうだろうかと、思っている。

昨年、学習に対するギアは、一段上がって。

地道に、成績は上がってきているが、

それ以上に上がる様子は、今のところ見られないし。

それから、よそ様から見たら、

「もっと出来るように」見えるかもしれないけれど。

今のペースが、彼の「程よい」ペースなのかもしれないなと思う。

高校でも、このようなペースで勉強していくのなら、

それに、合った所が良いのではないだろうかと。




今月は前期の仮評定と、三者面談がある。

そろそろ、本人、主人とも話さないと・・・。

息子が、親の意見に流されないように、気を付けなければ・・・。


そして、

息子達2人が、ソレゾレ、高校入学したとして。

通学の時間を考えたり。

それから、

今、住んでいる社宅に居られるのは、あと10年を切って。

社宅も、ここ数年で、老朽化が進んできて。


そろそろ、「マイホーム」のことを考え始め。

主人にも話して。


先週、体調不安定で、家に居る時間も長か

ったので。

本格的に「捨て」始めた。

あまり、モノを持っていないように思っていても。

溜まっているもので。

毎回のゴミ回収の日に少しずつ、「さよなら」している。


息子達の受験を機に。

いつでも動けるように。

身軽になっておこう・・・。



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