私×恋するココロ -7ページ目
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ショコラという人

私を、一言でいうと
「寂しがりや」
だ。

とても、寂しがりや。
一人で家にいられないから、いつもバーで飲んでいた。
月に酒代10万以上使っていた時期もある。
友達にはかっこいいね。と言われていたが、
そんなの見せかけだけ。
ホントの私は、違う。

Hは、本気で好きになった人としか出来ない。
雰囲気で。とか、割り切って。とかいうHは
今まで一回も経験した事がない。
友達は
「割り切ると楽しいよ」
と言っていたが、私には絶対無理だ!
愛した人にココロも抱かれる事ですごく安心する。
Hってそういうものだと思っている。

そして今、彼をココロから愛している。
彼には重すぎるから
「好きだよ」
としか言った事がない。
一時も離れてたくない。
それが本音。

これがショコラの中身。

本当に愛してあげなきゃいけない人

それは、もちろん
「旦那さん」
だ。

そんな事、当たり前だよ。って思われるかもしれないが、
今の夫婦関係で、そうするのは非常に難しい。

旦那さんは、私の顔を見れば何か一言言い、
私と一緒にいるとストレスが溜まる。と言い、
最近は一週間に一回のペースで外泊してくる。

私も、ストレスが溜まるので彼に癒してもらっている。
多分、旦那さんも誰かに癒してもらっているだろう。

でも、彼に抱かれてから、私が愛さなきゃいけない人は
この人じゃない。って、なぜかそう思った。

それに、彼は
「ショコラが今の家庭で幸せに暮らしていくのに役に立ちたい。」
と、言ってくれた。

幸せにならなきゃ。そう、彼が気づかせてくれた。

ゆっくりでいい、すこしずつでもいい、
また、旦那さんを愛してあげようと思う。

初めて彼に抱いてもらった。。。

三回目のデート。
昨日の夜、寂しくて寂しくてなんか一人になりたくなかった。
「今日会えますか?」
とメールした。
「今日はごめんなさい。」  
と返事が来た。
どうしようもなくて、友達を呼んで家で飲んでいたら、
「時間が出来たけどどうする?」
とメールが来た。
「友達に帰ってもらうから来て欲しい。めちゃめちゃ甘えたいから。」
素直な気持ちが出ていた。

「絶対というのは無いから、正直怖い」
というメールが来た。
「もし、抱いてくれるなら嬉しいから。」
そう返事した。
「じゃあ、行く。」
とメールが来た。

2時間程して彼が駅に着いたのでそこまで迎えに行った。
一緒にそっと家に入って行く。
彼は子供が寝てるのに気を使い小声で話す。
「なんか、ドキドキする。」
「普通にしてていいよ。起きないから。」
と言っても、彼は落ち着かない。

彼はお茶を私はビールを飲んで色々話をした。
しばらくして、
「こっちにおいで。」と彼がぽんぽんと自分の太ももをたたく。
私は後ろ向きで彼にぎゅってだっこしてもらった。
そのまま、ほっぺや耳や首にキスをしてくれた。
そして、くるっと私を横向きにして押し倒された。

上から彼が覆いかぶさってきて、
ディープキスをゆっくりした。
そのままお腹を触って胸に手を触れて来た。
「ん。。。」
気持ちよくて声が出ちゃう。

そのまま手は下に進んでいってあそこを指で刺激してくれる。
もう、すごい濡れている。
ガマンできない~。すぐにでも入れて欲しくて彼のモノを触った。
「入れていい?」
「うん。ほしいよ。」
おねだりすると、彼はすぐ入れてくれた。
「ああん。。。」
彼が腰を動かすたびに激しく感じてしまう。
お互いいっぱい感じた。
「イッてもいい?」
「いいよ。」

Hが終わった後も彼は肩や首にキスしてくれた。
「大好き!」
といって、抱きついた。
「くるしいよ(笑)」

彼に抱いてもらって、ココロの隙間が埋まった。
彼にしか埋める事が出来ない私のココロの隙間。




ココロの弱さ

なんか、彼に出会ってからココロが弱くなってしまったような気がする。
いつも彼に会いたいし、いつも彼に甘えていたい。
いつも寂しいと思ってしまう。
今までこんな事無かったのに。
これは、恋してるから?
そんなので許されるのだろうか。

彼は女性に接客して疲れているだろうから、
私と一緒にいるとき位は癒してあげたい。
最初はそう思っていたのに、すっかり私が癒される立場。

こんなんじゃダメだ。
彼に依存しちゃダメだ。
彼の負担にもなっちゃうし、私自身にも良くない。

そんな事わかっているのに、どうしたらいいか分からない。
もっと強くならなきゃ。
彼は「人はもともと強いんだよ」って言っていた。

私はいつか強くなれるのだろうか。

言葉

彼に出会ってから毎朝、毎晩メールを送っている。

横に子供が寝ていようが、隣の部屋に旦那さんがいようが、
土日で家族そろって出かけていようが、恋する私には関係ない。
ホントに毎日メールを送っている。
そのメールに対して彼はいつも返事をくれる。
あ、たまに返ってこない時もあるが。。。
悲しいけど、ガマンした。
彼は皆の恋人だから。

彼に一度聞いた事がある。
「迷惑?迷惑だったら控えるから。ごめんね。」と。
彼は
「ううん。どんどん送ってくれていいよ。嬉しいから。」
と返事してくれた。
なんて、優しい。。。
また、彼に惹かれてしまう。

昨日、朝から旦那さんにたくさん怒られて落ち込んでいた。
彼の声が聞きたくなってメールをした。
「今から電話してもいい?」
すぐに
「大丈夫だよ。」
と、返事が来た。

「もしもし。」
彼の声を聞いた瞬間、涙が止まらなくなってしまった。
彼に色々話をしたら、
「怒られてるんじゃなくて、ショコラを良くしようとしてくれてるんだと思った方がいいよ。」
と,アドバイスしてくれた。
ココロがふっと軽くなった。
「落ち込む事があったら、笑っとこうね。」
「ふふふ。」
おかしくなくても笑ってしまった。
不思議。彼の言葉が私の泣いてるココロを笑うココロに変えてしまった。

言葉ってとても大事。
メールでも声でも。
彼の言葉だけが、私を元気なココロにしてくれる。

公園デート

二回目のデート。
昨日、彼からメールで
「お弁当を作って来て欲しいな。」
と言われたので、簡単なおかずと愛情がいっぱいこもったおにぎりを作る。
こんなにうきうきした気分でお弁当を作るなんて、すごく久しぶり。

早く彼に会いたい。
急いで彼と待ち合わせている駅へ向かう。
家を出た時点で、すでにドキドキしている。

駅に着いた!
教えてもらった出口を出ると彼が待っていた。
すぐに抱きつきたかったが、恥ずかしくて出来なかった。

「ショコラ、おはよう。」
交差点で待っている間、彼の方から手をつないできた。
嬉しかった。
しばらく歩くと公園が見えて来て、一つのベンチに座った。

そこで、彼にお弁当を渡すと
「昨日の夜ご飯食べ損ねちゃって。。。24時間ぶりのご飯だよ。」
といって、嬉しそうにもくもくとお弁当を食べてくれた。
「おいしいな。」
それを聞いて私も嬉しくなった。

急いでお弁当を食べ終わると、
「俺がそっちに行くよ。」
と言って、彼が座った上に私が横向きで座った。
キャー。ものすごくドキドキする。

そのまま抱きしめてくれて、おでこに優しくキス。
照れる私に、彼はさらに柔らかいキスを続ける。
ほっぺに。胸に。唇に。そして首筋に。。。
「あん。。。」
気持ちよくて、思わず声が出てしまう。
「感じちゃうでしょ。」
そう言う私に
「ごめんごめん。」
といってさらにキスしてくる。
段々とエスカレートしていって、初めてのディープキス。
思い切り感じてしまった。。。

このまま時間が止まればいいのにと思ったけど、
すぐにお別れの時間が来てしまった。
一時間ってあっという間。

駅までの道のりを手をつなぎながら、時々キスしながら戻る。
「ショコラ、かわいいな。」
そう、彼が言ってくれた。

駅の中まで私が見えなくなるまで、見送ってくれた。

今度のデートは私の家で。
彼にオムライスを作ってもらう約束をした。

来週の木曜日が楽しみだな。





彼という人

彼に初めて会ったのは3月。
そう、まだ会ってから1ヶ月位しか経っていない。
しかも、実際に会ったのは先週の日曜。
まだ一回しか会っていない。

なのに彼に惹かれてしまった。

それは、彼があまりにもココロがきれいな人だから。

出張ホストの人って、はっきりいっていいイメージがなかった。
でも、彼はとても素敵な人だった。

私が「大好きだよ」ってメールしても、
彼は「ありがとう。嬉しいよ。」って返してくる。
「俺も好きだよ」とは決して返してこない。
それは、彼が私に恋愛感情を抱いていないから。
嘘をつかなくて嬉しいけど、時には「好きだよ」って言って欲しい時もある。
でも、彼にそれを望んじゃイケナイ。

彼の事が大好き。出会えただけで十分幸せ。
そう思っている私がここにいる。
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