【MHF】私とボクの思い出【小説】第三十四話
家を発つ準備をすませたフローラ。
ベッドではまだフラウが静かな寝息を立てている。
フローラはベッドに近づき、フラウの頬に優しく口をつけ、その場ををあとにした。
(これは恋愛感情からきたものではなく、そうするべくしてそうした。)
外に小さなが影がぽつんと一つ、こちらを振り向いた。
「やあおはようニャ!
今日もどっかに行くのかニャ?
オイラも連れて行くニャー!」
ルンバはいかにも出発準備万端といった格好だ。
(今日は…)
フローラ
「あ~ルンバさん!
今日はちょっと用事があって、狩りには行かないんですよっ」
ルンバ
「ニャ…!?
そ、そうかニャ…。」
ルンバはすごくガッカリしたようだった。
一体いつからここで待っていたのだろう…。
ルンバ
「…ニャ、次はいつにするニャ?
また明日かニャ?」
フローラ
「う~ん…
ちょっと今は事件発生って感じで、
いつまでかかるか…わからないんです;」
ルンバ
「にゃんだニャ。
大丈夫なのかニャ~?
オイラの助けが必要なのかニャァ?」
このアイルーが、意外と頼りになることはわかっている。それでもこの件に付き合わせるわけにはいかなかった。
(これは私の力で解決しなくちゃいけないっ!)
その旨を伝えると、落ち着いたら連絡して欲しいとルンバは返した。
ルンバ
「何をするかしらニャいけど、まぁがんばれニャ!
それとまたゲモン借りてくニャ~!」
そのようにしてルンバと別れたフローラは、まず工房に向かう。
まだ朝は早いはずなのだが、職人達の朝はもっと早いみたいだ。
「イラッッッシェェエエウィィイッ!! 」
フローラ
「おはようございますっ!
親方さんアレ、出来てます~?」
工房の親方
「おう、昨日のお嬢さんね!
あいよっ!きっとお嬢さんにぴったりだ!
今すぐ装備するかい?」
こうして昨日頼んでおいた新防具
“リオデュオシリーズを手に入れた!”
フローラは早速装備したいと答え、着替え部屋を貸してもらった。
今までのキリン装備をアイテムBOXに送り、真新しい防具に袖を通す。
「すごい…新しいスキルが漲る…っ!」
(私の力だけではここまでこれなかった。
フラウちゃんや、ルンバさん、
そしておじいちゃん…
みんなのおかげ…。
みんなとの思い出の結晶…なんていったらまたフラウちゃんに詩人みたいって言われちゃうけどっ、みんな…ありがとう。)
ベッドではまだフラウが静かな寝息を立てている。
フローラはベッドに近づき、フラウの頬に優しく口をつけ、その場ををあとにした。
(これは恋愛感情からきたものではなく、そうするべくしてそうした。)
外に小さなが影がぽつんと一つ、こちらを振り向いた。
「やあおはようニャ!
今日もどっかに行くのかニャ?
オイラも連れて行くニャー!」
ルンバはいかにも出発準備万端といった格好だ。
(今日は…)
フローラ
「あ~ルンバさん!
今日はちょっと用事があって、狩りには行かないんですよっ」
ルンバ
「ニャ…!?
そ、そうかニャ…。」
ルンバはすごくガッカリしたようだった。
一体いつからここで待っていたのだろう…。
ルンバ
「…ニャ、次はいつにするニャ?
また明日かニャ?」
フローラ
「う~ん…
ちょっと今は事件発生って感じで、
いつまでかかるか…わからないんです;」
ルンバ
「にゃんだニャ。
大丈夫なのかニャ~?
オイラの助けが必要なのかニャァ?」
このアイルーが、意外と頼りになることはわかっている。それでもこの件に付き合わせるわけにはいかなかった。
(これは私の力で解決しなくちゃいけないっ!)
その旨を伝えると、落ち着いたら連絡して欲しいとルンバは返した。
ルンバ
「何をするかしらニャいけど、まぁがんばれニャ!
それとまたゲモン借りてくニャ~!」
そのようにしてルンバと別れたフローラは、まず工房に向かう。
まだ朝は早いはずなのだが、職人達の朝はもっと早いみたいだ。
「イラッッッシェェエエウィィイッ!! 」
フローラ
「おはようございますっ!
親方さんアレ、出来てます~?」
工房の親方
「おう、昨日のお嬢さんね!
あいよっ!きっとお嬢さんにぴったりだ!
今すぐ装備するかい?」
こうして昨日頼んでおいた新防具
“リオデュオシリーズを手に入れた!”
フローラは早速装備したいと答え、着替え部屋を貸してもらった。
今までのキリン装備をアイテムBOXに送り、真新しい防具に袖を通す。
「すごい…新しいスキルが漲る…っ!」
(私の力だけではここまでこれなかった。
フラウちゃんや、ルンバさん、
そしておじいちゃん…
みんなのおかげ…。
みんなとの思い出の結晶…なんていったらまたフラウちゃんに詩人みたいって言われちゃうけどっ、みんな…ありがとう。)