ファーブル昆虫記(セブンイレブン)
テーマ:食玩日本のペットボトルおまけは、もう常識になりましたね。
セブンイレブン限定で、海洋堂プロデュースで「ファーブル昆虫記フィギュア」が付いています。
2Dを3Dに起こす技術は世界的に見ても優秀な海洋堂が織り成す造形美は「おまけ」の域を越え、芸術とも言えるだろう。
最近の「おまけフィギュア」は、単なるアニメ・昆虫・キャラクターの模写に留まらず、テーマに基づいた造型を取る場合が増えている。
これも例外ではなく、ファーブル昆虫記のメモなどから忠実に再現された「勉強フィギュア」だ。
左から
No.5 「羽化するトネリコゼミ」
日本のエゾゼミに近い仲間で、ヨーロッパエゾゼミとも呼ばれる。
体長は約5cm。
ヨーロッパ各地で分布し、体色は黒っぽく、羽は透明。
ジー、ジーと地味に鳴くセミである。
ファーブルは幼虫が地上に出てくる時に掘り出した土はどこに行ってしまったのだろうと、セミの幼虫が抜け出した穴を掘り返しながら考え込んでしまった。
地下40cmまで延びている坑道の何処にも、さらに幼虫が4年間過ごした地下室の何処にも掘り出した土の形跡が無いのです。
彼はこの坑道が素掘りの縦穴ではなく、表面が崩れないように塗り固められていることに気付きました。
ある日、地表に向かう工事を始めたばかりの幼虫を発見しました。
その幼虫は、全身がブヨブヨとふやけたようで、全身が濡れそぼっていました。
指で摘み上げると、小便をほとばしらせる小便まみれの幼虫だったのです。
つまり、幼虫は、少しずつ掘り取った土を小便で湿らせ、坑道の壁に押し付けていたのです。
そのため、壁は崩れることなく、坑道は徐々に広く、長くなっていくのです。
坑道の壁が塗り固められていた理由も、地上に現れた幼虫が泥だらけだった理由も、これで全て説明がつきます。
羽化直前になると、幼虫は坑道の終点に留まって天気の見立てをします。
そして、条件が揃うと、数ミリの天井を突き破って地上に姿を現すのです。
そして、草をよじ登り、体を固定するといよいよ羽化に入ります。
土と小便で汚れた外皮の下にはこれほど美しい羽が隠されていたのです。
右
No.2 「ヒジリタマオコシコガネと梨玉」
ファーブルは幼虫を育てるための糞玉を梨玉と名づけた。
卵は細長くなった部分に産み付けられる。
その先端は、糞の中に含まれていた繊維質をまとめているので、幼虫が呼吸をするための空気の流通は確保されている。
昆虫記は省略。
こんな説明の紙が入っています。
単なる昆虫フィギュアでないことがお分り頂けたでしょうか?
「おまけ」でありながら、子供に読み聞かせる絵本のように、実物に近い造形で自然とは何か?を教育出来る教材にもなるのです。
もちろん、大人だって楽しめます。
泥の彩色がなされたフィギュアを手に、小雑誌と読み比べ、幼きころの「ぬけがら集め」を思い出すのです。
過ぎ去ったはずの「思い出」に味付けされた知識は、きっと子供の教育にも役立つだろう。
偏差値など関係ない、いまの子供の感性を高めてあげれるのは親だけなのだから。


















