ヘミス・ゴンパ(Hemis Gompa) 後編
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裏は険しい岩山。
たぶんヘミス・ゴンパもお堂はひとつだけではないと思うんですが、
私達は1部屋しか見学しませんでした。
中に座っていたのはやや童顔のブッダ↑。
穏やかな顔していて、けっこう気に入りました。
普段は「ありがたい知識」などを授かりに、すすーっと偉そうな僧侶などに
近づきがちな、まことに善良な小市民ブーンドですが、
この時は・・・・・、しばしボーっと見つめた後
一言、「髪がすごく青いよ」。
・・・・・・・うん、青いね。
というか、そんな事はどうでもいいだろう、
もっとこう、ありがたがらなくていいのか?
敬虔な気持ちになったりしなくていいのか?
しかし・・・・、確かに青いな、髪が・・・。
私もつられて、ブッダの青い髪を見ながら心の葛藤をしたのでした。
いやいや、でも、すごく見ごたえありましたよ、このブッダも。
金ピカだけど、いやらしい金ピカじゃなくて、
独特の、ホンモノな光をたたえていて。
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お堂の中から上を見上げたところ。
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ブッダの横には、妙に気になる像が座っていました。
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「気になる彼」に近づいてみました。
僧侶の人に聞いたところ、パドマサンバヴァだと言っていた気がします。
(ちょっと、記憶が曖昧に・・・)
なかなか渋いですね。
しかし、後から知ったんですが、ヘミスにはこれとは別の
立派な有名なパドマサンバヴァ像も他のお堂にあるようで、
その写真はとくガイドブックに写真も載っていたりします。
うーむ、なぜ見逃してしまったのかー。