ヘミス・ゴンパ(Hemis Gompa) 前編
門をくぐると、中庭を囲んでコの字型に建物が並ぶヘミスゴンパ。
ですが、どうも全体像を撮るのが普通のカメラじゃむずかしく・・・
ヘミス・ゴンパはガイドブックによると、
「哀れみ深い人の孤独な場所」として知られている」んだそうだ。
建てられたのは17世紀初頭。
建てたのはシンゲ・ナムギャルという王で、
カシミールの王(イスラム教)とラダックの王(仏教徒)の
子供だそうです。
ヘミスゴンパはラダックでも最大のゴンパのひとつですが、
ここは毎年行われるツェチュ(tse-chu)祭で特に有名。
ちょうど私が行った時はツェチュ祭間近(2週間後だった)だったので
中庭で僧侶たちがみな、祭りの踊りの練習をしてました。
ツェチュ祭というのは、パドマサンバヴァ(Padma Sambhava)の誕生日を祝う祭り。
パドマサンバヴァというのは、チベットに仏教を広めた聖者の一人で、
「グル・リンポチェ」とも呼ばれ、チベット密教の祖、などと言われています。
パドマというのは蓮のことで、パドマサンバヴァというのは
蓮華生、つまり蓮から生まれた、っていう意味。
チベット仏教の寺なら、どこへいっても必ず、絶対、祀られています。
「セカンドブッダ」とも説明してました。
チベット仏教においては、2番目のブッダ、と言われるくらいに重要らしい。
ちなみにツェチュ祭では「第10日」という日がポイント。
そもそもツェチュという言葉の意味は月の「第10日」の日の事で、
祭りもチベット暦の「10日」に行われます。
パドマサンバヴァの伝言により「月の第10日の日に法要をすれば
パドマサンバヴァがも戻ってくるからだそう。
パドマサンバヴァの人生では、重要なことはかならず「10日」に
起こったんだそうです。
祭り当日は、ゴンパの2回から巨大なタンカがかけられるそう。
(タンカ:仏陀が描かれた布幕)
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