子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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子どもたちと関わる中で感じたことや想いなど
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子どもの生きる力を育み、

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

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【イベントを開催しました!

 

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先日、ひがみちこさん主催のイベントに
またまたジョインしてきました!
 
今回はワークショップを担当させてもらいました!
 
本業なので
とっても楽しかったです★
 
ただ、幼稚園など
子どもと活動をする場では
慣れていますが
 
子どもと活動をする場ではない場所で
行うのは初めてのことで
とってもドキドキしました。
 
しかもどうしても
普段家では体験しにくいであろう
”絵の具!”を使いたかったので
 
事前準備も入念に行いました。
もちろん、反省点もありますが・・・。
 
 
みなさん、お母さんもお子さんも
楽しんでくれて本当によかったです。
 
未就園児さん(3歳未満)が多いので
幼稚園や保育所に入ると
どんな活動をするのか?ということも
お伝えできたのでは?と思っています。
 
 
 
今回はクリスマスのイベントにちなんで
はじき絵のクリスマスツリーを作成。

 

 

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お母さんたちにも折り紙で作る星作りにチャレンジして

もらいました!

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「久しぶりに折り紙をして
手先を使いましたー。
たまにはいいですねー!」
というご感想ももらいました。
 
どうやら、次を望む声も出ているようで
来春あたり開催予定です★
 
次はどんなワークショップにしようかなー。
今からワクワクします♪

 

所長 酒井沙彌香

 

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【教育に正しい価値観は存在しない

 

 

教育に携わる者が

このような発言をすると

「えー?じゃあ一体教育って何よ?

 何の意味があるのよ?」

と思うかもしれません。

 

もし仮に”正しい価値観”というものが

存在したら・・・

どれほど私たち保育者は

心がラクになるだろうか?

とも思います。

 

もちろん、

正しいモノがないからこその

やりがいや楽しさはありますが

 

でも日々自分の保育を振り返り

反省し

「あーぁ、なんでこんな声かけ

しちゃったかな自分」

と情けなくなることが

多い仕事でもあるのです。

 

誰も評価ができないからこそ

ツライこともあります。

 

 

でも、一つだけ指針になることがあるとすれば

それは子どもたちの反応です。

 

子どもたちの反応は判断基準になります。

 

嬉しそうか?

楽しそうか?

喜んでくれているか?

など、子どもたちの表情や目は

素直なので有難いものです。

 

保育に限らず

家庭内であっても

子どもたちの目や表情は

多くのメッセージを発していますから

ぜひ、観察してみてください。

 

ただ、正しい価値観は

存在しないからといって

適当にやればいいのか?といえば

話は違うと私は思っていて

 

正しいものはなくとも

保育者一人ひとりが持っている

大切な価値観を子どもたちに

伝えていくことが教育の

醍醐味かな?と感じています。

 

もちろん、子どもたちが学べることは

たくさんありますが、

今回は価値観に限定してお話しています。

 

 

私たち保育者は自分の価値基準でしか

判断することはできません。

そして、それは人それぞれです。

 

でもそれでいいと思っています。

 

 

子どもたちは幼稚園や保育所など

社会の場で

 

お友だちと関わることで

保育者と関わることで

たくさんの価値観に触れる。

 

”世の中にある多様な価値観をしる”

身にしみて学ぶ。

 

これは子どもたちが大人になっていく

過程でも大切なことになるでしょうし

 

たくさんの価値観に触れて過ごせた方が

子どもたちの生きる力は高くなるとも

思っています。

 

よく親御さんから

夫婦の子育ての価値観が合わない。

祖父母と子育ての価値観が合わない。

 

そういった話もちらほら耳にします。

 

でも私は別に統一する必要はないと

思っています。

 

だって世の中に出たら

びっくりするような価値観の持ち主は

たくさんいますし

 

そんな人が同僚や上司、部下に

なるかもしれない世の中です。

 

柔軟に生きられる力を持つためにも

正しい価値観はありませんが

たくさんの価値観に触れることは

大事です

 

そして、どうか自分の価値観が

絶対正しい!と過信することのないよう

お願いいたします。

 

 

所長 酒井沙彌香

 

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【子どもを見て、観て、診ることで

     はじめて理解できること

 

 

 

昨日の記事でも少し書きましたが

子どもたちと関わる上で

 

3つの"みる”を大切にしています。

 

①見る

 

これはそのままの意味で

タダ単純に見るということです。

 

具体的に言うと

”子どもが何をしているのか?”

を見ることです。

 

 

②観る

 

これはじっくりと観察することです。

 

具体的に言うと

"何をしたいのか?”

を観るのです。

 

③診る

 

内面など目に見えない部分まで

あらゆる可能性を動員して

想像し、診るのです。

 

具体的に言うと

"何をしようとしているのか?”

を診るのです。

 

毎日一緒に過ごしていると

忘れてしまいがちですが

 

子どもたちは日々、それぞれのペースで

必ず変化し、成長しています。

 

一番難しいのが"診る"ということですが

 

固定観念や先入観で子どもを見てしまうと

本当の意味で"診る”ことはできません。

 

結果として、子どもの内なる

心の声を聞き逃してしまうことにも

つながります。

 

もちろん、私たち人間は大人であっても

完璧ではありませんから

 

いつもいつも子どもたちの心の中の声が

聞こえるわけではありませんし

 

聞き違えてしまうこともあるでしょう。

 

でも、子どもたちも

大人がどれだけ本気で

自分と向き合ってくれたか?ということは

ちゃんと分かりますし、

 

たとえ間違えてしまったとしても

大丈夫なのです。

 

 

でも、そうではなく

ただただいい加減に

大人の都合の良いように解釈されていては

 

子どもたちは

いつか失望することになり

本当に心を開いてくれることは

なくなってしまう可能性がでてきます。

 

それは親であってもだと私は思っています。

 

親だから「大丈夫!」

タカをくくるのではなく

親だからこそ、

せっかくの縁を大切にしてください。

 

私も親元を離れてかれこれ経ちますが

振り返ってみてもあっという間に

時が経っていて

気がついたらいい年の大人になっていました。

(中身は全然ですが・・・苦笑)

 

つまり皆さんも実感のあるように

気がついたら子ども時代は

終わってしまうのです。

 

だからこそ、貴重な時間を

親子ともに大切にしてください。

 

 

所長 酒井沙彌香

 

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【子どもであっても

    他者であることを忘れない

 

 

 

私が仕事で接する子どもたちは

当たり前のことですが

我が子ではありませんから

 

”他者である”という感覚を

いつも忘れないように

関わっています。

 

でも親子であっても

血の繋がりがあっても

一つ屋根の下で長い時間を

一緒に過ごしていようとも

 

この”他者である感覚”は

忘れてはいけないと

私は思っています。

 

私にはまだ子どもはいませんが

自分が子どもだった頃

 

親とくに母親に

さも私のことを熟知しているかのような

口ぶりで決め付けたモノの言い方を

されたことを今でもハッキリと

覚えており、

 

自分の親ですから

恨んだり憎んだりはしていませんが

 

その時のことを

今でもふと思い出した時

いつも胸の締め付けられるような

哀しい気持ちでいっぱいになります。

 

 

少なからず大人である皆さんにも

経験があるのではないでしょうか?

 

自分のことでさえ

ちゃんとわかっていないのに

分かったかのように

決め付けられることが

私は嫌でした。

 

今も嫌です(笑)

(三つ子の魂百までですね笑)

 

そういった経験もあるので

子どもたちと普段関わる上でも

 

自分は他者であること。

子どもであっても一人の人間であること。

 

そのことを忘れないようにしています。

 

そして、なぜこんなことを

つらつらと書いているのか?

と言うと。

 

最近親御さんたちと関わっていて

「うーむ」と思うことがあるからです。

 

園での様子や友だちとの関わりで

親御さんに聞いてみたいこと

お互いに共有しておきたいこと

こういった面もあるとお伝えしたいこと

が私たち保育者にもあります。

 

そのような時には

個別にお声をかけるのですが

 

「あー、うちの子はこうなんでいいんですよー」とか

「こうだと思うのでこうしてください」とか

 

案外あっさりと言いますか

簡単に返されてしまうことが多々あります。

 

私は、親御さんは

お子さんと縁やつながりが深いので

子どもたちのことを一番よく理解できる

立場の方だと思っています。

 

ですが、縁やつながりが深くても

しっかりとお子さんのことを

見て、診て、観ての3つのみるを

行わなければ真に理解できるとは

思えないのです。

 

そして、上記の場合

どうしても真に理解しての発言というよりも

軽い理解の仕方のみという感じがするのです。

 

園で見せる姿

家で見せる姿

は必ずしも同じではありませんが

 

すべてをひっくるめて

一人の子どもなのです。

 

家では見せない姿でも

それもお子さんの姿。

そういった面もあるということを

踏まえながら

 

どうぞお子さんを

3つのみるとみてください。

 

また違った部分が

みえてくるのではないか?と思うのです。

 

そして、どうか一方的な考えで

お子さんをこういう子!というように

決め付けることなく

柔軟な目で見て下さい。

 

 

 

所長 酒井沙彌香

 

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【死に至らない失敗を

     安全に経験させること

 

 

衝撃的なタイトルでしょうが
新聞のこのコラムを読んで深く
納得する自分がいました。
 
いつも私が言っていること
子どもたちの
”生きる力を強くする”
ということにも繋がると思うのです。
 
前回の記事でも
子どもたちがたくさんの失敗をする
必要性を書きましたが
 
失敗や責任の避け方を
いくら大人が予期して教えたとしても
完全に避けることは不可能です。
 
それは私たち大人が
一番良く分かっていることでしょう。
 
それなのに、私たちは子どもたちに
失敗の回避を教えようとし
失敗のタネを取り除こうとします。
 
でもそれでは
彼らの”生きる力”は強くなりません。
 
本来は乗り越え方や対処の仕方を
教えてあげることが大切なのです。
 
それは結果として
子どもたちの生きる力を
強くすることにも繋がります。
 
つい可愛い子どもたちを目の前にすると
目先のことに頭が行きがちですが
 
本当は子どもたちが
この先成長して大人になり
社会に出て行くことまで
考えて関わる必要があるのです。
 
もちろん、いつも念頭において
キリキリストレスを溜めながら
関わる必要はありません。
 
時に甘やかすこともあるでしょう。
 
つい、失敗しないように
手助けしてしまうこともあるでしょう。

 

でもそれでいいのです。

 

ただ、いつもいつもでは

子どもたちが困ることになりますから

 

何事もよいあんばいが大事なのです。

 

 

所長 酒井沙彌香

 

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