よく言われていることですが認知症の予防や進行を遅らせるためには頭の体操や

適度な運動、睡眠を十分に取ること、食養生、社会参加が大切だと思います。

食養生として考えられることは新鮮な緑黄色野菜、魚、果物を摂ること。

脂身控えめの肉を摂ることなどでしょうか。

サプリメントは食養生を補完する意味で良いかもしれません。

私自身はDHAEPAARAなどを含有するサプリメントやウコンの成分の入ったサプリメントを使用していますが果たしてどの程度効果があるかは?です。

私は2017年と2022年にいわゆる物忘れ外来を受診し一般的なスクリーニングの検査を受けた上で、先生のご指示でMRI検査+VSRADSPECTなど精密検査を受けています。

初回の時はこれ以上進むと認知症の領域に入るぞと言われました。

なので自分にできる予防法は全て行なってきました。サプリメント、野菜の多い食事、適度な運動(散歩、筋トレ)、脳トレなどです。

その上で2022年に再度検査を受けたところ、スクリーニング検査では良くも悪くも変化ありませんでした。

しかし精密検査では脳(海馬)の血流の改善が見られたようです。

これがサプリメントの効果なのかはわかりません。

わさびの成分が認知症に効果があるならぜひ使ってみたいのですが、果たしてサプリメントとして発売されるのでしょうか?

今の体のコンディションを出来るだけ維持することが大切ですので、考えられることは全て試してみたいと思います。トレーニングとは言っても楽しんで長続きできるようにしたいと思います。


年齢とともに我々の認知機能は衰えてしまいます。その結果日常生活が困難になる高齢者も多く存在しますね。いわゆる認知症です。

わさび製品など扱う金印株式会社と東北大学、人間環境大学の共同研究からわかった知見ですが、本わさびに含まれるヘキサラファン(6-MSITC)という成分に認知機能を高める機能があるそうです。金印株式会社のHP20231113日付のお知らせに記載されていました。

健康な高齢者の認知機能に及ぼす効果を、無作為比較対照試験を用いて検証し、ヘキサラファンを含むサプリメントを 12 週間毎日摂取した群(ヘキ サラファン群)は、ヘキサラファンが一切含まれていないプラセボサプリメントを摂 取した群(プラセボ群)よりも、記憶力(エピソード記憶と作業記憶)が向上するという結果が出たそうです。

何年か先に認知症予防のサプリメントとして発売されるといいですね。

整形外科では頑固な肩こり、後頚部痛、後頭部痛などを訴える人の中に眼の奥の痛みや頬骨部の痛みそれに耳介部後方の痛みを訴える方がいます。

例えば交通外傷で首を痛めた頚椎捻挫の患者様です。

ただし、歯の痛みを話してくれる人は経験ないです。

交通外傷の患者様では頚部痛以外の症状がひどければ躊躇なく眼科、耳鼻科で診てもらうように強くアドバイスしますが目や耳に異常所見の見つかった人はいません。

私には本当に大後頭神経傷害で三叉神経領域の痛みが出るのかわかりません。しかし一定数の患者さんが存在することは経験しています。

慢性に経過する肩こりや頭痛にともなって

⚫︎片側の目の奥が痛い

⚫︎片側の顔面特に頬骨部の  痛み

⚫︎片側の特定の歯の痛み

⚫︎鼻根部の痛み

⚫︎耳介部後方の痛み、頚部痛

⚫︎前額部の痛み

これらの痛みのある患者様は症状の部位によっては眼科、耳鼻科、歯科などを受診します。

私がやっていた「肩こり外来」の患者様の中にもよく話を聞くと肩こりだけでなく目の奥の痛み、顔面の痛みなを訴える患者様は一定数いました。

目の奥の痛みで眼科で診察・検査しても原因がわからない

耳介部の痛みで耳鼻科で調べてもわからない

歯の痛みを歯科で調べても該当する歯には異常がない

などなど痛みがあるのに原因が特定できないと困ってしまいますね。

最近になってさらにコンピュータを使う機器が増えることになりました。

本人の健康保険証を紐付けしたマイナンバーカードを使って本人確認や患者情報を読み込む為の装置です。顔認証付きカードリーダーとそれを制御するパソコンで本人確認や患者情報を読み取ります。

停電時を考えてノート型パソコンを使うことに決めましたが、これも長時間の診療受付には耐えられません。NTT東日本の光回線も必要ですが室内まで引き込んだケーブルはONUという機械を介してパソコンとつなげます。これも電気で動きますから停電で一度機械が落ちてしまうと厄介かもしれません。

デスクトップコンピュータは停電に弱いので院内にあるコンピュータの一部をノート型パソコンしています。停電しても電池が内蔵されているので停電時も余裕をもってシャットダウンできます。また短時間ならノートパソコンで診療も可能です。

データをたくさん保存するサーバー用のコンピュータにはUPFを取り付けてまず最初に停止させるようにしていました。15年間で1回だけUPS が役に立ちました。

それでも長期間の停電では診療は出来ない事だと思います。東日本大震災の後、電池で駆動できるプリンターで処方箋印刷ができるようにした事もあります。でも薬局でもコンピュータが動かないと処方箋を持って行っても薬が出せないかもしれないですね。きっと薬局でも何らかの対策をしていると思いますが。

医院では紙のカルテよりも電子カルテを使うところが多くなってきました。紙カルテのところでもレセプト請求にはレセプトコンピュータを使う医院がほとんどです。更に処方箋発行用のプリンターやレントゲン撮影装置もコンピュータが必要です。

いずれもコンピュータを使っているので停電になると困ります。急に停電でコンピュータが落ちてしまうと患者データが壊れてしまうこともあります。停電が解消してもカルテデータが破損しているとその先診察が出来ません。

そのためUPS(無停電電源装置)やバックアップ電源を使っている医院も多いと思います。UPSは停電時に院内のコンピュータを正常にシャットダウンさせ患者データを壊さないようにする為の時間を稼ぐ為の装置です。UPSは一般的に5分から10分程度有効と記憶しています。バックアップ電源だと1日くらいは電気が使えると思っています。でも高い。

なのでその短い時間内に院内のコンピュータを停止させます。私のクリニックでは一番多い時で7台のコンピュータを稼働させていましたので、停電はストレスでした。

MedPeer Medical NEWS によると5月16日に大分県の私立高校で全校生徒の約四分の1479人にインフルエンザ感染が確認されたそうです。また同じ日宮崎県の高校でも生徒476人、職員15人の感染が確認されたそうです。

学校での集団感染の動向は注意してみてゆきたいですね。