Thousand Springs -Chiharu's lively days-

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先週水曜日、駐日英国大使館で行われた「英国アンバサダーアワード受賞式」に参加してきました。

 

英国アンバサダーとは、英国についてのカルチャー、音楽、文学、政治、料理、ファッション・・・とにかく英国のことならなんでも!日々情報発信し、英国ファンを増やす活動をする人たちのことイギリス

現在、約2000人の英国アンバサダーが活躍しているそうですが、その中でも去年特に英国のプロモーションに貢献した約30名がこの受賞式に招待されました。

 

そして、その中で最も優秀だった人に贈られるのが「英国アンバサダーアワード」。

ミュージュック、フード、ショッピング、ベストフォトの4部門があり、各部門1名にアワードが贈られます。

 

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司会は英国大使館職員のDavid Mulhollandさん。写真では見えませんが、スコティッシュキルトをお召しでした。

綺麗な日本語で挨拶と英国アンバサダーへの感謝の言葉を述べてくださいました。

 

そしていよいよアワード受賞者の発表。



プレゼンテーターはDavid Ellis駐日英国主席公使。

この日はPaul Madden駐日英国大使の代理ということで肩書きが臨時大使になっていました。

 

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私・・・なんと、ショッピング部門で受賞してしまったのです!

 

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数ヶ月前にこのアワードにノミネートされている旨ご連絡をいただいたのですが、まさか本当に受賞できるなんて!夢のようですイギリス

ノミネートだけでもかなり嬉しく舞い上がっていましたが、ノミニーは各部門4名ずつなので過剰な期待はせず「受賞できれば御の字だな」ぐらいに思っていました。

しかしいざ受賞式で「ショッピング部門、winnerは・・・」と発表が始まると、やはり受賞したいと思ってしまうものですね。

少し溜めが入った後に自分の名前が呼ばれた時は嬉しさと驚きで叫びそうになりました笑

 

受賞式の後は大使館内のパブ(普段は従業員の方が利用されている場所です)「Duke of Cambridge」にて立食パーティー。英国産のワインやビール、食事が振る舞われます。


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英国のクリスプス(ポテトチップス)もありました。

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こちらはグルテンフリーのTEN ACRE。

堅揚げでビールによく合います。個人的には写真下段の真ん中、ピンク色のSweet&Sourがかなり好みで止まらなかったですキラキラ

 

北海道のじゃがいも不足の影響で国産ポテトチップスの生産見合わせが相次いでいるので、これを機に英国産のクリスプスはいかがですか?

もうすぐナチュラルローソンで買えるようになるみたいですよ。

 

パーティーでは「英国王室(特にキャサリン妃)ウォッチャー」として知られるにしぐち瑞穂さんのトークショーも。


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物を大切にするイギリスならではの英国王室の着こなしなど、興味深いお話を聞くことができました。

特にエリザベス女王が靴を年間1足程度しかオーダーせず、「直せるところは直して履けるだけ履く」というエピソードは私も見習いたいと思いました。

 

そして何より楽しかったのが他のアンバサダーさんたちと交流。

昨年の受賞式でご一緒だった方、ブログやSNSでのみ交流がありお会いするのは初めての方、本当に初めましての方・・・

たくさんのアンバサダーさんたちとお話しすることができました。

当たり前ですが皆様英国が大好きな方ばかりイギリス

思い思いの英国エピソードを聞いたり、普段はマイナーすぎて誰にも共感してもらえない英国ネタに笑ったり・・・

バッグなど持ち物にも英国愛が溢れている方が多く、見ているだけでも楽しい!

とても素敵な時間でした。

 

ちなみに・・・

私の今回の受賞ですが、Twitterでロンドン地下鉄公式ブランドのポップアップショップについて呟き、その反響を買われてのものでした。

 

イギリス該当ツィートはこちらイギリス

 

英国大使館の公式アカウントがリツィートしてくださったのを皮切りに気づけば400リツィートに達し、いいね!も300件以上ついていました。

そう、この受賞は決して私1人で成し得たものではなく、私のツィートを支持してくださった方々の力によるものだと思っています。

 

これからも多くの方が共有したいと思ってくださるような情報発信を心がけ、1人でも多くの英国ファンを増やしていけたらと思います。

 

英国アンバサダー、2017年度も頑張るぞ~!!!

先日4月20日、東京・銀座の松坂屋デパート跡地に大型の複合商業施設「GINZA SIX」がオープンし、話題になりましたね。

銀座在勤の私は松坂屋取り壊しからGINZA SIX完成までを毎日見ていたので、なかなか感慨深い気持ちです。


さて、このGINZA SIXに英国ブランドのセレクトショップ「BRITISH MADE」(ブリティッシュメイド)の旗艦店が入るとのことで、オープン2日前の内覧会にご招待いただきました。


このお店が扱っているスコットランドのGLENROYAL(グレンロイヤル)というブランドの皮小物が好きなので青山本店や新丸ビルのお店には何度か足を運んだことがあったのですが、今回は旗艦店ということでどんな感じになっているんだろう、既存のお店とはまた雰囲気が違うのかな、とワクワク

 

当日はそれぞれのテナントから内覧会に招待された人でごった返していて、まずGINZA SIX内に入るのに20分かかりました汗

そこからブリティッシュメイドのある5階まで上るのですが、いかんせん導線がエスカレーターのみで激混み...明らかにキャパオーバー。


そんなこんなで人混みに揉まれつつも何とかエスカレーターに乗り、草間彌生さんが手がけたというアートを横目に見ながら5階まで上がります。


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そしてようやくブリティッシュメイドに到着。

店頭ではスパークリングワイン他英国産の飲み物や軽食が振る舞われ、まずはホッと一息。

 

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落ち着いたところで店内を回遊。

私の好きなグレンロイヤルも美しく陳列されていましたkirakira*

 

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店頭にはたくさんの英国ブランドが並んでいますが、今回の目玉ブランドはなんと言ってもDrake'sイギリス


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アクアスキュータムでアクセサリー・コレクションのデザイナーとして活躍していたマイケル・ドレイク氏が1977年に設立したという比較的新しいブランドで、直営店としてはアジア初出店なのだそう。


BRITISH MADE店内の半分ほどのスペースを占めており、また他のブランドとは仕切られているため、セレクトショップの一取扱いブランドというよりひとつの独立したお店のようになっていました。

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什器や装飾品もイギリスで調達してきたという、こだわり抜いたスペースです。


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内覧会にはオーナーのMark Cho氏とクリエイティブ・ディレクターのMichael Hill氏も来日されていましたよ。

残念ながら人が多くてお話しすることはできませんでしたが...

 

Drake'sは紳士物の服やネクタイやストール、ポケットチーフなどのブランドですが、カラフルな色とユニークな柄は見ていてとても楽しく、女性の私でも身につけたいと思うものがたくさん!


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当初は「今後の主人や父へのプレゼント候補として参考になれば・・・」という気持ちで見るつもりでしたが、実際に目にすると私自身が色々と欲しくなってしまいました笑

 

こちらはお土産にいただいたポケットチーフ。

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アースカラーに映えるピンクの花は桜をイメージしたもので、この柄は日本限定の非売品なのだそう。

シンプルなハンドバッグに結んで使ったら可愛いかもハート


これを見て「Drake'sって素敵だな」「ブリティッシュメイド、行ってみよう」と思ってくれる方が1人でも増えるよう、色んな場所に持ち歩いて宣伝したいと思いますイギリス

先日参加させていただいた"The Dinner"のレポート第2弾です

第1弾では主に出されたお料理について書かせていただきましたが、今回は主催でもあるウェッジウッドについて...
 
ウェッジウッドは言わずもがなイギリスの老舗陶磁器ブランドイギリス
洋食器に詳しくない方でも名前ぐらいは聞いたことがあるかと思います。
 
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このギリシャ神話をモチーフにした「ジャスパーウェア」のシリーズを見て「ああ!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
"The Dinner"のイベントではお料理にウェッジウッドの食器が使われていたのはもちろんですが、会場の大使公邸もたくさんのウェッジウッドの食器が飾られていましたキラキラ
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新作もいち早く展示されていましたよkirakira*

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私が特に気になったのはこちら。
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3色使いのジャスパーウェア自体あまり作られておらず珍しいのですが、その中でもこの色合いは見たことがなく「ピンク×ココアみたいな淡いブラウンの優しい色使いが素敵だなぁ」と思って眺めていたところ、ウェッジウッドのスタッフの方がお声かけくださり、このシリーズは現在日本国内では英国大使公邸にしかないのだと教えてくださりました。
 
そしてこのイベントで知って驚いたのが、創始者のジョサイア・ウェッジウッドはなんとあの進化論で有名なダーウインの母方のお祖父さまだということ!
ウォーターフォード・ウェッジウッド・ジャパンのラーシュ社長の挨拶の中に「ウェッジウッドは根本の部分を大切にしつつも進化していくブランド」という趣旨のお話しがありましたが、「進化」というキーワードが出てくるあたり、ダーウィンと同じ血筋なのだなと感じました。
(いや、意識して「進化」という言葉を入れた可能性も否めませんが笑
 
ウェッジウッドと言えば陶磁器のイメージが強いですが、1980年代にはアイルランドのクリスタルガラスの会社と合併し、ガラス製品もたくさんあります。
"The Dinner"でいただいたお土産もグラスでした。
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またウェッジウッドの運営母体である「ウォーターフォード・ウェッジウッド」は、他にもロイヤルドルトンやロイヤルアルバートなどを傘下とし、とても大きな会社になっています。
2009年に事実上経営破綻してしまいましたが、アメリカのKPSキャピタルパートナーズが親会社となり見事再建。
ジャスパーウェアやワイルドストロベリーなどの伝統あるシリーズから前衛的な新作まで、多くのコレクションを持つブランドになりました。
これぞウェッジウッドの「進化」ですね。
 
イギリス好き、洋食器好きとして、これからもウェッジウッドを見守り、楽しみたいと思います
 
 

先週水曜日、駐日英国大使館・大使公邸で行われた「最上級でクリエイティブな英国料理」を楽しむ「ザ・ディナー」というイベントに参加させていただきました。

駐日英国大使館とウェッジウッドの共催という特別な晩餐会。

英国料理も料理もウェッジウッドの食器も存分に楽しませていただきました。

その様子を2回に分けてレポートさせていただきたいと思いますイギリス

第1回は主にイベント概要といただいたお料理について・・・

 

イギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリスイギリス

 

まず、大使公邸に入るとウェルカムドリンクのシャンパンと、タニア・キャッソン氏が手掛けたカナッペ(これ、写真撮り忘れてしまいました...)が振舞われ、立食形式でいただきながら、周囲の方々としばし歓談。

他の英国アンバサダーさんとお話ししたり、ウェッジウッド・ジャパンの方から今度発売されるウェッジウッドの新作のお話をしていただいたり...着席前から英国やウェッジウッドの話題で盛り上がり、楽しい時間!

 

着席後、1月に着任されたばかりのポール・マデン駐日英国大使とウォーターフォード・ウェッジウッド・ジャパンのクリストフ・ランシュー社長によるご挨拶。

 

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ポール・マデン氏、Twitterも非常に日本語が堪能でびっくりしたのですが、

この日もやはり流暢な日本語で挨拶されていました。

 

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そしてクリストフ・ランシュー氏。最近の英国は料理が本当に美味しくて、美食大国フランス人のランシュー社長もお墨付きとのこと!

ミシュランの星の数がフランスを超える年もあるそうです。

 

挨拶の後、いよいよコース形式でお料理が振舞われます

 

駐日英国大使館のエグゼクティブシェフのフレデリック・ウォルターさんを筆頭に7人のシェフが魂を込めて創作した料理はすべてこの日のために考案されたメニューなのだそう。

スコティッシュチーズ、スコティッシュサーモン、ウサギ肉、コッツォルズの蜂蜜など、英国食材を使いながらも日本の春野菜や鰹出汁など「和のテイスト」が効いており、まさにイギリスと日本の「究極」を凝縮したディナーフォーク

ウェッジウッドの食器が美しく映えるよう、見た目にもこだわった料理の数々は目で、舌で楽しめる美しいものでした。

 

イギリス振舞われた料理はこちらイギリス
 
着席前:カナッペ

ケシの実のマカロン、スモークした鱒とワサビをサンドして

山羊のチーズケーキとレッドオニオン

グースと栗のチポラータ・ソーセージ

by タニア・キャッソン シェフ
 
残念ながら写真を撮り忘れてしまいました・・・
 
そして着席後のコースはこちら↓
 
フォークとナイフ1st Courseフォークとナイフ
「早春のカルボナーラ」 by 駐日英国大使館 与儀周成シェフ
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昆布出汁とスコットランド・チェダーチーズの味が良い感じに絡み合っていました。
ウェッジウッドのジャスパー・コンランの模様の活かし方も見事です。
 
 
フォークとナイフ2nd Courseフォークとナイフ
「アカムツの生ハム うまみフォームと鴨川野菜」 by 鴨川グランドホテルTHE GUNJO RESTAURANT料理長 浜村浩一シェフ
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「うまみフォーム」はこれでご飯3杯ぐらいいけそうだなあと思うほど日本人に馴染みのある味。
なんと、鰹出汁とウェッジウッドの紅茶を使っているそうです。
 
 
 
フォークとナイフ3rd Courseフォークとナイフ
「ウェッジウッド・コンソメ」 by 駐日英国大使館 フリデリック・ウォルター エグゼクティブシェフ
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ティーカップでいただくコンソメスープ。
烏骨鶏の卵の中には色とりどりの野菜が詰まっているというサプライズ付きkirakira*
この企画の中心人物であるフレデリックシェフ、「敢えて一番難しいものに自分が挑戦した」とおっしゃっていました。
 
フォークとナイフ4th Courseフォークとナイフ
スコットランド産サーモン、きんきノブスタイル、エシャロットのサルサ、海老芋とトリュフのマッシュ マルドンシーソルト、モルトヴィネガー
by Nobu Tokyo総料理長 横山和弘シェフ
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スコッティッシュサーモンにマルドンの塩という英国食材のコンボにきんきなど和のテイストが加わります。
島国同士らしく日英の海の食材が活きたお料理は、これから発売されるウェッジウッドの新作のプレートに乗って登場しました。
 
 
フォークとナイフ5th Courseフォークとナイフ
ウサギのロースト・ブレゼ 椎茸、ハニーマスタード味噌、ポロネギ、枝豆、サラダ菜のピューレ
by The White Fox トレバー・ブライス オーナーシェフ
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ウサギ肉もまた英国らしい食材ですね。ピーターラビットのお父さんを彷彿とさせます(笑)
脂肪分が少なくさっぱりとしたウサギに甘みのあるハニーマスタード味噌、とても相性が良かったです。
 
フォークとナイフ6th Courseフォークとナイフ
イチゴのスコーン、コッツウォルズ・ハニー・チョコレート、英国大使館産夏みかんのカード添え ウェッジウッド・ストロベリー・ティー・ジンジャーエールと共に
by 駐日英国大使館 吉田龍貴シェフ
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スコーンを棒状に形成するとは斬新!さくさくとビスケット感覚で食べられました。
よく見るとアーモンドでできた蜂が乗っていてとても可愛らしいです。
ウェッジウッドの代表作とも言える「ワイルドストロベリー」の柄にとてもよく合っていました。
 
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如何でしたでしょうか?どれも見た目に美しく、ウェッジウッドの食器の雰囲気によく合うよう色や盛り付けに工夫がされています。
もちろんお味もとっても良かったですよ!
英国の食材も和の食材もふんだんに使っているため、英国料理のコースでありながら日本の懐石料理に近いものでもありました。
 
次回もこの"The Dinner"についてレポートしたいと思いますイギリス
次は英国大使館のインテリアやウェッジウッドについてもう少し深く踏み込みます!

 
英国スコットランドの詩人、ロバート・バーンズをご存じですか?
スコットランド(というか英国全土?)では知らない人はいないほど著名18世紀の国民的な詩人で、スコットランド民謡には彼の詩がつけられた歌が沢山あります。
日本でもお馴染みの「蛍の光」の原曲"Auld lang syne"(スコットランド語で「古き昔」という意味、英語に訳すと"Old long since")の作詞者もバーンズです五線譜
 
ちなみに「蛍の光」は日本では閉店音楽の定番だったり紅白歌合戦のエンディングで大合唱されたりと「別れを惜しむ曲」のイメージが強いですが(実際そういう歌詞ですし)、原曲"Auld lang syne"に於けるバーンズの詩は寧ろ「旧友との再会を喜び酒を酌み交わす」という内容で、ほぼ真逆です。
歌われる場面も結婚式や誕生日会など、昔からの友人が集まる祝い事の席が多いのだそうキラキラ
 
そんな「スコットランド人の心」と言っても過言ではないバーンズですが、スコットランドでは彼の誕生日である1月25日付近に「バーンズ・ナイト」と称した宴が開かれるそうです。
スコットランド料理の「ハギス」(羊の内臓やスパイスを羊の腸に詰めて蒸した伝統料理)を食べ、スコッチウイスキーを飲みながらバーンズの詩を読み、バーンズ作詞の歌を歌い、バーンズを祝福するイベント。
祝日でこそないものの、スコットランド人にとってはクリスマスやイースターに匹敵するほど重要な日なのだとか。
 
私がバーンズ・ナイトを知ったのはごく最近ですが、彼の詩がつけられたたものを含めスコットランド民謡はとても好きなので、知ったからには何かしたい!と思い、1月25日にはこっそりスコッチウイスキーでお祝いしましたオールド

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それにしても、1詩人に対して国(スコットランドは独立した国家ではありませんが、ここでは「国」と考えます)をあげて生誕をお祝いするなんてすごいですよね。
いくら著名な詩人で、馴染みの唱歌の作詞も多く手がけているとは言え日本で「北原白秋ナイト」などはないですからね笑
バーンズがいかにスコットランド人の魂に密着する詩を創作して、現代でも親しまれているのかが伺えますスコットランド
 
 

英国アンバサダープログラムよりご招待いただき、ブリティッシュカウンシル主催の「英国スイーツワークショップ」に参加

伝統的な英国菓子「レモン・ドリズル・ケーキ」の作り方を教わりました

 
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「drizzle(ドリズル)」には「霧雨」「液状のものをふりかけて湿らす」といった意味があり、「レモン・ドリズル・ケーキ」は文字通りレモンシロップを染み込ませたしっとりとしたお菓子です。
 
おろし金で細かくおろしたレモンの皮をたっぷり生地に混ぜたパウンドケーキに、レモン果汁と砂糖で作ったシロップをかけるだけ。
作り方はとてもシンプルで自宅でも是非挑戦したいです
 
このイベント、ブリティッシュカウンシル主催とだけあってレシピなどが書かれたテキストは英語、ワークショップも英語で進行します。
 
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普段はブリティッシュ・カウンシルで英語を教えているJade先生が分かりやすくナビゲーションしてくださいました。
 
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※Jade先生のお写真は許可をいただいて掲載しています
 
ただケーキの作り方を教わるだけでなく、このイベントに参加した動機やアフタヌーンティーの体験談を英語で発表する場もあり...
仕事以外で英語を話すのが久々すぎて若干緊張してしまいました(笑)
 
4人1テーブルで協力してケーキ作りをする際の会話もなるべく英語で!とのことで頑張りました
仕事柄普段から結構英語は話す方ですが、こういう場でのフリートークとなるとタジタジで...仕事で使う英語が如何に定型文になっていたか痛感。
 
 
英語もケーキ作りも奮闘し、完成後はお待ちかねの試食タイム
 
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甘いしバターたっぷりだけど、爽やかなレモンの風味のおかげで重さを感じず、いくらでも食べられそう。
 
それにしても英国人はレモンが好きですね。
このレモン・ドリズル・ケーキ以外にもレモンパイやパンに塗るレモンカード(レモンにバター・砂糖・卵を混ぜてペースト状にしたもの)など、英国の伝統的な食べ物にはレモンを使ったものがたくさんあります。
そんなにレモンが採れる国でもないのに(笑)
 
ちなみに試食時の紅茶はトワイニングのダージリン(ティーバッグ)でしたが、ダージリン特有のフレッシュな香りはあまりなく...
ダージリンと言ってもオータムナル(秋摘み)メインのブレンドだろうな。
まあティーバッグだし過度な期待は禁物。
 
 
ダージリンはダージリンでも春摘みのファーストフラッシュあたりを合わせたい!
そしてちゃんと茶葉で入れたい!
と思い帰宅後リベンジ。
 
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ああ~、やっぱりこのフワッと広がる花のような香り(花束を胸に抱いた時の香りに似てる)、レモンの爽やかな風味によく合うわ~紅茶 rainbow
食器は大好きなエインズレイのエリザベスローズでSAYU イングリッシュローズ
より英国感を出すために陶花とフラワーフェアリーズの小物も出してみました。
 
やはりこういう英国を感じる時間は私にとって心のエッセンスですイギリス
 
 

ブログをしばらく放置している内に年が明けてしまいました。


もう新年の挨拶をするような時期でもないので、とりあえず寒中お見舞い申し上げます。


さて、2017年が4%ほど経過したとある日...

実は、我が家に英国アンティークの家具をお迎えしてしまいました!

 

じゃじゃーん!

飾り棚付きのライティングビューロー

1920年代のものだそう。

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遠い昔の遠い国から我が家へ来てくれてありがとう、という気持ちです

私のコレクションであるティーグッズがあまりに食器棚の場所を取りすぎていたので、一部こちらへ移動しました

2段目は英国縛り

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左右はエインズレイの陶花&ティーカップ、真ん中は1800年代のコープランド(現スポード)のプレートです。

まだまだコーディネートしきれてないので(一番上の段なんて無造作にポット置いただけだし)、これから模索していきたいと思います。

定期的にディスプレイも変えて楽しみたいです

 

このライティングビューローに使われている木はオーク。

ヨーロッパに多く生息し、イギリスアンティークでも最もよく見かける木材です。

堅くて丈夫であり、虫が嫌うタンニンを多く含むので家具に適しています。

 

実は英国にはこのオークにまつわる逸話があるのをご存じですか?

時は1651年、清教徒革命でチャールズ王が処刑されました。

息子のチャールズⅡ世皇太子も処刑対象でしたが彼は逃亡の末ボスコベル館という館に逃げ込み、その庭にあったオークの木に一晩隠れて追っ手をやり過ごしたそうです。

その後チャールズⅡ世は1660年の王政復古で見事王位に就いています。

 

彼が身を潜めたオークの木は後に「ロイヤル・オーク」と呼ばれ、

今でもボスコベル館の庭にはロイヤル・オークの子孫の木があり、

多くの観光客が訪れているのだとか。

 

この逸話にあやかって「ロイヤルオーク」と名付けられた戦艦は第一次世界大戦で大活躍しています。

また英国を含め、英語圏の国には「Royal Oak」 と名付けられた地名が多数あります。


オークはヨーロッパ全土に生息している木ですが、イギリス人にとっては特別な存在のようです


オーク製の英国アンティーク家具、一生大切に使いたいと思います

 

 

 

 

先週土曜日、BRITISH MADE青山本店で行われた「ブリティッシュ・コレクターズ・マーケット」へ行ってきました。

コレクターズ・マーケットということで、イギリスの古着や雑貨、喫煙パイプ、眼鏡など、バイヤーさんが買いつけて来た個性溢れる品が並びますイギリス

 

会場に到着するとユニオンジャックを掲げた可愛らしい車が。


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こちらではホットスナックを販売していました。

 

建物内で行われたこじんまりとしたマーケットは程良い混雑具合。それ故無遠慮にバシャバシャ写真を撮る雰囲気でもなく、会場内の写真はないのですが

紅茶やヴィンテージの衣料品・帽子、古本・・・目移りするものばかりでしたが、今回の戦利品はこれビックリ 

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イギリスの郵便局で配達の仕分けに使われていたバッグ(ポーチ?)。

レプリカではなく本物ですkirakira*

この「First Class Franked Mail」と書かれた赤い袋は速達用で、普通郵便は「Second Class」と書かれた緑色の袋を使っているらしいです。

ちなみに「Franked Mail」は料金別納郵便のことで、イギリスのポストの投函口は「Stamped Mail(切手の貼られた手紙)」と「franked mail(料金別納)」に分かれています手紙

つまり、私が購入したバッグは料金別納の速達専用袋ということですね~。


裏側はこんな感じで配達に関する注意書きが記されています。

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さて、何に使おうかな。

仕事の書類をまとめるのに良いかも。

もしくは郵便物を纏める袋らしく、溜まりがちなDMの中で要るものをここに仕分けるとか。

さりげなく内ポケットが付いていて便利そうです音符

 

なかなか市販されていない英国グッズが手に入り、とても満足でした

 

寝る前の1人時間のティータイムは私にとって至福のひととき
カフェインの覚醒作用?何それ美味しいの?って感じで私にとってはまったく睡眠妨害になりません
寧ろリラックスしてよく眠れるぐらい。

昨夜はフレーバードティーが飲みたくて、中でも1番のお気に入り、英国ヒギンスのBlue Ladyをチョイス。

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グレープフルーツ、マロウの花、マリーゴールドなどの香りがとても爽やかです。

いつものようにお湯を沸かし、その間にポットを温めて...と毎度お馴染みの手順で紅茶を淹れ、さあ「いただきまーす!」と一口...。


不味い。


Blue Lady特有のフワッとした爽やかさとコクの入り混じった香りがほとんど感じられないというか...香りも味も奥行きがない...


不味い。兎にも角にも不味い。


茶葉の量も入れ方も蒸らす時間もいつもと同じなのに、なんでだ〜


私の癒しの時間、"おやすみ前のティータイム"で紅茶が不味いなどあってはならないのです!!

またBlue Ladyを今後他の方にサーブした時に「不味い」などという感想を持たれたら軽く傷つくレベルで大好きな紅茶なので、これでは困るのです!!

絶対に何とかしなきゃ


.......ふと手元を見て、この日使ったのはいつもの気合の入ったティーカップではなく、かなりお気軽なものを使っていることを思い出しました。

これ。

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雑貨屋でかなり手頃な価格(さらにセールで半額だった)で購入したセット。
わざわざカップを出すのが面倒な時のお助けアイテムとしてテーブルの上に置きっぱなしにしています。
インテリアとしても可愛いし


しかし、これ可愛いけれどいかんせん飲み口が分厚くて...

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原因はこれか!!と思い、急遽お気に入りのエインズレイのティーカップに変更。

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FARRAH'Sのトフィーを添えて。


美味しい〜
これこれ、カップに口をつけただけでいっぱいに広がるグレープフルーツの爽やかさやマロウやマリーゴールドの豊かな花の香り。
やっぱりBlue Ladyだ〜


カップが違うだけでここまで差が出るとは...
やっぱりカップ選びって大事なんですね。
飲み口が薄いものの方が紅茶の繊細な香りをより深く楽しめます。

ちなみに、今回最初に使っていたカップは飲み口の厚さが5mm以上。
エインズレイのものと並べるとその分厚さが一目瞭然。

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うーん、可愛くて気軽に使えるのはいいけど、紅茶には不向き。
カフェオレやスープなど、他の用途で活用しようと思います

とにかく、Blue Ladyが美味しく飲めてほっとした夜でした


英国を代表するお料理と言えば「フィッシュ&チップス」

ビールの入った独特の衣で揚げた白身魚(主にタラ)にモルトビネガーやタルタルソースをかけ、厚切りのチップス(フライドポテト)を添えて...
ビールと一緒にいただけば、これぞ英国パブの基本中の基本
 
私も時々作りますが、この度本格的なフィッシュ&チップスの作り方を学べるマスタークラスが開催されると聞き...
 
しかも講師はなんと、2013年に全英No.1のフィッシュ&チップスのお店に選ばれたという、スコットランドの"The Bay "のオーナー、カラムさん
 
しかも開催日はたまたま仕事が休み!
 
前回のブログ記事でお話ししたエインズレイのセミナーからまだ日が浅かったので迷いましたが、もうこれは行くしかないでしょ!と思い参加を決めましたkirakira*
 
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楽しいトークと実演で美味しいフィッシュ&チップスの作り方を伝授してくださったカラムさん
 
今回学んだ中で特に印象深かったのは
おさかなチップスは150℃で7〜8分、180℃で2〜3分の2度揚げ
おさかな衣生地は思っていたよりサラサラに作る(まずはビール少なめで天ぷらの衣程度の固さに作り、そこへ更にビールを加えていく)
おさかな魚を衣に浸す前に米粉をまぶす
 
このあたりですね
 
日本のジャガイモやマヨネーズに合わせて、普段と分量や作り方を変えてくださっていたのも嬉しいポイントでした
 
そして待ちに待った試食タイム
 
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試食と言っても結構なボリューム
 
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私は欲張ってタルタルソース多めを選びました



衣が繊細、サクサクで美味しい〜

ビネガーやタルタルソースをかけなければサクサク感は2時間持続するそう

テイクアウトの需要が高いのも頷けますね

 

fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*fish*

 

カラムさんのお店"The Bay"では極力地元の食材を使用しており、魚はもちろんスコットランド沿岸で獲れたもの、ジャガイモや小麦なども50マイル以内の農家から仕入れるなど地産地消に取り組んでいるのだそう。

また魚はMSC(海洋管理協議会)の厳しい審査を通過して認証された漁業から仕入れているのだとか。

一言で言うならば「エコなお魚」ですfish*

(MSCについても少し勉強したのですが、長くなるのでまた別の機会で触れたいと思います)

 

美味しいフィッシュ&チップスの作り方だけでなく、地元で作られたものを大切にする・エコへの取組みに積極的であるというカラムさんのイギリス人らしい精神にも触れることができ、この2時間で私は少しイギリス人に近づけたんじゃないか??という錯覚を軽く起こしました笑

 
 
 ちなみに、試食タイムにはビールの試飲も行ってましたよ
 
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Tiny Rebel BrewingのIPA2種をいただきました

カラムさんはフィッシュ&チップス作りに何故かアメリカのエールを使っていましたが、ここではしっかり英国ウェールズウェールズのものが用意されていましたキラキラ

 

あ~、ブログを書いていたらまたフィッシュ&チップスと美味しいビールを堪能したくなってきました~!