今年も残り約3ヶ月!
一の重:「祝い肴(ざかな)」
二の重:「酢の物・口取り」
三の重:「焼き物」
与の重:「煮物」
五の重:「控えの重(何も詰めない)」
一年が過ぎるのは、本当に早いですね。
スケジュールも年末の予定を見越して、今のスケジュールを組み始めている今日この頃。
先日、昨年からアンバサダーを務めさせて頂いた京都の『野村佃煮』さんの〝2017年京の伝統おせちプレス発表会〟にお招きいただき、参加して参りました。
昨年同様、株式会社 野村佃煮 代表取締役社長の野村 啓介氏のお話を伺い、京都で1931年に創業してから現代まで、惣菜、佃煮、おせち、お弁当などを作り続け、京都の女性の台所を支えて来た歴史を持つ実績をご説明頂きました。
今年も、野村佃煮さんのおせちは華やかなラインナップ。
昔の様に各家庭で作る時代から、共働きや少子化、核家族化となると、時間的にも経済的にもおせちは買った方がお得という様な家庭状況が、ほとんど。
こんな風にバリエーションやポーションのパターンが豊富だと、本当に助かりますね。
今年は、どこも一段重のおせちを用意する所が、多いという話を巷で聞きつけていましたが、野村佃煮さんもご用意がありました。
ちなみに商品は「祇園」23品で10800円と金額的にも書いやすい金額ですね。
また、私も個人的に毎年そうしているのですが、31日に必ず違うお店のおせちを2つ買います。
1つは大晦日にオードブル的に食べるおせち。
もう1つは、年明けの本当のなおらい料理としてのおせち。
なので、大晦日に食べる物は、洋風なお料理が入った様な物を買う事が多いので、野村佃煮さんのものだと「ゆく年くる年」33品16200円という商品があったので、ちょうど理想的。
年に一度のおせち料理なので、豪華な商品も見てしまうと心惹かれますね。
萬松洞33品3段19400円も魅力的でした。
ちなみに〝おせちの重〟は本来5段。
一の重:「祝い肴(ざかな)」
二の重:「酢の物・口取り」
三の重:「焼き物」
与の重:「煮物」
五の重:「控えの重(何も詰めない)」
というのが正式だったそう。
時代と共に変わるのも食の文化ですね。
近年では5段のお重を見る事は、ほぼありませんね。
プレス発表会では、野村佃煮さんのおせちの一部を試食させて頂きました。
「田作り」は豊年豊作・五穀豊穣、「栗きんとん」は金運・勝負運、「海老」は腰が曲がるまでと長寿祈願、「たたき牛蒡」は家内安全・一族安泰などなど、全てに意味がある祝儀料理の数々。
お雑煮は、白味噌仕立てで焼かない丸餅は、京都の定番ですね。
お雑煮は地方ですね本当に様々。
関東はすまし仕立てで、お醤油をつかいますし、具材もそれぞれで、本当にお雑煮は面白いです。
京都食材で、個人的に大好きなのは、「丹波産 大黒 本しめじ 」
絵に描いたようなきの子で、愛らしく美しいそのフォルムが印象的。
そういえば、昔、京都で初めて「丹波産 大黒 本しめじ」の生を見た時は買って帰りたい衝動にかられましたね。(笑)
どれもとても美味しく仕上げられていました。
そろそろ、年末年始にかけておせちにどちらのを買うか考え始めても良い時期になりました。
人気商品は、どこも早目に売り切れるし、考えなきゃです!
まだ、おせちを買った事がない方、お正月くらいは日本の食文化をしっかりと楽しんで見てはいかがでしょう。