体調の浮き沈みは少なからず復活している。

特に月曜がシンドイ。

土日が終わって清々しい気持ちは一切ない。

上手く気持ちの切り替えができなくなっている。

自分が何を楽しみにしていたのかすら

最近は分からなくなっている。

 

家族がいる以上、土日祝日は休む。

そして、子供たちには思い出を作りたいし

妻には平日できないことをしてあげたい。

そんな当たり前のことでさえ難しさを感じる。

 

気持ちひとつと言ってしまえばそれまで。

その気持ちの切り替えが上手くできないと、

こんなにも苦しいんだなと思う。

まあ、今更なんだけど。

何年も付き合ってきた不器用な頭のせいだけど。

 

今、仕事は多忙を極めるを超えている。

これが夏過ぎまでは確実、下手すれば年内は続く。

上司や同僚は上手く休んで、とか

何かあれば言ってくれれば、とか言う。

 

上手く休めって彼らの言い分を聞けば、

結局は会社中心のライフスタイルにする他なく

それはできない。

家族がいて午前中寝て、午後出社して、夜遅く帰る。

矛盾だらけで苦笑いすら浮かばない。

 

何かあればって彼らは言うけれど、

こちらの要望に、求めるレベルで仕事をしてくれるのは

ほんの1人か2人で安心してお願いできる人が

ほとんどいないのに、どうしろというのか。

会社の名前に傷がつくだけではなく、

クリエイティブの人間にとっては、

今後の印象に大きく関わるということを

彼らは知らないし、知ろうともしない。

「あの仕事をやった彼」という印象は

そう簡単に拭えるものではない。

 

結局は負のスパイラルに陥っているわけだけども

ここまで来たら、どこかを諦めるしかないんだろうな。

そうなるとクリエイティブの人間であることを

どこかで見切りをつけなきゃいけないんだと思う。

 

前までは誰も分かってくれない…

なんて思っていたけど

立場違えば考え方も違うし、

そもそものレベル感も違うし、

どこかで割り切らなきゃなとは思っている。

それが難しいんだけども、だ。

 

何を書きたいのかよく分からないので、この辺で。

たまにはタイトルに見合ったものでも書こう。

 

前提として既に体調不良という症状が出ていたことを

加味してお読みください。

 

その1

子供が生まれたばかりのときに

ド深夜撮影の立ち会いを命じられる。女性の上司に。

「みんなで交代でやろう!今回は君!」みたいな感じで。

それも、その当日に。

その前から地味な体調不良が続いていて頭痛がヒドくなる。

なので「ちょっと頭痛しててスミマセン、無理です」と言うと

「今回はしょうがないけど、体調管理をしっかりして」と

ありがたい言葉を頂戴し、即日ダウン。しかし、病院に行かず。

 

その2

転職後、入社1年ちょっとでの昇格を口約束されていたが、

唐突になかったことになる。

その1ヶ月後、あり得ないキャリアの人が入社。半年で部長職に。

ああ、これが昇格を反故にした理由か、と。

当然のことながら彼に対して反発をするも体調はついていかず。

それから社内的に俺にはやらせないと言っていた仕事の

ディレクションを彼から指名されるも断る。その際に言われたひと言。

「仕事をやってるって言ってるけど、認められてないよね。

 この仕事をやり切ったら認められると思うんだけど。

 期待しているからこそ言うんだよね。

 これからは、そういうこと(断るなど)を言わないで」

直後に頭を冷やすため、外出するも外出先で動けなくなる。

即日ダウン。鬱病発症。

 

その3

一度、寛解する。その時期、自分でも悪いとは思うが、

仕事を断らなかった。

(正確に言えば、前述通り社内の雰囲気的に断る=悪)

しかし、例の部長職と仕事をすると基本的にダメ出しの嵐。

日中は鬱々と仕事をし、深夜になると能弁になる日々を過ごす。

ある日、何かがおかしいと気付く。

妻に同行してもらって病院に行く。躁鬱発症。

 

その4

約2ヶ月で10本近いプレゼンの企画書作成をする。

(うち自分じゃなくてもいいものは半分くらい)

最後の1本のとき、企画書を作っていると

自分が自分ではない感覚に襲われる。叫びそうになる。

誰も助けてくれない状況だったので、なんとか形だけ作る。

数週間後、ダウン。

 

その後は、自己管理を徹底しつつ転職する(笑)。

昨夜、ようやく話せた。

カミングアウトもした。

 

結論から書けば、なにも理解もしてないし、

なにも改善をしていただけなかった。

 

早い話が重たい仕事は全部やらなきゃダメ。

軽い仕事は外注に丸投げOK。

 

求めていたのは、そうじゃない。

ちゃんと希望は伝えていたけど全却下。

 

俺が担当する専門領域が、

社内で一人になるからしょうがない。

 

しょうがなくない。

俺が死んじゃう。

 

カミングアウトもしたけど、

「それって、どうなるの?」

「帰れる時は、帰っていいんだからさ」

理解の域を超えてる模様。

 

軽くジャブで話をする前に、立ち話程度に

「今まで心の病になった人いますか?」

って聞いたら

「いや、それは俺らは弱いやつだと思ってるから」

「大変な業界なの分かってて、やるなよ(働くなよ)」

と言っていたので理解はしてもらえないだろうな

と思っていたけど、本当にそうで笑った。

 

つくづく思ったのが、

俺って会社員に向いてないんだな、と。

そういうことでフリー計画、再始動…かな(笑)。

ここ半年はプレゼン〜立ち上げ〜プレゼン(以下略)の繰り返し。

気付けば抱えている仕事も膨大になって…

 

身動きが取れなくなりそうです。

 

で、この土日、客からの追撃メールとかを眺めていると

久々の感覚が…。

 

頭がキューッとなって、胸がザワザワする。

 

コンボかよ。ダブルで来ちゃったよ。

予兆はあったんだよなぁ。

やたらと夜になると喋りだすとか。

客に対して物凄い敵意を見せるとか。

買い物欲求が凄いとか。

全部、躁のときの症状じゃん。

…ってことは鬱転も時間の問題と。

 

職場の相方さんが定年で月末にはいなくなることが

確定して、俺一人になる。

そして、どうしようもないクライアントの仕事が

やたらと増えてきている(プレゼンで獲っただけ)。

 

落ちきる前に手を打たなければ…

ということで上司にメールを打った。

 

そして、今日。タバコを吸っていると上司がいて

第一声「なぁに、悩んでんのよ。あとで話そう」

 

うん。思っているより重い話だよ。想像以上だと思うよ。

どんなリアクションをするんだろうか。

 

もうすぐで打ち合わせ(遅ぇよ)。

仕事柄、家族の理想像を考える機会が多くあります。

 

自分も2人の子を持つ親。

子どもたちに何をしてあげられるか…と考えてみるものの

きっと空回りしているんだろうなと思うことがしばしば。

 

ふと自分が子どもの頃、楽しかった思い出を考えると

どこかに出掛けたことよりも

休日の夜に、家族でトランプやUNO、ゲームで

遊んだ記憶が真っ先に思い出されるんです。

 

つまりは、そういうことなのかもしれません。

一緒に遊ぶことはもちろんですが、

一緒に食事をしたり、お風呂に入ったり…

そんな「些細なこと」が大事なのかもしれません。

 

だから…という訳ではありませんが、

ふだん夜が遅い分、カレンダー通りに休んで

子どもたちとの「思い出」を作りたいなと。

 

それは、きっと親にとっても「思い出」になるんだと思います。