無事、手術を終えて退院しました。
全身麻酔での手術を希望していた為、大きい病院での手術でした。
産科病棟入院の為、周りは赤ちゃんを抱っこするママやお腹の大きい妊婦さんばかり・・・
つらくて病院での手術の説明のときも泣いてしまいました。
でも先生によると同じ日に流産手術の方が四名いるとの事。
2人部屋だったのですが、病院側の配慮からか同室の方も同じ手術でなんだか心強かったです。
手術前日に入院し、子宮口を広げる薬を子宮の入り口に入れます。
痛いときいていたのですが、痛みもなく夜もぐっすり眠れました。
手術当日は恐怖との戦いです。
まず麻酔をききやすする筋肉注射をするのですが、これが痛いです。KLCでの黄体ホルモンの筋肉注射なんかよりずっと痛いです。
この注射をするとなぜか私の場合立ちくらみがあり、車椅子で手術室(分娩室)に移動し、麻酔をします。
生まれて初めての麻酔・・・
まず一本点滴の管から注射をされるとすご~く手がしびれるんです。その後、次の薬を管から注射すると口の中に生まれて初めてのなんともいえない感覚が起こって寝てしまいます。
なんだかドラマの毒殺?みたいな気持ちになって恐かったです。(初めてだったからだけれど)
麻酔がきれてからもねむくてねむくて・・・でも先生の話とかところどころ覚えていて、後で先生に確認すると内容もあっていたので、記憶はあったみたいです。
麻酔中に痛い~痛い~麻酔追加してよ~って叫んだような気がするのですが、朦朧とした意識での事のようで、あとになってみると痛くなかったような?
でも先生方には本当に恵まれました。流産とわかっても私の気持ちが手術をする決意をするまで何度も何度も人も変えて機械まで変えてエコー検査をしてくださったり、流産経験のある先生の為、気持ちをすごく理解して下さいました。
この先生に出会えたから手術に踏み切れました。
本当に心から感謝しています。
やはり医師との信頼関係は大事ですよね。本当に素敵な先生でよかったです。
もちろん流産してからずっと泣きっぱなしでした。でも手術を終えて今は、いい経験ができたとも少し思えるようになっています。
切迫流産で苦しんで入院したり手術することになったり・・・私は少し強くなれました。
家族には子供はしばらく考えられない・・・みたいな弱音をいってるけれど、またがんばれるかな?って気持ちも本当は少し出てきています。
お腹の赤ちゃんには本当にやどってくれて感謝しています。
これからは、この経験をばねに生きて生きたいです。
もちろん不安もいっぱいですが・・・・
先生方本当にありがとうございます。そして支えてくれた家族に感謝です。