お茶のある暮らし/茶屋すずわ 渥美慶祐

お茶のある暮らし/茶屋すずわ 渥美慶祐

静岡にあるお茶と暮らしの店、茶屋すずわ。
店主がどこかでしたお茶の時間について呟きます。

仕事ができるとか、見た目が良いとかではなく、良い空気を纏う人がいる。

 

言葉にはできない不思議な魅力はきっと心底自分の人生を歩んでいるかいないのかなように感じたりする。

 

花は誰かに見てもらうために綺麗に咲いてるわけじゃない。

 

内から溢れる美しさは植物や鉱物が自然に教えてくれる。

日本三大玉露産地のひとつ静岡の朝比奈の碾茶を原料とし、上質な抹茶をコクのあるミルクで仕上げた抹茶ラテです。

 

濃厚な抹茶の香りが広がり、仄かな苦みと甘さが口いっぱいに広がります。

 

クリスマスのちょっとした贈り物、クリスマスのドリンクの選択肢としてもお勧めです。


大福茶(おおぶくちゃ)の起源は平安時代、京都の六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)を創建した空也上人(くうやしょうにん)から始まります。天暦5年、疫病が広まり都でたくさんの人々が病にかかりました。空也上人は、疫病退散を願って梅干を入れたお茶を病人たちに飲ませたところ、疫病がおさまりました。
時の天皇の村上天皇もこのお茶にあやかり毎年お茶を服されるようになりました。
このお茶が「皇服茶」大服茶」と呼ばれるようになり、時とともに「大福茶」と縁起の良い字があてられるようになったとされています。

 

無病息災を願い新年を祝う大福茶。
縁起の良い金箔が浮く香り高いお茶で大きな福を祈りながら
新しい年の始まりに大切な方と共にお茶の時間をお楽しみください。
 

 

新緑の季節が美しくて、時が止まって欲しいと思っているのは私だけでないはず。

 

ひと雨毎に美しさを増す植物たち。

 

自分もそんな風に成長していかないとです。

 

本日発売天然生活6月号「私をいやす、お茶時間」に掲載いただきました。

 

様々な方のお茶の楽しみ方が載っていますので、ぜひお茶のお供にしていただけましたら幸いです。

 

 

 

 

 

本質を見るには表面よりも根っこを見る能力を鍛えないとだめだ。

と、お茶修行時代のお世話になった方に言われたのを根っこをみて思い出した。

 

流れに乗りそうになる時は自分のやりたいことを今一度考える。

 

 

花はどこにでも咲く。

 

土にでも、水中にでも。

 

次はあなたの心に咲かせられるように。

 

パラパラと桜の花も散り始めてきましたね。

先日、桜が何で川沿いに多く植えられているのか⁇

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と、聞かれて調べてみたら、江戸時代に川がよく氾濫するので、土手に桜を植えることにより、花見見物に来る人を増やして踏み固める事で増水に耐えられる土壌を作ったのこと。(警視庁のサイトより)

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先人の知恵素晴らしいですね。

桜が終わると次は新茶の季節です。

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萌黄色に広がる茶畑も良いものです。

静岡に遊びに来てください。

 

春が来るようで冬のような気温が続く今年の陽気。

 

本日の静岡は冷たい雨がパラパラと降っております。

 

寒く乾燥した冬を越え、染み入るように降るこの時期の雨を『花の雨』とも呼ぶそう。

 

ひと雨毎に、新芽たちは膨らみ花を咲かせる準備をします。

 

雨の日をネガティブに捉えず、花を咲かせる必要な事だと思えば前向きに進むことができそうです。

 

いつかは自分自身に小さくてもよいので綺麗な花を咲かせてみたいものです。

 

ではでは、雨降りの今日も花を咲かせる準備だと考え精一杯生きましょう。

 

 

日本の『包む』という文化は700年代の奈良時代にはあったそうです。 

 

包むという字は子がお腹の中にいる母親の形からできたともいわれています。 

 

大切に包み贈り物にする。

 

おっさんがおっさんにもらう贈り物としては可愛すぎますが包むっていいですね。