みなさんこんにちは!
COMMON TIMEららぽーと東京ベイ店です
インフルエンザも流行っていますので、皆様もお気をつけくださいね
さて、COMMON TIMEが扱っているブランドの中には、ブランド名以外にそのブランドを象徴するロゴを冠しているものが多くあります。
今回はそんなブランドの象徴である「ロゴ」についてお話をさせていただこうと思います。
ブランドのロゴは大きく分けて、2つに分類できます。
1つは、ブランド名をそのままデザインしたもの
IWCやジャガー・ルクルトがこのパターンですね
2つめは、ブランドイメージを象徴するもの
ブライトリングやゼニスがこのパターンです
そんな中から、ブランドを象徴するロゴのその意味についてご紹介して参ります。
先ずは、
ヴァシュロン・コンスタンタン
1775年創業の老舗のロゴマークが誕生したのは1880年。
マルタ十字をデザインした有名なロゴマークですね
このマークは、時計に使用される部品の形がマルタ十字形をしていたことに由来しています。
当時ゼンマイの巻きすぎを防ぐために香箱に設けられていたムーブメントの構成部品の一つがこのマルタ十字の形をしていたのです。
もともとマルタ十字は、キリスト教の騎士修道会である聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)の象徴とされています。さらには11世紀のイタリアの小共和国であるアマルフィの象徴でもありました
実は、飛び出た8つの角には意味があるのです
それぞれの角は騎士道におけ8つの美徳を象徴しています。
・忠誠心
・敬虔さ
・率直さ
・勇敢さ
・名誉
・死を恐れないこと
・弱者の庇護
・教会への敬意
ヴァシュロン・コンスタンタンの史実に騎士団は登場しませんが、永い時計作りの歴史において
騎士道にも似た美徳を守り続けるヴァシュロン・コンスタンタン。
あらゆる歴史をくぐり抜けてきたブランドだからこそマルタ十字がより一層輝き、高貴な雰囲気をまとっているのです
続いて、
ゼニス
ゼニスのロゴは“ゼニススター”と呼ばれる星マークです
創業者であるジョルジュ・ファーブル=ジャコが散歩中に夜空を見上げ、天空の頂点に輝く星(北極星)のように最高のムーブメントを製造するという目標をかかげました。
"天頂"を意味する「ゼニス」という名前とシンボルでもある"ゼニススター"もここから由来しています。
北極星は古くから船乗りたちが航海の際の道しるべとして頼りにされていました。
ゼニスの時計はその使用者を正しい方向に導いてくれることでしょう
そして、
オメガ
とっても有名なブランド名とロゴマークですがその意味はご存知でしょうか?
オメガのロゴはギリシャ文字のΩ“オメガ”。ギリシャ文字24番目の文字で最後の文字でもあります。
そのことから「最終」や「究極」の意味でも使われます
1894年に有名な「オメガ」というムーブメントを制作し、それが後にブランド名にもなりました
Ωという文字は人の肩から上を記号化したもので、人の周りを暖かい光で包み込んでくれるという意味が託されていると言われています。
あらゆる局面でも正確に時を刻み続ける完成された究極の時計を目指したいというオメガの心の表れがこのブランド名にした最大の要因だったようですね
さて、今回ご紹介したブランド以外にも象徴的なロゴをもつブランドは数多くあります。
エドックスの砂時計やボーム&メルシエのΦ(ファイ)等々。調べてみると面白いですよ
ではでは
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