Cha-ngoku誌

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神戸・新長田の六間道商店街に再オープン予定の
三国志八宝茶とみんなで作る三国志グッズの店
Cha-ngokushiのブログ。

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『三国志で楽しく学ぶ中国語 初級編』(潮出版社)で章の最後にある練習問題の解答を作ってみました。答え合わせに使って下さいませ。


■やってみよう!今日の復習 解答■


【第四課】(P.38)

1.

①他 是 我 的 弟弟

②您 是 孔明 吗

③他 不 是 荊州 的 牧

 

2.

①hǎo

②shì

③māma

 


【第五課】(P.51)

1.

①他 叫 什么 名字

②你 快 走

③他 不 是 常山人,他 是 燕人 张翼德

 

2.

①sān diǎn    3時

②zhī dao    知る、知っている、分かる

③shén me     何、何の、どんな



【第六課】(P.63)

1.

①她 有 两 个 妹妹

②好 久 没 见 了

③我 没 有 孔明 扇

 

2.

①《模範解答》我有一个姐姐。/ 我没有姐姐。

②《模範解答》我也是军师。/ 我不是军师。



【第七課】(P.73)

1.

①曹军 很 强大

②为什么 你 不 说

③赵子龙 胆子 大,孟达 胆子 小


2.

①xí guàn

②jué de

③xiàn zài

 


【第八課】(P.84)

1.

①那 个 人 是 她 的 妹妹

②哪个 人 是 周瑜 的 老朋友

③方天画戟 是 谁 的 武器

 

2.

①献帝在哪儿?

②不客气



【第九課】(P.96)

1.

①曹操 不 会 说 上海话

②今天 不 是 五月 六号

③鲁肃 去 孔明 家 喝 茶

 

2.

①【模範解答】我的生日是四月二十八号

②【模範解答】星期五



【第十課】(P.106)

1.

①你 爸爸 身体 怎么样

②曹仁 请 我 买 一本 兵法书

③火 的 字 是 诸葛亮 写 的 还是 刘备 写 的

 

2.

①quán bù

②shēn tǐ

③bāng máng



【第十一課】(P.114)

1.

①刘琮 去 过 许都 吗?

②于吉 能 不 能 呼风 唤雨

③我 去 看 看


2.

①xiāng xìn

②suī rán

③shèng lì



【第十二課】(P.124)

1.

①周瑜 听 到 了 吴军 的 欢呼声

②温州 柑子 被 左慈 吃 完 了

③哪 艘 船 是 黄盖 的

 

2.

①【模範解答】我想吃中国菜。

②【模範解答】不是,白龙是白色。

③【模範解答】我觉得好方法。


こんにちわ。11月はなんだかめちゃめちゃ忙しくてブログ書くのが今になってしまいました。

11月3日の三国志祭に始まり、終わってすぐの成都旅行。帰ってからの書類提出などの事後処理がようやくようやく落ち着きました。

年末バタバタする前に旅行記録は残しておきたいですもんね。

 

11月、2年ぶりに四川省成都を訪れました。三国志祭に成都武侯祠の職員の方が2名表敬訪問してくださり、その返礼として成都を同行希望者を募って訪問してきました。中国は5月の広東に次いで2回目。広東は暑くてムォッとしてたけど、成都は日本と同じぐらいなので過ごしやすそう。今回も海から神戸ベイシャトルを使って関空へ向かいます。「船に乗る」って機会が飛行機に乗るよりあまりないので、30分で短いけど海の旅を楽しめるのはいいですね。途中で遠くに明石海峡大橋も望めます。

  

 

無事関空へ。各地から集まってくれた参加者様と合流し、チェックイン、出国手続きを済ませ定時にフライト。
成都へは現在四川航空と中国国際航空の直行便がありますが、四川航空は深夜着になるので中国国際航空が便利。それでも18時発、22時20分着(現地時間)と遅いですが。夕暮れの空港は夕焼けが映えて綺麗でした。

 

 

5時間のフライトは結構長いので楽しみと言ったら機内食ぐらいですが。いつもチキンばかり頼んでしまうのでお腹空いてたし今回はビーフを。ビーフって言ったらなんかステーキとか想像してしまいますけど。薄切り肉の牛めし、美味しくいただきました。

そして無事着陸。私はボーディングブリッジでなくタラップで飛行場に降り立つの結構好きなんです。

 

 

たくさんお出迎えしてくれる、パンダのふるさと・成都。おひさしぶり~。

 

 

ホテルまでは成都武侯祠の方が手配してくださったハイヤーで向かいました。

泊まったホテルはクラウンプラザ成都シティーセンター
4つ星ホテルなので部屋はとても綺麗。アメニティーも充実し、シャワーも問題なく使えます。
1部屋1泊7000円代ぐらいから利用でき、百貨店やお店の立ち並ぶ繁華街・成都春熙路歩行街にも近く、立地もとてもいいです。

 

 

 

機内食を食べたとはいえ、到着が深夜、少し小腹が空いたし、やっぱり屋台とか出てたら食べたいし。。。。
で皆でホテル出てすぐの所に出てた屋台で串焼きに舌鼓。魚介やら野菜やら、何を食べたか忘れたけど、美味しいけどやっぱり辛い。でも美味しい。でっかい焼きなすはニンニクぷんぷん。隣で屋台仲間の地元の皆さんも盛り上がってました。

    

   

 

さすがにもう遅いので、セブンイレブンで飲み物とか買って帰ります。セブンイレブンの横は張飛牛肉の看板を掲げるお土産屋さん。

そしてここにもあった「夾心の脆」(^_^;)。

 

 


またあした。おやすみなさい、晩安。

 

さて、楽しかった広東旅もあとは帰るのみ。
チェックアウトを済ませ羅湖の駅へ向かいます。
朝ご飯はコンビニで何か買って済まそうということで途中にあるセブンイレブンへ。買い物を済ませて駅へ向かおうと店を出てすぐ、1台の乗用車が私達の前を颯爽と横切る、はなさんがあっと叫び驚き顔、わたしも何があったかを悟る。。。
前を横切った車は中国の主要都市で走っているという『曹操专车』!!!曹操のタクシー!!!
はなさんも今まで中国で出会ったことなかったようで、機会があれば自分で配車しようと思ってるという、曹操ファンにはたまらない『曹操专车』が目の前に!!あっという間に曹操様は去ってしまいましたが、こんな旅の隅っこにまでミラクルがおとずれるとは。ネタ拾いすぎですね。

↓このマークが一瞬だったけどちゃんと見れた(画像は借り物)。

 

 

駅の構内で朝ご飯。日本にあんまりない焼き魚のおにぎりと三米治(サンドイッチ型おにぎり、ネーミングうまい)にしたので日本茶のペットボトルを買いました。ちなみに中国語でサンドイッチは「三明治」。ご飯食べたら初日に来たルートを逆に辿って香港に向かいます。

 

 

香港へ入るとまたオクトパスカードのお世話になります。買ったときチャージした100香港ドルではもしかして帰りのバス代が足りないかもしれないので、どこかでチャージしないといけないということになり、羅湖駅構内でずらっと並んだ換金店でも人民元でチャージできたのでとりあえず100元チャージしました。

 

 

香港への出入国手続きも無事に通過し、羅湖駅から地下鉄で上水駅まで。そこからバスで香港国際空港まで。
上水の駅を出ると空港行きのバスが停まっていたので、乗ろうと駆け寄った瞬間無情にも出発してしまいました。
なんてツイてない、と2人でがっかりしたけど、次のバスがすぐに来てくれました。しかも2階席の一番前の席が空いてるではありませんか!香港島までパノラマな景色を眺めながら帰れるなんて。こんどはなんてツイてるんだ、と2人で喜んでました。

3個●くっつけただけで何か分かっちゃうスーパースターのいる迪士尼樂園さすがw

 

 

 

香港国際空港に到着し、帰るのが成田と関空で違ったけど航空会社がお互い香港エクスプレス利用だったので同じカウンターでチェックインを済ませて出国審査へ。チェックインで荷物の重さとか全然計らなかったのでちょっと拍子抜け。先に出発のはなさんを見送って、大阪行きの便が出るまで1時間ほどロビーでゆっくり。何も食べないでおこうと思ったけど、さすがに家に着くの遅いので、朝は三米治食べたから、三明治を買って食べました。買いに行く途中めちゃめちゃかっこいい京劇役者さんの広告!もしかして趙雲?
 

 

香港空港のトイレにキャリーケースを忘れてしまうという最後に大ポカを犯してしまいましたが、掃除のおばちゃんがドアに鍵をかけてくれていて無事戻ってきました。。。あぁぁ。バカ。

 

今回は天気にも恵まれ良い旅ができました。一緒に行ってくれたはなさんありがとう。
日本に着いてこんなに寒いと思ったのは初めてでした。

 

おわり。

 

おはようございます!広東旅も3日目、今日は午前中に今回最後の広州を満喫して午後に深圳に向かいます。今日も晴れてますよ!
まずは朝のお散歩から。といってもチェックアウト後なのでゴロゴロ引きつつ。向かった先は広州で最も伝統があり大きな仏教寺院「光孝寺」。なんでも呉の虞翻が孫権の怒りを買い左遷され、邸宅にしていた場所らしい。虞翻の植えた木もあるという。


地下鉄1号線の西門口駅を出て光孝路という門前通りを真っすぐ行くと正面に立派な門が見えてきます。
中に入ってさっそく!左手にある伽藍殿の入口に
《千秋関羽表聖龕中共稱神》
と書かれています!虞翻より先に関羽様を見つけてしまった。字だけだけど。関羽像などは確認できませんでしたが、「関羽」って名前を見つけただけでうれしい!

 

 

でも今回の本命は虞翻。虞翻と言えば関羽の部下だった傅士仁を呉に寝返らせた人ですね。
寺の中には立派な木がたくさん植えられており、あれか?これか?といいながら各殿にお参りしてました。そして本殿の裏側にも大きな木があり、その下に虞翻の名の書かれた案内板がありました。これがそうなのかな?
 

虞翻が植えたとされるのは诃子树(訶子(カシ)の木)、案内板にも

『因三国时期虞翻居此寺(时为王园)时、园内遍植诃子树 时人称为诃林』

(虞翻がこの寺にいた三国時代、園内一帯に訶子の木を植えたので、当時の人は訶林と称した)
私の訳が微妙なので詳しくはこちらをどうぞ ⇒ 三国遺址探訪「虞翻祠故址」

今では訶子の実は消化不良などに効く漢方薬として用いられているようです。

 

 

そしてその先には立派な菩提樹。私は案内板を読んで三蔵法師が植えたと思ってましたが、インドの高僧・智薬三蔵さんが植えたということです。

 

そして。寺の中をウロウロしていると、見つけちゃいました桃園三兄弟。中国で「義」といえば桃園の誓いの義兄弟の契りなのでしょうか。その他「仁」「礼」「信」「智」についての故事が掲げられていましたが、すぐ誰のどの故事かは分からなかったのでゆっくり調べるのも面白そうです。

     

 

楽しかった朝の散歩、光孝寺をあとにし、また今日も早茶をしに目的の北園酒家へ地下鉄を乗り継ぎ向かいます。北園酒店の早茶は週末は9時開始だというっことで、ちょっと遅めの朝ご飯。
1号線西門口駅からひと駅戻って公園前駅で2号線に乗り換え広州火车站まで、そこで5号線に乗り換え小北駅で下車し、道路沿いを10分ほど歩くとポッと北園酒家が現れます。素敵な門構え。中に入るとラグジュアリーな雰囲気。赤のテーブルクロスが綺麗です。

  
 

こちらでもプーアル茶を頼みました。食器も洗ってみる。

 

 

【蒸玻璃素饺子】 皮が綺麗に透けて名の通りガラスのよう。干し椎茸や筍などが詰まって美味。

 

 

【香煎萝卜糕】 大根餅。弾力があって大根の苦みも少なく上品な味。とても美味しい。

 

 

【梅菜叉烧肠】 焼き豚入りの腸粉。広東に来て腸粉という料理を初めて食べ、どれも美味しかったけど、北園酒家のも感動する美味しさ。

 

 

【原蒸马蹄糕】 広州酒家で気になって2人で話題にしてた料理を、北園酒家で頼みました。クワイのことを馬蹄ともいうのですね。クワイが入って甘く固めた寒天状のデザート。広州の名物ということで、最後に食べられてよかった。

 

他の店もそうだったけど、お会計が済んだテーブルには何かしら目印の植物が置かれます。素敵な中庭のある北園酒家、店内の雰囲気もサービスも料理もクォリティー高くて満足度大だけど、値段もすごく高いという感じではなかったのでとてもオススメのお店です。

 

 

たくさん飲茶食べたなぁ。店ごとに味も雰囲気も個性があってとても楽しめました。心おきなく広州から深圳へ向かいます。

小北駅から再び地下鉄に乗って広州南駅まで。広州地鉄は最後だからとモニターで流れてた三国志モチーフの宅配ピザ?のCMも目に焼き付けようとずっと見続けてたら、最後に一回流れたので満足。

鉄道駅の広州南駅へ到着。中国の主要鉄道駅ってとてつもなく広い、大きい。ここ広州南駅もさすがにだだっ広くて人が多い。とりあえずはなさんが予約してくれた乗車券を発券し、パスポートやら荷物やら何度もチェックを受け駅構内へ。時間もあるのでお土産買ったり何かしらネタ探したり。。。

  

↓コメディアンの男性に絡む仮面の忍者赤影もどきな子供たち

和中折衷感?あふれる「白川空气の蛋糕」

 

広州、お茶に三国志に食文化に伝統文化を堪能出来て本当に楽しかったです。また機を見つけて行きたいなと思います。

 

 

そして着いた深圳北駅もこれまたデカい。外に出てちょっと離れないと駅の外観写真が撮れないという。
ここからは地下鉄4号線と9号線を乗り継いでホテル最寄りの人民南駅へ。深圳の地下鉄には女性優先車両がある!

 

 

泊まったホテルは深圳新都酒店(センチュリープラザホテル)。地下鉄9号線人民南駅出て徒歩5分弱、深圳茶葉世界まで約2分、羅湖駅までも5分程度と好立地なうえにランクも高く綺麗で、そしてお値段も一部屋6000円前後とリーズナブル!

 


少し休憩して深圳の茶葉世界へ。ほんとホテル出てスグ。広州の茶城みたいにどーーーんっていう感じではないけど、街中のショッピングモール感覚でエレベーターを上がっていくと、どーーーんと関羽様!

  

 

武夷岩茶のお店に入って、いろいろ試飲させていただきました。かわいいお姉さんが淹れてくれました。自社農園を持つ良心的なお店で、北斗、石乳香、白瑞香などを試飲。ここは神戸の岩茶荘にも茶葉を入れているということで、あとでラスボスのように現れた朗らかな女性オーナーが写真を見せてくれたりしながら談笑。更に何種類か淹れてくれたけど、私はお茶酔いしてあんまり覚えてないwww。まだまだ修行ですね。お茶ははなさんチョイスの「白瑞香」を購入しました。ここでは1斤(500g)単位でしか買えなかったので、さすがに量と値が張るので半斤づつ二人で購入しました。さすがに岩茶を飲みすぎてグロッキー気味なのとタイムアップでその店を出て、最後にお茶用の梱包用品屋さんで袋やお茶缶などを購入し、茶葉市場をあとにして一旦ホテルに戻りました。

  

 

そして夕飯は深圳在住の小三君さんとフィアンセの彼が深圳の人気火鍋店、「譚鴨血老火鍋」に席を取ってくださったのでお呼ばれ。ホテルから歩いて店に向かいます。10分ぐらいで到着。人気店なので店の外には結構な行列。中国の人も行列するんですね。


着座すると綺麗な八宝茶が胎菊、ジャスミン、サンザシ、クコなど入ってとても綺麗。茶博士?が茶芸のごとくお湯を注いでくれます。岩茶で重かった胃に緑茶ベースの八宝茶の甘さが優しい。

 
外に辛いスープが入って、中の丸いところは辛くないスープ。追加の具材はオーダー用紙にチェックを入れて店員さんに渡します。

  
鴨血!!レバーのような感じをイメージしてたけど、ツルツルで臭みもなく、辛いスープによく合う。美味しい。スープの辛レベルは私のMAXぐらいでなかなかの辛さ!四川で火鍋を食べたときもそうでしたが、中国は結構火鍋の具材にホルモンを入れるんですね。日本は肉そのものがほとんどだけど。たくさん喋ってたくさん食べて、お土産までいただいて、小三君さん本当にありがとうございました。お幸せに(*^-^*)

 

 

最後の晩餐にようやくフルーツを。生のライチ。そしてカットフルーツ。
旬のライチをほうばると甘くて瑞々しくて。極楽の果実。
はなさんに杏仁香を淹れてもらってお茶飲みながらお喋りしながら夜は更けていきました。

  

 

明日はもう帰国。ここまで順調な旅だったことをありがたく思って寝ます。  

  

   

   

    

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、お昼も飲茶に行きますよ。老舗の蓮香楼へ。
陳氏書院をあとにし、地下鉄1号線で陳家祠から長寿路まで戻ります。
蓮香楼は朝に行った広州酒家のほど近くですが、朝とは違う道の目抜き通りを通って向かいます。
目に付くのはカットフルーツのお店。瑞々しそうな南国フルーツが本当に美味しそう。

暑さで参ってたのか早く着座したかったのか店の外観の写真を撮るのを忘れましたが、縦に「蓮香楼」と大きく目に付く看板があるのですぐ分かります。

 

ちょうど混み出した頃でしたが、3階の丸テーブル席に着座。今度はすんなりプーアル茶を頼みました。
まずは運ばれてきたお茶で食器を洗うのが作法だそうで。やり方分からないので適当に洗ってみました。洗ったお茶は机の上にあらかじめ置いてあるボウルに捨てます。

 

 

蓮香楼のメニュー。お値段は広州酒家より同じくらいか少し安い感じ。ここでも4品頼みました。

 

 

【上汤净云吞】 あっさり味のスープでツルツルっと食べられる感じの雲吞。生姜甘酢につけてもよし。

 

 

【鲜虾干蒸皇】 シュウマイ系頼んでないよね、と頼んだ海老焼売。こちらもあっさり食べられる感じで美味。

 

【八宝糯米鸡】 豚肉や椎茸やその他いろいろ入った中華粽。包んでいるのは蓮の葉?とっても美味しい。

 

 

【凤凰流沙包】 デザート系。ふわふわの皮に包まれたカスタード饅頭。プーアル茶とよく合います。

 

 

横のテーブルでは友達なのかそうでないのか、単なる常連なのか、代わる代わるおじさんたちが相席で料理を楽しんでました。石焼春雨みたいなのめちゃ美味しそうだったw。おじさんたちの中にすでに故人の私の旅の師匠に生き写しの人がいて、あぁ、生まれ変わったらこんな感じで大好きな中国を堪能しはるんやろなぁ、と感慨深かったです。広州で会えるなんてミラクル!

  

 

蓮香楼の味付けは広州酒家に比べるとあっさり目な感じでした。

蓮香楼の1階はお土産物売り場になっており、蓮香楼のクッキーやその他お菓子など買うことができます。

お腹もふくれ、次の目的地に行くべく、蓮香楼を出発。
 

私が広州で皆が飲んでいるという「涼茶」を飲んでみたいと言ったので、はなさんが調べてくれて、行く途中にある涼茶スタンドで涼茶体験。「涼茶」とは暑い広東や香港で、体の温度を下げたり、調子を整えたりする漢方のお茶。効能などにより何種類かあるようです。私はオーソドックスな一番上に書いてあるものを頼みました。カップかボトルかを選べ、持ち歩きようにボトルを選ぶとボトル代が加算されます(ここでは2元)。早速飲みましたが、思ってた通り美味しい飲み物ではなくて、苦い。良薬口に苦し、薬だと思えば大丈夫だけど、飲み干す、のは初心者にはなかなかツラいです。効能とか身をもって分かって飲み慣れたら好きになるかも。

 

涼茶を堪能し、改めて広州芳村の茶葉市場へ向かいます。蓮香楼から歩いて20分ほど、地下鉄1号線の黄沙駅から乗り芳村駅へ向かいます。汗をガンガンかく、という感じではなかったけど、外はめちゃめちゃ蒸し暑い。涼茶の効き目がどうか分からなかったけど、楽にはなっていたのかも。

 

芳村駅を出て茶葉市場までは大通りをひたすら真っすぐ徒歩で15分ほど。ひたすら歩くってなかなかしんどい。途中で見かけた自動販売機。児童書から教科書のようなものまでいろいろな本が入ってます。見た瞬間にこれもミラクルの一つ?らじおちゃの本自販機むらやさんエロ本話で盛り上がり(当たり前ですがエロ本は入ってなかった)、さらに歩いていくとお茶のお店が並びだしました。もうすぐ。ほんと暑いけど雨降ってなくてよかった。

  

 

ようやく到着しました広東芳村茶業城。茶聖・陸羽像と童子。三国志でもそうだけど、老師とか隠者とかには必ずお利口な童子がついてきますね。

 

 

中に入って真ん中の吹き抜けから見渡すと大紅袍、鳳凰単欉、台湾茶、福建白茶、安渓鉄観音、緑茶、、、色んな茶の名前が見えます。お茶の店を探すべくうろうろすると、やはり普洱茶(プーアル茶)のお店が多い様子。飲茶での普洱茶の需要が多いからでしょうか。そして通路の至る所に小青柑(小さい蜜柑に普洱茶を詰めたお茶)がドーンと積まれています。1階、2階は茶葉の店、3階は茶具の店が入っていました。平日なのでガランとした様子。

 

 

広東の茶葉市場はメインの芳村茶城の周辺にもいくつか茶城があり、全部回るのは結構大変。陸羽像の後ろに見える茶葉市場にも行ってみました。

 

 

そこでは私が広東で買いたかったお茶、広東省の英徳紅茶。そのお店があったので入ってみました。英徳紅茶は私が初めて飲んだ中国紅茶。広東のお茶なので是非買えればと思っておりました。もともとどこでも紅茶だけを取り扱っている店は少ないですが、広東の紅茶なのに思ったより専門のお店は少なく感じました。気さくなお姉さんにスマホと筆談で話しながら4種類ほど飲ませてもらい、飲んだ中で一番高いものを半斤買って帰りました。

 

 

その次に入ったのが芳村茶城の大きな道路側にある安渓鉄観音のお店。ここでは今年の春茶を値段別に2種類、いい値段のお茶葉は清香と濃香を、そしておまけで35年物の鉄観音を飲ませていただきました。若いお兄さんが店主のようです。爽やかで甘い春茶の香り。飲んで美味しかったので清香の新茶を1斤購入。お店で茶葉も小分けにして売れればいいなと思います。

 

 

広東芳村茶業城と大きな道路を挟んで向かい側にも大きな茶葉市場がありました。

敷地内をよさげなお茶屋さんはないかとウロウロ。そのうちにだんだん空が曇ってきました。

ようやくここにきて雨!満を持して持ってきた傘を広げたのは後にも先にもこの時だけでしたが。

 

 

ちょうどはなさんが目をつけた鳳凰単欉のお店があったので、そこに入ることに。

ここでは蜜蘭香、八仙香を飲ませていただきました。

茶盤の前に着座してしばらくすると風雨が強くなりだし、店のお兄さんとお姉さんも凄いねーと顔を見合わせていました。そんな折、ゴロゴロゴロピカッツ!と雷が!そして目の前を見ると見たことある物体が!劉備の茶寵ではないですか!「君と世だ!」というタイミングを逸してしまいましたが、偶然としてもスゴイ、ミラクル。

 

 

茶城を跡にする頃にはもう雨も上がり、外はすっかり黄昏時。
お茶も持ち歩くのは大変なので一旦ホテルに帰ることにしました。
帰る道中、はなさんにTwitter経由でとある情報が入ったと。
広州の五つ星ホテル、花園酒家に三国志をモチーフにしたレストランがあるよ、ということです!
その日の晩ご飯は腹具合によって決めようということで、事前に決めてなかったこともあり、
そんなに遠くないし、せっかくなので行ってみようということになりました。まさかまさかの三国志レストランへ!


花園酒家、さすがに五つ星、豪華なエントランスに入るとめちゃめちゃいい匂い~。
エレベーターに乗って3階にある中華レストラン『桃園館』へ。

レストランの入口の両サイドに何かオブジェが。右側のウネウネしたものを見たときは気づかなかったけど、左側に青龍偃月刀らしきものがあるではないですか!ということはウネウネはやっぱり蛇矛!

 

 

入ってすぐの通路両側に桃園結義と三戦呂布のタイルに描かれた巨大画が。愛嬌のある絵柄で結構大きくて迫力。

 

 

着席後お茶のオーダーを聞かれたので、ここはアルコール類はおいていないのかも。
お茶の種類はちゃんと確認できませんでしたが、緑茶、青茶、プーアル茶など結構種類も銘柄も豊富。
今回緑茶を飲んでないね、ということではなさんは信陽毛尖、私は碧螺春を頼みました。
ウォーマーの上にドカッと乗せられたピッチャーからティーカップにお茶を注いで飲むタイプ。お茶がなくなれば一度下げてお湯を足してくれます。結構量もあるので、2人なら1ポットオーダーでいいかも。
緑茶の優しさが落ち着きます。味もしっかり美味しい。ウォーマーの火の上に乗りっぱなしなのでお茶が沸いてしまうのが少し残念。

 

メニューには三国志の挿絵が入っています。アラカルト料理には三国志にちなんだ料理はなかった(と思う)ですが、洗練された広東料理がいただけます。

 

  

 

コース料理、『三国美食尊享套餐』。こちらは「草船借籠」、「三英戦呂布」、「諸葛錦嚢」など三国志の名前を冠した料理が出てくるようです。4人で1288元、1人頭6000円弱ぐらいでしょうか。4人で広州に行く折が今後あるか分かりませんが、そういう機会があればちょっと値が張りますが行ってみたいですね。

 

華佗の関羽右腕手術の絵。黒髪の若い華佗をあまり見ないので。関平りりしい。

 

【鲜莲耳楡炒香芹】 セロリと蓮の実、黒木耳の炒め物。ハスの実のホクホクとセロリのシャキシャキ監事がとても美味しい。

 

 

【桃園虾饺皇】 海老の蒸し餃子。桃園ってことではないと思いますが3個入り。食べるのがもったいないくらい綺麗。

 

 

【柚皮梅菜扣肉】 豚バラ煮込みの上に梅菜、柚子の皮の白いところ?のようなフワフワしたものが乗って、それがまた煮込みの汁を吸ってとても美味しい。何かしら曹操的な要素をと、梅。。。(#^.^#)

 

【瓦撑腊味煲仔饭】 野菜や腸詰など豪華な具の乗った広東名物の土鍋飯。土鍋で炊かれた米に具の塩梅がちょどよくて。

 

 

お腹いっぱいになってお会計を済ませた後は、店の方に許可をいただいて店内を大撮影大会。

劉備だー!関羽だー!張飛だー!桃園結義だー!

   

 

孔明先生!、四面蜀歌の呉主・孫権、趙雲といえば阿斗!

   

 

個室の名前にも当然蜀将の名が。大喬の間と小喬の間もありました。

 

 

入ってすぐにある「結義亭」なるあずまや。ここでも食事できるみたい。もし『三国美食尊享套餐』を食べる機会が訪れればここで食べたいですね。

 

 

満腹、満足の2日目。なかなか盛りだくさんで体もすでにパツンパツンですが、
明日の3日目は深圳へ移動します。